母の過去 1379 日本一高い観覧車 | 不思議なトントン日記

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1話完結ではありません。根気よく読んでいただければ嬉しく思います。
時間のある方は初めから読んでいただければ、笑っていただけると思います。

1379

 

 

気になる喫茶店でアルバイトを初めて

女の人2人組のお客様が初めて来られて舞い上がった僕は

サービスにトーストをつけてあげるとマスターに何も聞かないで言うのです。

トーストのサービスが良かったのか?

話が盛り上がり十津川のつり橋の話になり

女の人の口から恐ろしい言葉が飛び出したのです。

滋賀県に日本一高い観覧車があると言われ

マスターは僕に行きましょうか?

つり橋は体を囲ってないけれど観覧車は部屋にいるのと同じような物なので

大丈夫なのと違います?と言われるのですが、

高い所の部屋から真下は見ようと思わないと見えなが、

観覧車は見たくなくても見えると言うと

では気が向いたらい行きましょうと言われ

僕は気が向かない自信が120%あると言うのです。

会話を聞いておられた女の人達は笑われていますが、

僕にとってはすごく大事な会話なのです。

ここでキッパリ断らないとマスターは遊びに行きたいと

思った時に1番初めにに日本一高い滋賀県の観覧車を思いだして

僕を説得されると思うのです。

僕とマスターの会話を聞き笑われていた女の人達が

そろそろ行きます又来ますと言われ

コーヒーのお金だけを支払われ帰られた後でもマスターは僕を説得したそうなのです。

僕はマスターの顔を真っ直ぐに見て絶対に行きませんと言うと

マスターは気が向いたら言ってくださいと言われるのですが、

帰りに雄琴のソープランドをおごってやると言われても僕の気が変わることはないのです。

でも初めての女同士のお客様が来てくれたので

マスターに時々は女同士のお客様も来られるのか聞くと

時々です年に3,4回ですと言われ

それは時々とは言わないでほとんど来られませんと言うのですと僕が言うと

それでは寂しいので時々にしましょうと言われるのです。

夕方になり僕が帰ろうとするとマスターは

子供のがイタズラをするような顔をして今度は何処に行きましょうと言われるのです。

僕は滋賀県の日本一高い観覧車以外にしましょうと言い家に帰ったのです。

家に帰りマスターは僕が120%無理と言っても

まだ諦めていないだろうと思い

明日にもう一度しっかりとマスターに言わなければといけないと思い

母が作ってくれた夕ご飯を食べるのです。

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