京都「佳久」町家で京の創作料理を堪能

京都のお初のお店におひとりさまで。

一昔前だったら私でも躊躇しましたが、今は情報公開されているお店なら大丈夫かなと予約の電話を入れてみました。

伺ったのは京都市役所近くの「佳久」。

大人のアットホームな雰囲気と出汁の香りで迎えられました。

レモンサワーで喉を潤しつつ、お通しの九条葱と帆立の酢味噌和え。

メニューを選んでいたら、「量を調節しますので、お好きなものを迷わず選んでくださいね。」と優しいひと言。

「お造り盛り合わせ」

白子は澄んだコクが舌の上で一瞬で溶けていくような旨みが凝縮された儚さ。

あおりいか、まぐろ、帆立、ぶり、子持ちこんにゃく。

ほんのり出汁が効いた刺身醤油でいただきます。

脂がのったぶりが印象深かったです。

「焼き野菜」

根菜ときのこ類を七輪の炭火で。

水分が表面に粒になって表れて、次第に香りがたって来る様を眺めながら、季節限定の酒屋八兵衛の純米「十五夜」をちびちびと。

「蛸天ぷら」

衣の中でぷっくりと膨らんだ蛸。

歯ごたえと甘みを堪能しつつ、千代酒造「篠峰」の華やかな吟醸香を楽しみます。

「焼き牡蠣」

またもや七輪の登場です（笑）

大粒の赤穂の牡蠣を昆布の上でジリジリと。

炙って滲み出た昆布の旨みが移った半生の牡蠣の美味しさと言ったら！！

益々食欲が湧いてきてしまいました・・・（笑）

「いちぼステーキ」

こちらはボルドーの赤と。

赤身とサシのいいとこどり（？）をしているいちぼ。

レモンを絞って山葵を少しつけてサシに甘さと赤身の肉肉しさを堪能。

いちぼステーキで終わりにするつもりが・・・

カウンターのお隣さんが注文しているのをきいて、「鴨そば」を。

スライスと団子状の鴨肉と鴨の出汁が効いたスープ。

これは「たべるべき」一品かも。

ご馳走様でした！

お店の方の気配りのおかげで、色々といただけました。

カウンターでひとり気ままに好きなお料理をつまみ、出張中と言えども旅行気分が味わえた一夜でした。

住所：　京都府京都市中京区押小路通柳馬場西入竹屋町169-2

電話：　075-231-9671

こちらでも美味しい情報を発信しています！

にほんブログ村