母の過去 812 | 不思議なトントン日記

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感動あり泣き笑いのブログにし皆さんが楽しみにしてもらえる事を目指します。
1話完結ではありません。根気よく読んでいただければ嬉しく思います。
時間のある方は初めから読んでいただければ、笑っていただけると思います。

812
 
 
妹達のギリギリの成績はなかなか続くのです。
もうそろそろ玉切れになると思っていると
誰かが保険に加入して下さるのですから
ラッキーがラッキー生み続くのです。
これが鶏の卵なら毎朝ですが、
そんなに上手くは行きません。
母もそろそろ頑張るだろうと見守っているのですが、
見守るのがバカらしいようなラッキーが
続き 妹達は上を目指すどころか
同年代のセールスレディーと遊ぶ話ばかりを
母のいない時はしているのです。
母はこれでよかったのかと本気で思うのですが、
ラッキーが続いている間は何も言わない事にしていたのです。
妹達もそろそろ仲の良い人は使い切り
保険に加入してくださる人がいないと
気が付き始めたのですが、
これで頑張るなら初めから頑張っています。
保険に加入して下さる人がいない時は
大忙しの母の雑用をするのです。
すると雑用で行った所で母の娘だと解ると
10件に1件ぐらいの割合で
小さな積み立て保険に加入して下さる人もおられるのです。
当時は今と違い積み立てでも途中で辞めて
お金をおろさないとソコソコの金利も付くのですから
銀行に預金するよりは得なのです。
それを知った妹達は友達や親戚に積み立て保険の
営業を始めたのです。
保険のセールスレディーになり 母に言われないで
営業を始めたのは会社に入社して10か月以上が過ぎてからです。

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