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あなたは、ゆるキャリ?バリキャリ?フルキャリ?

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こんにちは。定時帰りフルタイムワーママのまこまま(@makomama02)です。

私のワーママ歴も、11年目に突入しました。子育てをしながらの仕事。いろんなことや感情を経験してきました。とくに仕事への向き合い方、今後のキャリアについては、常に悩んできましたし、今でも悩みは尽きません。

そんな中、最近読んだ本で「そうそう!そんなんだよ!」と共感した本があります。



子育てしながら働く部下を持つマネージャーに向けた本なのですが、私が共感したのは、この著者が提唱している「フルキャリ」という概念。これがスッと腑に落ちて、

ああ、私だけじゃないんだ。

と少し安心したような気がしました。

今回は、このフルキャリという言葉から、ワーママのいろんなタイプや子育てと仕事へのスタンスを考えてみようと思います。

フルキャリとは

この本の中で「フルキャリ」とは、このように定義されています。

仕事と家庭どちらか一方を優先するのではなく、どちらも可能な限
り頑張り、充実させたいと考える女性

具体的には、プライベートでは結婚も出産もして、家事や子育てに
も積極的に取り組みながら、仕事でも周囲の期待に応える成果をし
っかりと出して、仕事を通じて少しでも自分を高めていきたいと考
えるような働く女性

名付けの由来は、

仕事か家庭か二者択一ではなく、どちらもfulfill(全うした
い)、目標を成就させたい、そしてそれゆえに時間的、体力的、精神
的にfull(溢れるほど)一杯になりやすいという特徴がある

ということからきています。

ゆるキャリ、バリキャリ

これまでは、働く女性のタイプを指す言葉として、「ゆるキャリ」と「バリキャリ」がありました。

バリキャリは、
どちらかというと家庭よりも仕事を重視し、キャリアに邁進する女性

ゆるキャリは、
逆に仕事よりも家庭やプライベートを優先し、それが可能な範囲でゆるく働く女性

実際のところ、この2つは、仕事と家庭を両立するには、どちらかを犠牲にしないと成り立たないという現実があったため、女性が自ら望んでどちらかを選んできたと言うより、環境によりどちらかにならざるを得なかったという背景もあります。

この本では、今後、フルキャリが増えてくると書かれており、実際のアンケートでも、自分はバリキャリ、ゆるキャリ、フルキャリのどのタイプかという問いに対して、フルキャリが全体の半数を占め、今、ゆるキャリでもバリキャリでもない、フルキャリが増えているという結果が出ています。

そしてこのことに関しては、私自身の実感としても、

まこまま
うんうん、そうだよね。私もフルキャリだったんだ!


と実感を伴うものでした。

あなたはバリキャリ?ゆるキャリ?フルキャリ?

自分自身や周りのワーママさん、ブログやTwitterで見るワーママさんも、いろんなスタンスや働き方の方がいます。

ゆるキャリを自称している方もいれば、バリキャリに邁進している人も。

でもおそらく、

まこまま
あなたはバリキャリですか?ゆるキャリですか?

と聞かれても、

「うーん、どっちかって言うとゆるキャリかな…」

とハッキリ私は〇〇キャリです!

と言えない人も多いんじゃないかなと思います。

この3つは、決してハッキリ区別できるものではなくて、ゆるキャリ寄りのフルキャリ、バリキャリ寄りのフルキャリ、というように、人によって濃淡があるものなんじゃないかと。

その時々で、変化してもいい

そして、同じ人でも、ひとつのタイプに固定されるものではないとも思っています。
ゆるキャリのときもあれば、バリキャリのときもある。

これは、私の体験でもあるのですが、ワーママをやっていく中でも、家族の状況や仕事への考え方って、想像以上に変わっていくものなんですよね。

私は、ワーママをはじめてからしばらくは、間違いなくゆるキャリ志向でした。

でも、子どもが少しずつ成長してくるにつれ、仕事も頑張りたいという欲が出てきて、今はフルキャリを経てバリキャリになりたいと考えてる自分がいます。

その時の状況や自分の正直な気持ちに合わせて、ゆるキャリ、フルキャリ、バリキャリをその都度自由に行き来できたらいいなあ、なんて今は感じています。

そして、このフルキャリという言葉が出てきた背景として、今までは多くの女性が家庭か仕事かの二者択一を迫られてきた状況から、
これからは、仕事と家庭、どちらも諦めなくていい
それがこれからの時代のひとつのスタンダードになる
という社会の新しい価値観や変化を私は感じて、少し勇気づけられる気がしました。

男性もバリキャリ、ゆるキャリ、フルキャリが選べる時代に

最後にもうひとつ、私が思うのは、これって女性だけの話じゃないよね、ってこと。

男性もバリバリ働きたい人もいれば、ゆるく働きたい人、仕事も家庭もどちらも頑張りたい人もいますよね。

これからは女性も男性も、その時々に合わせて、働き方や家庭への向き合い方を軽やかに変化させられる、そんな世の中になればいいなぁ。と、そんなことを思うのでした。

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