あたくし小説

30代ママ、しぃの日々の諸々を書き残す「私小説」。不妊治療・子育て・映画・洋ドラ・キャリアアップ・ヲタ文化等々、好きなものを好きな時に発信中。

2017年が終わろうとしている

さて、あと2時間ほどで新年ですね。

今年は人生の転機となった年でした。58時間の難産を乗り越えてチビが誕生し、母となり、10年続けてきた仕事から離れて育児中心の生活となりました。

以前に比べたら自由はなくなりましたが、そんなこと問題じゃないくらいの幸せをもらえています。

チビは幸い、母が必死でやってるジーナ式ネントレについてきてくれて、生後3カ月で一人ねんねを修得してくれました。親孝行な子です。

残念ながら母乳は挫折することとなり、年明けから断乳開始します。でも、これでいいんだろうと思うことにしてます。

布おむつは意外と楽に続けられてます。近々レポしなきゃですね。

何より、こうして楽しく心穏やかに育児を進めていけているのは、夫の存在があるからです。ちゃんと二人体制でできているからに他なりません。本当に感謝しています(^^)

来年は、引き続き「その場しのぎの育児をしない」方針を貫徹。そして、自分の社会人としての野心も追求する年にしたいですね。

皆さま、良いお年を!!

 

ジーナ式ネントレ奮闘記③ 6〜8週目と8〜12週目をまとめて

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スケジュールの厳密な更新がいい加減になり始めた6〜8週目

さて、ここで6週目から12週目までのジーナ式奮闘記をまとめて書いてしまおうと思います。まずは6〜8週目の様子から。

日中のワンオペ育児にも慣れてきたこの時期、ジーナ式は波に乗ってきた…と思ったのですが、スケジュールの更新が少々グダグダになってきてしまいました( ;∀;)更新箇所が細かいんだよな…

 6〜8週目のスケジュールは、本来ならばこのようになっています。赤字の箇所が更新箇所です。

 

<生後6〜8週> 

07:00 起床・授乳①
08:45-09:45 朝寝
10:45 授乳②
11:45-14:15 昼寝
14:30 授乳③
16:30-16:45 夕寝
17:00 授乳④
17:45 沐浴
18:15 授乳⑤
19:00-22:00 睡眠
22:30 授乳⑥
23:00 睡眠
※日中の睡眠時間上限は合計4時間

 

睡眠の上限時間は極力守ろうとしているんですが、例えば授乳を10:45まで焦らすというのができなかった。そしてできていないまま生後12週になろうとしているっていう(・Д・)そろそろちゃんとしないと駄目だな。

そして、夕寝15分間というのが難しいです。これはまた後述します。

 で、そのままの勢いで8〜12週目に突入。スケジュールはこのようになっています。

 

<生後8〜12週> 

07:00 起床・授乳①
08:45-09:45 朝寝
10:45 授乳②
11:45-14:15 昼寝
14:30 授乳③
16:45-17:00 夕寝
17:00 授乳④
17:45 沐浴
18:15 授乳⑤
19:00-22:00 睡眠
22:30 授乳⑥
23:00 睡眠
※日中の睡眠時間上限は合計3時間半

 

できるようになったこと

まずですね、これは12週目の成果なんですが、できるようになったことはこれに尽きます。

ベッドに転がすだけで寝られるようになった!!(((o(*゚▽゚*)o)))♡

これまでは、眠くなったタイミングでゆらゆら抱っこしたり、背中トントンしたりして寝付かせることが多く、これだとどうしてもジーナの教えである「完全に寝入る前にベッドに寝かせよ」というのが守れていなかったんですね。さらに、その後覚醒してしまったとしても、すぐそばに行き、また抱っこして寝入るまで付き合って…というのがお決まりでした。

とはいえ、4〜6週目からは少しずつ、自力で寝付かせる練習を始めていました。

sissy0421.hatenablog.com

 でも成功率はまだ低く、「あーいつになれば一人ねんねができるようになるのかなあ」と悶々としていました。

ですが、12週目から意を決しました。

この子はもう一人で寝られるのだと信じることにした。眠るための最低条件を満たした状態で、寝る時間になったら起きた状態でベッドに寝かせ、おやすみと言って立ち去る、というのを毎日繰り返すことにしたのです。条件というのは以下の通りです。

  • お腹が満たされている
  • 明らかに眠そうである
  • ゲップが溜まっていない
  • 室温、湿度が適度である
  • オムツが綺麗

立ち去る時はフリではないです。私は寝室のドアを閉めて、すぐリビングへ行ってしまいます。寝室の様子はベビーモニターでわかるし、音声も聞こえるので安心です。このベビーモニターは買ってよかったな。

で!すぐに私は「チビを信じて良かった!」と思うことになります。

チビは最初こそ、「あれ?何で行っちゃうの?」と言わんばかりに「あぁーん!!うあーあ」と声を出していました。マジ泣きではなかったんですが、その一歩手前くらいの状態。ここは頑張りどころだと思い、私も堪えました。勿論、マジ泣きになったらちょっと落ち着かせに行くべきだなとは思ってましたが。

その後、「あうあうあうあう〜」というのを繰り返しながら、だんだん静かになっていく。そしてやってくる完全な沈黙。モニターの映像を見ていても、それまでずっとモゾモゾしていたのが、動かなくなっている。

ここで様子を見に行きました。そしたら、寝てる!スヤスヤ寝てる!

時間にして、立ち去ってから15分後くらいのことでした。もうガッツポーズでしたね!!

その後、朝寝・昼寝・夕寝・夜寝にかかわらず、こういうやり方を繰り返すようにしました。

チビが自力で寝入るまでの時間は、5分後だったり、20分後だったり、その時によってばらつきがあります。「あうあうあう〜」がいつまでも続いていて、今日はちょっと時間がかかるなと思った時や、マジ泣きになりそうな様子であれば、そばに行ってトントンすることもあります。ただ、そういうときもあまり抱き上げないように気をつけました。平均すれば10分程度で寝られるようになってきたのかな。

また、途中で覚醒してしまうこともあります。その時も、敢えてそばには行かず、チビが自力で再入眠するのを待つようにしました。そうしたら、再入眠もできるようになってきました!!(((o(*゚▽゚*)o)))♡

 

守れていないこと

ついに、ジーナの真髄に近づいてきたチビ。ですが、守れていないこともまだありますね。

①朝寝の後の授乳を10:45まで待てていない

これは先述した通りですね。朝寝から起きたらすぐに飲ませてしまっているんです。そろそろ引き伸ばしてみないとな…。

 

②相変わらず、夜間授乳は続けている

まだ夜間に母乳を飲ませています。ジーナのスケジュールでは22:30の授乳がありますが、これを23:30くらいに伸ばすことが多く、その後は4:00くらいにもう一度飲ませます(チビが自発的に起きるのです)。母乳だと腹持ちしないですからね。あと、授乳間隔が空くとまた私に乳腺炎の危険が降りかかってくるので…( ;∀;)

ただ、今後おっぱいは止めると決めて完全ミルクにすると決めたんですよね。

sissy0421.hatenablog.com

 ミルクは腹持ちするので、このあたりから夜の通し寝を目指すようにしたいと思います。

 

③夕寝の扱いを臨機応変にしている

夕寝を軽くすませる段階に入る週となりましたが、この夕寝の扱いが難しいんですよね。15分程度のちょい寝をうまくしてくれることがあまりないんです。

なので、チビの機嫌が良ければ夕寝をスキップしてしまうことが多いです。もしくは、昼寝が予定より早く切り上がってしまった時には夕寝を30分以上させて調整したりすることもあり、臨機応変に対応してます。ただ、17時以降は寝かせないというのは頑なに守っています。

 

いやーそれにしても!!

一人ねんねができるようになったのが最大の収穫ですね!よくやったチビ!そしてよくやった私!しぶとく続けてきて良かったなあ(((o(*゚▽゚*)o)))♡

今後も続けて、さらにねんねの精度を高め、夜の通し寝も目指そうと思います。

 


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長期授乳主義が腑に落ちない。私の頭は古いのか?

さて、先日、おっぱいを止めて完全ミルクに移行する決断をしました

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 助産師さんと相談し、年明けから段階的に止めていくことになっています。なので、今はまだ飲ませています。チビが3ヶ月をちょっと過ぎるまでは飲ませる勘定になりますね。

一抹の寂しさがないわけではないですが、さほど悲観はしていません。なんだかんだ言っても、3ヶ月は母乳を飲ませたのだし、それ以降は、チビが健康に育てればミルクでも一向に構いません。それに、永久に授乳してなきゃいけないわけじゃない。いずれ離乳食が始まり、それが進み、やがては大人と変わらないものを食べるようになるんですからね。赤ちゃんはいつまでも赤ちゃんじゃないんですし。

 

昨今は「断乳」よりも「卒乳」流行りらしい

さて、このように、私は予想以上に早くおっぱいを止めることと相成りましたが…

時に昨今、世間のおっぱい事情は「断乳よりも卒乳」流行りのようですね。

  • 断乳→何らかの事情や都合により、親主導で授乳をやめさせること
  • 卒乳→赤ちゃんが自分の意思で、もう授乳は必要ないと離れていくこと

何ていうかこう、最近は「断乳だと赤ちゃんが可哀想」で、「卒乳まであげきったママは立派、赤ちゃんも満足」みたいな流れになってるようにも思えます(・Д・)

また、WHOのガイドラインが浸透し、ネット上ではそれに科学的根拠を加えて熱く解説する人もいたりします。WHO曰く「母乳は2歳以上まで与えましょう」なんだそうで。それを推しているお医者さんもいらっしゃるようです。

だとしたら、かなりの長期授乳になりますよね( ゚д゚)

私たちの親世代では、1歳前後で断乳するのが当たり前だったんだそうです。

実際、私も赤ちゃんの頃、それくらいでおっぱいを卒業したと母に聞かされました。周囲にそのことを良いだの悪いだのと言う人もいなかったんだそうです。私の場合、幸いにも離乳食の進みが早かったからというのもあったんでしょうけれど。授乳期から食欲が強くてガンガン飲んでいた赤ちゃんだったけれども、おっぱいへの執着はまるでなく、お腹いっぱいになれば何でもいいというたちだったようです。

ただ、こういう育児の常識っていうのは、時代とともに変化していくものなんですよね。医学的に新説が出たり、時代のニーズに合わせて変わったり、考え方の流行によるものだったり。

で、今は「完全母乳」流行り、「断乳よりも卒乳」流行り、さらにWHOも後押し…という流れになってきているようです。

 

長期授乳に関する私の気持ち

ここからはあくまでも私の考えになるので、不快に思う方はスルーお願いします。

「もし私が、全然詰まらず、潤沢に出るおっぱいを持っていて、延々と母乳を飲ませられる状態だったとしたら、いつまで授乳したいだろうか?」と考えてみました。

恐らく、そういう状態だったとしても、1歳になるかならないかで断乳に踏み切っていたんじゃないかと思います。

赤ちゃんの離乳食が進み、やがて食事で栄養が取れて水分も母乳以外のものから飲めるようになったら「じゃ、おっぱいとはバイバイね」。でいいんじゃないの?と。かつて母が私にそうしたように。

母乳が優れているということはよく分かっているつもりです。ただですね、いくら世間が卒乳流行りだろうと、WHOが2歳以上までの授乳を推奨していようと、長期授乳とか冗談じゃないと思っている自分がいる。腑に落ちないんですよ、説明のしようのない何かが。

母乳を長期間あげることの利点や必要性をしっかり説明してくれているサイト等も色々あるようで、そのあたりを読んでみたこともあるのですが、「あーやっぱり、2歳過ぎても授乳してて良かったんですね!周りが断乳しろしろってうるさくって。でも安心しました、頑張りまーす!」みたいな書き込みがたくさんあるのを読むと、気持ち悪ささえ感じた。

なんなんでしょう?これは。私の頭が古いのでしょうか。単に感覚的なものなのか。誰か説明してくれ!とさえ思いました。

先日、友達がもうすぐ2歳になるお嬢ちゃんを連れて遊びにきてくれたのですが、まだ授乳しているということで、何度もママにおっぱいをおねだりしていました。ママもさほど焦ってやめさせようとしていないようでした。やはり、自分の意思で離れていくのを待つ「卒乳」希望なのだと。

「え…?」という思いを正直持ってしまったんですよ。それくらいの歳になれば、もう「乳児」ではない。「幼児」なのに、と。

おっぱいとバイバイさせるのは親が最初にやらねばならぬ躾なんじゃないだろうか、と私は思ってたんですが、こんな考えももう古いんでしょうか。

 

たまに聞く、情緒面に理由を求めるケース

 あと、長期授乳したがる理由を「母子の愛着形成に大切」とか「気がすむまで与えなければ将来情緒不安定な子になる」とか、精神面に求めるケースもよく聞きます。私としては、こういうのもどうなの…?と思うのです。

だって、私たちの親世代は1歳前後で断乳していたじゃありませんか。じゃあそうやって育てられた私たち世代は、みんな情緒不安定なのか?って話ですよ。

確かに、ママに無心に甘えて、愛されている実感で心を満タンにするっていうのは、赤ちゃんにとって非常に大切なことだとは思いますよ。

でもね、それをなし得るのが授乳だけってわけじゃありませんでしょ。

ただ抱きしめるだけでもいい、笑いかけるだけでもいい、たくさん話しかける、一緒に夢中になって遊ぶ、美味しいご飯を用意する、ベビーマッサージ等々、愛情と手を掛ける方法は他にいくらでもありますよ。

おっぱいくわえさせていないと泣くとか、不安定になった時に求めるからすぐ与えるとか、精神安定剤扱いしているママも多いようですけれど、ある程度大きくなって来た子なら、違うんじゃね?と個人的には思います。徐々に、それ以外の方法でも気持ちを落ち着かせられるんだとか、おっぱい以外にも安心できるもの、魅力的なものが世の中にはあるんだとか、そういったことを教えていくのも親の務めなんじゃないですかね。それをさぼってはいけないと思うんですがね。

 

何だかんだ言ってみても、正解はない

 …とまあ、いろいろ書いてみましたが。

私の書いていることが正解だということはないですし、世間の流れが唯一の正解だということもない。結局のところ、何を選ぶかは自分で決めるしかないんでしょう。そして、自分で決めたことに責任は持てよ、って話ですね。

最後はこういう結論になるんだなあ(・Д・)

 


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ついに母乳を止めることを決意。しかし、すぐには動けず

4度目の乳腺炎でついに決心した

混合栄養で育児をしているあたくし。これまで、2〜3週間おきのサイクルで乳腺炎を繰り返していました。

  大してザーザー出ているわけでもない。なのに非常に詰まりやすいらしく、詰まらせないようせっせと授乳し、吸い付かせる角度やら抱き方やらをクルクル変え、随分気をつけていました。

桶谷式にも通うようになりました。チビのためとはいえ、かなりお金を使いました。

ちなみに食べ物が原因説はデマだと分かったので、食事に気を使うのはやめました。普通に食べています。

そして、それでもまたなりました。産後2ヶ月ちょっとで、通算4度目の乳腺炎

4度目は、幸いなことにこれまでほどの高熱は出なかったです。37度台で済みました。

ですが、これでもう決意が固まりました。

断乳しよう。チビは幸い、哺乳瓶もミルクも拒否しない子なので、これからは完全ミルクでいく、と。

常に詰まりやすいおっぱいに振り回され、何のための母乳育児なのか分からなくなる日々。大変なストレス。桶谷式に時間とお金をつぎ込み、それでも詰まる。いざ詰まれば日常生活がままならなくなるほどの病人となり、それでもチビの世話はしなければいけない。私が病人になるというのは、チビの生存にも関わる危険を孕んでいるわけです。

2ヶ月以上こうだったのだから、これから劇的に良くなるとも思えない。大して量も出てないしね。

というわけで、気持ちが固まったので、詰まった側(今回は左)が回復し次第、断乳へ踏み切ることにしました。

 

桶谷の先生に決意を伝えた

「ご相談なんですが、こうも乳腺炎を繰り返すようでは日常生活に支障をきたすので、母乳はやめようと思うんです。主人とも相談しました」

はっきりと先生にこう伝えました。先生のリアクションは、

「うーん…」

そりゃ、諸手を挙げて賛成してくれるはずないです。桶谷の人なんですからね。母乳育児をやめないことを前提に手技を行ってくれているわけですから。

ただありがたいことに、きっぱりと反対されたり、厳しいことを言われたりすることはなかったです。

「辛い症状があるときに、いきなりやめない方がいいよ。まずはこれを治すこと。で、この先、年末年始があって、ウチも医療機関も思うように診てあげられない期間があるじゃない?ちょっとそれを越えようか。それまでは赤ちゃんに飲ませておいて。そのあと考えよう」

こう言ってくださったのです。

断乳の手順なんですが、先生が仰るには、

「生後2ヶ月でしょ?月齢が若いから、まず間違いなく、飲ませなくなったらパンパンに張るはずなんだよ。だから、一定期間ごとにうちに来て絞る感じになるんだけど、ちょっとずつ間を空けていくのね。三日後、1週間後、2週間後、みたいに。完全に止められるまでは、1〜2ヶ月はかかるかなあ」

とのこと。

確かに楽ではなさそう。しかも、時期的にすぐには動けない。それでも、見通しが立ったので、気が楽になりました。ゴールがあると分かれば多分乗り越えられると思います。むしろ母乳飲ませている今の方が、先が見えなくて不安いっぱいだしね。

ちなみに先生は色々な人を診て来ていて、

  • 乳腺炎を悪化させてオペまで受けたけど、まだ母乳育児を続けているという人
  • 私と同じく詰まりやすいたちの人が2人目を出産後に海外赴任になり、シンガポールで母乳育児を続けているが、あちらで乳腺炎になり、国際電話で対処法を聞いて来た人
  • 転居したオーストラリアでおっぱいの調子が悪くなり、手技を受けるために赤ちゃんを連れて帰国した人

などなど、頑張っているお母さんたちのことを話してくださいましたが、すいません、私にはそんな根性はありません( ;∀;)

 ちなみに、海外にはこういう桶谷式みたいな母乳マッサージってないんだそうです。乳腺炎になったら薬で対応、ってところが多いようで。お国柄によっては母乳に全然こだわらないというところもあるみたいですしね。

 

母乳は素晴らしいが、育児のすべてではないと思う

私はチビの育児に際して、他に優先したいことが山ほどあるのです。

ネントレ、布おむつ、おむつなし育児等々。これらは譲れないし、特にネントレ、睡眠に関しては他に取って代われるものがない。けれど、母乳はミルクに取って代わることができますよね。だったら、それはそれでもういいじゃないかと思う。ママのおっぱいを飲ませてあげられなくなることに罪悪感がないわけではないですが、必要以上に苦しいとは感じていません。多分、自分があまり母乳信仰していないからだと思いますが。

優秀なミルクでお腹いっぱいにして、親子共々ニコニコ幸せという毎日になりたい。私にとっては、そちらの方がずっと魅力的です。

自分がこうも詰まりやすいという特性を持っていると分かった以上、二人目があったとしたら、最初から完全ミルクにする可能性が高いです。

ちなみに、昨日・今日と二日連続で診てもらいました。だいぶ良くなっているのですが、今日は断乳の話は出ていません。なかったことにされてないよな…。来週も来るように言われているため、その時はまた伝えておこうと思います。

多分、決心は揺らがないと思うので!

 


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回避したはずが…4度目の乳腺炎に!

またやって来てしまいました…(ノД`)

数日前に水際で食い止めたはずが、結局なりました、乳腺炎。左側です。

もー無理です。これ以上母乳を続けるのは不可能と判断。

断乳します。

今日、助産院の先生に宣言してきました。

詳細はまた後日!

乳腺炎4度目⁉︎を水際で食い止めた

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それは夜中にまたやってきた

日曜の夜のことでした。

いつものようにチビは19時に授乳を済ませて就寝。その後は、次の授乳までまず起きることはなく、いつも自発的に0時くらいに起きることが多いです。実に親孝行。

ですがこの日はチビが起きたのが1時半。私も寝ていたんですが、お腹の空いたチビがふにゃふにゃ言いながら目を覚ましたのにつられて、一緒に起きたわけです。

「ありゃ、いつもより随分遅くなっちゃった」

と思ったわけですが、すぐに胸の異常に気づきました。

左側が石のようにカチカチになっていて、一部かなり痛い場所もある。

「ああ、また来た!これはやばいやつだ」((((;゚Д゚)))))))

急いでチビに、その左側から授乳を開始しましたが、吸わせても張りが取れるのは痛くないところばかり。本当に痛い場所は痛いままなのです。

夜間ゆえ、チビは飲むもの飲んだらすぐに寝てしまい、これ以上吸わせ続けることができませんでした。仕方なく自分の手で絞ることに。

しかし手で絞っても、出てくるには出てくるのですが、痛い場所は痛いまま。

そうこうするうちに、乳頭にぽつんと白い点のようなものができているのに気づきました。

「これが噂に聞く、白斑というやつか⁈」

乳腺が詰まって出口が塞がれてしまい、それが乳頭に白いニキビのような形で現れるというやつです。

私は以下の記事の通り、今まで乳腺炎を3回やりました。でも、いずれも白斑は出ていなかったのです。

sissy0421.hatenablog.com

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翌日

不安なまま夜を過ごし、翌朝。

まだ本格的に熱が出てくるとかそういうのには至っていなかったものの、放置すればすぐそうなるだろうというくらいには痛くなって来ていました。これはまたすぐに助産院に駆け込むべきか…と思いましたが、

「とりあえず、自分とチビの力でできるところまではやってみよう」

と決意。

調べたところによると、白斑は、その白くなったところから、まだ少しでも母乳が滲んでいるか、それとも全く出ていないかで対応が異なるらしく、私の場合はまだ辛うじて出ていました。

これなら、まだ自力でどうにかできる可能性があるらしいのです。対処法は、とにかく赤ちゃんに吸ってもらい、つまりを解消させること。

この時、この白斑に通じるであろう痛い場所は、左胸の鎖骨側。つまり、上の方なんですね。

こういう時って、しこりや痛みのある場所に、赤ちゃんの顎がくるような抱え方で吸わせるのが鉄則なんですが、上となると、チビを逆さまにしなきゃならないことになる。流石にそれはできない。

で、以前、桶谷の先生に教わった方法を試すことにしました。

  1. チビを床に仰向けに寝かせる
  2. 自分がその上に覆いかぶさる。この時、チビとは逆向き(チビの足側に私の顔がくるように)の姿勢をとる。
  3. チビの口の上に左胸の乳首を持ってくる。チビには、上から来たものを仰向けで吸うような感じにさせる。こうすると、チビの顎が、ちょうど痛い部分にくるような格好になる

この、かなり無理のある姿勢で吸わせて見た結果、急にラクになったのです( ・∇・)

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こういう気持ちになりました。本当に助かった!!

あとはもう、普通の姿勢でせっせとチビに吸ってもらい、カチカチで痛かった部分は、あっという間にふかふか柔らかくなりました。やったな、チビ!

 

今回は水際で食い止めたが…

今日、家を母が訪ねて来たので、この話をしましたが、やはり母乳を止めることを勧められました。自分的にも、そうしてしまえばさぞラクになるだろうな、という気持ちは相変わらずあります。でも、まだ迷いがあります。

知り合いのお姉さんには、乳腺外科の受診を勧められたことがあります。この人も乳腺炎を経験しており、それと因果はわからないのですが、育児がひと段落してしばらく経ってから乳がんを患うという経験もされています(幸い完治していますが)。そのため、私のことは我がごとのように心配してくれてるんです。

4度目に高熱を出す乳腺炎が来た日には、乳腺外科に助けを求めて母乳を止める措置に入る可能性が高いかなあ。まだそこまではいっていないので、母乳は飲ませ続けていますが。

気になるのは、今回の乳腺炎未遂は何が原因だったのか、ということ。

おそらく、今回は「授乳間隔が空いてしまった」ということがいけなかったんでしょう。19時に授乳をして、そのあと1時半まで空いてしまったんですからね。6時間半ですよ。チビぐっすりの夜間とはいえ、うっかりしてしまうとこういうことになるようです。

それ以来、23時半には問答無用でチビを起こして授乳することにしています。

 

乳腺炎の原因は食べ物ではない

それからですね。

宋美玄先生や、森戸やすみ先生、戸田千先生といったお医者様方が発信していらっしゃる通り、乳腺炎の原因は食べ物ではないのだそうです。

 

別に食べたものがそのまま母乳に出るんじゃなくて、消化管で粉々に消化されて吸収されるんですよー
 
牛乳の脂肪の粒が大きいからって、牛乳を飲んだらそのまま母乳が牛乳になるわけじゃないし、
 
そもそも乳管の太さと脂肪の分子の大きさは何ケタもちがうので、それで乳管が詰まったりしません。
 
乳腺炎は作った母乳が吸い取られずに乳腺に溜まったままになったためにおこるもので、多くは授乳間隔や授乳姿勢に問題があります。
食べたものがそのまま出て、ネバネバの栓みたいになって起こるものではありません。
 
乳製品や甘いものを食べたらなった
 
という人もいるでしょうが、その二つのことが続けて起こることと、両者に因果関係があることは全く違います。メカニズム的にも因果関係は説明できませんし、同じ次元で言うなら、私は乳製品をじゃんじゃん食べても何もなりませんでした。
 
なので、このような食生活の指導をしている助産師や医師に会ったら、勉強不足だなーと思って聞き流してください。 
                 
 宋美玄オフィシャルブログ「〜オンナの健康ラボ〜」より

 

この宋美玄先生の記事の内容を、さらに詳しく解説した内容が、戸田千先生のブログにありましたので、リンクを貼っておきます。お知りになりたい方はどうぞ。

smilehug.exblog.jp

母乳を詰まらせるのは脂肪食・乳製品・甘いもの、というデマは医療者でもまだ信じている人がいるようですし、ネット上にもそんな話がわんさか出ています。でも、それは誤りだそうです。上記の記事を書いた先生方が、そのような状況に警鐘を鳴らしていらっしゃいます。

私は、詰まりやすいタチのようなので、これは多分体質なんでしょうが、今気をつけているのは、授乳間隔、授乳姿勢、チビの抱き方のローテーションです。乳腺炎の原因になりうるのは、主にこれらなんだそうです。

 


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おっぱい問題は結局どうなったのか

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自分の母乳育児に付きまとう課題

さて、チビが生まれて2ヶ月が経ちました。この2ヶ月の間、自分の母乳育児に問題ばかりで悩んでいました。以下に詳細を書いてあります。

sissy0421.hatenablog.com

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 まあざっくり言えば、思うように母乳量が増えないことと、その割には乳腺炎になりやすく、なんと産後7週間の間に3回も繰り返したという、なかなかレアな体験をしました。そのため、母乳に挫折しそうになり、もう母乳は止めて完全ミルクにした方がスッキリするんじゃないかとすら思っていました。もともと、完母信仰もないですしね。

で、現在産後10週目になりました。現在、どうなっているかを書きたいと思います。

 

結局、母乳育児は続いている

結論から言えば、今もチビに母乳を飲ませています。

桶谷に通い始めてから、ある程度母乳量が安定し、乳腺炎にも今の所ならないので、迷いはありましたが、出るものは飲ませようという精神で続けています。ただ、完母になるほどの量は出ていないために混合です。

母乳の量が目に見えないというのがどうもやりづらく、それを解消するためにベビースケールを買いました。安い買い物ではなかったし、使えるのは今だけという代物なんですが、まあ致し方なし。

 これでチビの体重を測りながらやっています。

授乳の前後の体重の差で哺乳量を出すわけです。これはもうリビングに置きっぱなしです。測るのが面倒と言えば面倒なんですが、数字が目に見えた方が確実に自分が安心するので、続けています。この結果によって、足すミルクの量を決めます。

母乳量は、出ているときでも100cc強ですね。少なければ30未満。日や時間帯によってかなり差はありますね。70〜80くらいの時が一番多いかな。

桶谷にも通い続けてます。もうおっぱいのコンディションは良くなり、乳腺炎も4度目はないので、通う感覚は空いてますが(今は2週間おき)。まあ、これもセルフメンテナンスです。

このように、一応、混合栄養で落ち着いています。

 

最近の問題

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ただ、最近になって気になることもあります。

チビがミルクを欲しがらなくなっているのです。

生後2ヶ月とはいえ、ビッグベビーとして生まれたチビの体重は、すでに6000gを超えようとしています。となると、授乳は1日5〜6回程度、1回の授乳では160〜200cc程度は飲んでもおかしくないはず。

母乳が調子よく出た時だとしても100ccくらいなので、そうなると、追加ミルクは60〜100ccはあってもいいはずです。でも最近のチビは、ミルクを作って飲ませようとしても、飲みたがらなくなっているんです。咥えようとしないとか、咥えてもモゴモゴしているだけで全然飲んでいないとか、やがて手で払いのけようとしたりとか、そういうことが増えています。60ccくらいしか母乳が出ていなかったとしてもそういう感じなので、かなり心配になりました。ちなみに1日の授乳回数は7〜8回のことが多いです。

でも、母乳をもっと欲しがって泣くとか、延々乳首を離さないとかいうことはないんです。また、ミルクを完全に受け付けなくなったわけでもなく、ミルク自体や哺乳瓶を嫌がっているからというわけでもないらしいんです。

  • 母乳量が60〜80ccくらいでも基本的に機嫌はいい
  • 顔色もいい
  • おしっこは1日7〜9回は出ている。ウンチも1日2〜3回程度は出ている
  • 夜19時に寝かせる前の授乳では、母乳後にちゃんとミルクを飲むことが多い
  • ミルク単体をお腹が空いているタイミングで与えてみると、ぐいぐい飲むこともある
  • 体重は増えている

と言う感じなので、これは心配ないんだろうか。授乳回数でカバーしているのか?そもそも少食な子なのか?どうなんだろう…と ずっと考えています。

 

現在の本音

仮に心配ないのだとしても、本音としては母乳の後にもたっぷりミルクを飲んでもらって、ちゃんと胃を伸び縮みさせる経験を積んでほしいですし、1日の授乳回数もそろそろ減らしてきてほしいなあと思っています。

さらにいってしまえば、早く離乳食始まらんかな…母乳終わらんかな…とすら( ´Д`)

長いこと母乳をあげたいという願望がないし(むしろ母乳に悩んだことと乳腺炎がトラウマで、早く終われ!とさえ思っている)、チビがきちんとお腹いっぱいにしてすくすく育てば、栄養源はなんでもいいと思っているんです。

 あー、本当におっぱい問題は悩みが尽きないですね…でも、チビの成長と健康がかかっていることなので、悩み上等!の気持ちでやっていくしかないですね。

 

おっぱい問題に悩むママにどんな言葉をかけたいか

きっと、母乳に関する悩みには、いろいろな形があるんでしょう。

私の場合は、あまり量が増えないことと、乳腺炎になりやすいことですが、きっと、乳首の形に問題のある人、量が出すぎて悩んでいる人、完母であるがゆえに赤ちゃんの授乳を他の人に託せないしオチオチ病気にもなれないという人、母乳をあげたくても体調面の問題や復職の都合であげられない人、などなど。また、中には、母乳信者・おっぱい右翼みたいな人からの心無い言葉や、プレッシャーに苦しんでいるという人もたくさんいるはずですよね。

それゆえ私は、もし身近に母乳育児に悩んでいる人がいたとしても「諦めないで!もうちょっとおっぱいあげ続けようよ。頑張れ頑張れ!」みたいなことは軽々しく言えないです。そんな言葉はかけられない。

悩んでいるママに、私だったらどんな言葉をかけるだろうか?

まず「デマに注意せよ」でしょうかね。母乳ほどデマが多いものはない、と痛感しているからです。医療者でも間違った情報を信じていることさえあるし。

そして「母乳でもミルクでも、結局はどちらでもいい。何よりも、赤ちゃんスクスク・ママ笑顔、でいられる方法を選ぶんだよ」ですかね。

 あとは、この本読め!!かな。

産婦人科医ママと小児科医ママの らくちん授乳BOOK

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 私はこれにだいぶ救われました( ´∀`)

 


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