一級建築士である私が設計した物件をはじめ、インテリアや家づくりについて情報発信しています。
また、築52年の中古住宅を購入しリノベした記録、日々の暮らしについても書いています。
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白いクロスじゃつまらない！壁を塗装してみたい！という方へ。
淡いブルー、いわゆるブルーグレーは色々なスタイルに合わせやすく、最も失敗しにくい色の1つですね。
ややイエロー寄りのグリーン、黄緑まではいきませんがこのくらいが無垢材と相性がいいですね。
ちなみに2022年のトレンドカラーはグリーンだそうです。知らんけど。
紫の壁紙と聞くと「え…大丈夫？」となりそうですが、トーンを抑えるとなかなか良い雰囲気に仕上がります。
壁に2色使ってもうるさい感じにならないのは、色のトーンを合わせているからです。
色の明るさ（明度）と鮮やかさ（彩度）、これを統一すれば何色を組み合わせても大体しっくりきます。
この腰壁をホワイトなどにしちゃうとちょっとゴチャついた感じになるのですが、床と同じパイン材にすることで全体的にまとまりが出てきます。
このブルーグレーのクロスをどちらかの壁一面だけにしちゃうと、よくありがちな「Theアクセントクロス」になってしまいます。
もちろん一面だけにしたほうがいい場合もあるのですが、「ハウスメーカー感」が出るのが嫌で…
やはり家具やインテリアの使える色が限られてきます。
考え方によってはコーディネートの選択肢が狭まるので、むしろ難易度は下がるかもしれませんね。
グレーやブラウンの家具やインテリアを選んでおけば、まず失敗はしないでしょう。
ただそれだけではちょっとつまらないので、アートや小物類で色を入れていくとグッとオシャレになります。
