昨日は埼玉県にある長瀞に行ってきました。

群馬からでも一時間とかからない距離にあり、大自然が創り出した素晴らしい景観を楽しむ事ができます。




とくに長瀞と言えばやはり岩畳。

荒川上流のこの一帯は、1924年(大正13年)に国の名勝・天然記念物に指定され、ライン下りなどで年間を通じて多くの観光客で賑わいます。

折しもコロナが蔓延している時期でもあり、例年と比べるとお客さんも疎らという感じ。

隆起した結晶片岩が文字どおり岩畳となって広がる光景は自然の雄大さを体感する事ができます。

岩畳の岩肌に所々、ゴルフカップのように綺麗にくり抜かれた穴が散見されます。

これは甌穴といって、水流によって岩が浸食されて窪みができ、さらに小石が窪みの中で渦流によって回転する事によってゴルフカップのような穴が出来る訳です。



対岸にある屹立した断崖は、俗に秩父赤壁と呼ばれており、三国志で名高い赤壁の古戦場を彷彿とさせるようなダイナミズムに溢れています。



山はかなり寒く感じられましたが、幸い天候には恵まれて良い小旅行となりました。
紅葉のピークは過ぎて概して落葉が目立つ有り様でしたが、場所によってはまだ紅葉が美しく残っている場所もありました。




こういう日にはおっきりこみが一番ですねえ。
身体が芯から温まりましたよー。