母の過去 823 | 不思議なトントン日記

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感動あり泣き笑いのブログにし皆さんが楽しみにしてもらえる事を目指します。
1話完結ではありません。根気よく読んでいただければ嬉しく思います。
時間のある方は初めから読んでいただければ、笑っていただけると思います。

823
 
病院に入院した母に変わり大忙しになった妹達は
要領も悪く母に怒られながら
なんとか電話がかかって来たお客様の所を
かけずりまわるのです。
母は妹達から連絡をもらうとお客様に電話で失礼ですがと
お礼を言うのです。
すると皆さんから言っていただける言葉は同じです。
わざわざ電話などしなくていい!
病人だから何も考えないでゆっくり寝ときと
暖かい言葉を言ってもらい
母は退院すればあらためてお伺いしますと言うのですが、
お客様はしっかり治してからにしてと、
これまた暖かい言葉を言われるのです。
営業所にかかって来る電話も10日も過ぎると
少なくなると思っていた妹達ですが、
誰かと誰かを結びつける作戦の成果なのか
あとからあとから電話がかかり結局は母が退院する頃まで
かかり続てたのです。
約3週間です。
直ぐに仕事には戻らないで支社長から
命令だと言われて家で1週間は仕事前のリハビリと言う
退屈な時間を過ごしていたのです。
母の性格は何度も書かせていただきましたが
ジーとしている事が出来ない性格なのです。
家でも片耳が聞こえなくなったから
車の運転は大丈夫かと言う理由で出て行くのです。
そして帰って来ては父に運転は問題がないと思うけれど
もしも事故でもすれば大変だから車体が丈夫な
小さな外車にしようかと相談するのですが、
父は今 大丈夫と言ったやろと言うと母の前から消えるのです
そうしないと うん と言うまで言われる事が解っているからです。
流石に母も心配をかけたからそれ以上は言いませんが、
言わないのはその日だけです。
2,3日すれば同じ事を言葉を変えて言うのです。

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