母の過去 1332 印鑑証明 | 不思議なトントン日記

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1話完結ではありません。根気よく読んでいただければ嬉しく思います。
時間のある方は初めから読んでいただければ、笑っていただけると思います。

1332

 

 

車屋さんから貰って来た中古車雑誌を見ながら

僕は明日は休みだから何をしようと思っていると

ポケットベルが鳴り番号を見ると

不動産屋さんからなのです。

明後日の決済前になり連絡が来るのは嫌な予感しかありません!

直ぐに電話をすると確認の為にポケットベルを鳴らしたようなのです。

僕は印鑑証明も何もかも決済に必要なのもは揃えてありますと言うのです。

でも本当は店舗の決済は気になっていましたが

印鑑証明を取りに行くのを忘れていたのです。

もっと細かく言うと 店舗の決済が気になり過ぎて

印鑑証明を忘れていたのです。

そして明日は印鑑証明を取りに行こうと思い

中古車雑誌を見るのですが、

明日では忘れるかもと思い

今から印鑑証明を取りに行く事にしたのです。

今は市役所ですが、当時は役場で印鑑証明のカードもなく

わざわざ係の人に言い用紙をもらい

書きこみをしてお金を払いもらうのです。

僕は家に帰り貰って来た印鑑証明を忘れてはいけないと思い

決済に必要な物が入っている封筒に入れて

決済に必要な物が揃っているのか確認に

封筒に入っているものを全部出して確認をするのです。

入れた物を直ぐに出すとは なんと無駄な事をしていたのでしょう。

確認を1分で済ませてこれで借金の全額返済だと声に出して言うと

嬉しさもこみあげて来るのですが

まだ店舗の決済は終わっていないと

もう一人の自分が僕に言い聞かせるのです。

そして落ち着こうと思い父の日本酒を台所に行きコップに入れて飲み

布団で中古車雑誌を見ていると寝てしまい

母にご飯と呼ばれて起きたのです。

中途半端な時間に寝てしまったので夜は寝れないなと思い

どうするか考えるのですが、

する事はレンタルビデオを借りる事ぐらいです。

仕方がないのでご飯を食べて風呂に入り

風呂上がりに台所に行きまた父の日本酒をもらい

部屋で布団に寝転び中古車雑誌を見ていると知らないまに寝ていて

今度目が覚めたのは朝の8時です。

休みの日に早く起きるのはいつ以来だとどうでもいい事をボヤーと思い

顔を洗いまた店舗の決済に必要な物を確認するのです。

合計2日で必要な物の確認を6,7回はしたでしょう。

寝起きに確認してもまともに確認は出来てないと思うのです。

解っていても明日に店舗の決済だと思うと

確認をしなければ落ち着かないのです。

いまだから6,7回の確認と思っていますが、

もしかすると10回以上はしていたかも知れません?

 

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