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改訂新幹線殺傷事件2 [新幹線殺傷事件]

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「一生刑務所に入っていたい」新幹線の車中で事件を起こした小島一朗君はそう語った。






彼の日常が彼にとって、彼が思い描く「刑務所」よりも酷いものであったからこそ、こう言う発言に なったのだろう。彼の刑務所内での生活を知ると、前記は違う様だ。






彼にとって、「愛情を持って静かに様子を見る」も「陰湿な監視体制」と感じ取って いたのだろう。

自由に食事をして良い環境も、彼にとっては 「食事の時間も与えられない無視された存在」だったのだろう。






水筒のエピソードは、単なる一つの例であって、そこに至るまでのどれ程多くの姉との差別、 扱いの差があったろう。






これは酒鬼薔薇聖斗や、他の自閉症児も同様だが、不平等に非常に敏感だ。自分が優遇される
側でも許せないのが特徴だ。どの研究者も言わないが、本物の自閉症児自閉症者を見ていれば簡単に分かる






実は、彼が望む生活は、例えばカトリックの修道士の生活にある様に、多くの宗教で同じ様な禁欲的な 生活を送る場がある。
彼は刑務所に入りたかったと言いながら、前記の様な生活を求めてはいない様だ。






小島一朗君も宗教に興味がある様子が記事の中に出てきたが、共産党とは相容れない関係だから、 否定され続けていたのだろうか。






もし、彼が修道士になっていたとすれば、無言の行など何の苦も無く行えただろう。






実は、禅にしてもキリスト教にしても自閉症とは非常に親和性が高く、ユダヤ教やイスラム教の
経を唱えながらロッキングする様は、自閉症者のくせそのモノだ。いつしかそれが正統となる。

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この本の75ページには、チャリスとデューイの論文、中世ロシアの「聖なる愚者」が
如何に自閉症の特徴を持つか書かれている。






さらに、聖なる愚者を尊いと考えた皇帝が丁重に扱った様子を見て、ニセの自閉症「怪僧ラスプーチン」が
まんまと皇帝のお気に入りになった。ニセの自閉症「ニキリンコ・泉流星」がまんまと内閣府障害者
施策審議委員になったのと全く同じ構図で面白い。






小島一朗君がドコかで逃げ出すことができていれば事件は起きなかっただろうし、永平寺にでも放り 込まれていたら、今では真面目な禅僧になっていただろう。






しかし、酒鬼薔薇聖斗は事件を起こしてしまったし、小島一朗君は望み通り刑務所で暮らすことになった。






ただ、無期懲役なのに保釈が決まったら。その時小島一朗君はどうするのだろうか。



【自閉症テレビ26】感覚過敏?アスペルガー


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