安倍晋三元総理の国葬が今日午後、日本武道館で開催されたようです。


国葬をめぐっては様々な議論がなされましたが、賛否が真っ二つに分かれるほどの難しい問題だったかと思います。


安倍元総理の非業の死に、多くの国民が哀悼の気持ちを持っていたとは思いますが、全額が国費で賄われる国葬がベストな選択だったのか賛否激しい議論が巻き起こりました。


私は国葬には賛成の立場でありますが、だからと言って反対する人を非難する気にはなれません。反対意見もごもっともだと感じる部分もあるからです。


国内外から多くの参列者が訪れたとあって、警察庁や警視庁も威信をかけた警護で相当大変だったように思います。


それにしてもエリザベス女王の国葬と比較されたり、G7首脳が誰も参列しなかったといった揚げ足取りの報道は残念でした。


しかし、実際には四千人を超える多くの参列者、そして多くの一般の方々も献花台に花を手向けるなど、安倍氏に心を寄せる人も多くいたことは救いだったように思います。


主な参列者としては、アメリカのハリス副大統領、ヨルダンのアブドラ国王、インドのモディ首相、豪州のアルバジーニー首相や、ベトナムのグエン国家主席、フランスのサルコジ元大統領、英国のメイ元首相といった方々がいたようです。


ともあれ、安倍元総理の暗殺事件は、暴力の恐ろしさと愚かさを多くの国民の心に植え付ける結果となりました。


いかなる場合も暴力を断じて許してはならない。

平和な社会の実現のためにも我々は非暴力を決意をあらたにしなければならない、そう感じたのでした。