年金で老後生活がまかなえるのか⁉︎
こんにちは
松江の行政書士&ファイナンシャルプランナーの小室寿明です
老後生活の基盤となるのは、なんと言っても年金です。
現役世代の方は、自分がいつからいくら年金がもらえるかという計算方法をご存知でしょうか⁉︎
年1回誕生月に届くねんきん定期便をよく確認されている方は、「65歳から●●円の年金が受け取れる」とご存じでしょう。
その年金は、❶基礎年金と❷厚生年金の2階建てとなっています
▲私のねんきん定期便。64歳から特別支給の老齢厚生年金、65歳から基礎年金を含む満額の老齢厚生年金が支給される予定です。
❶基礎年金は、20~60歳までの40年間=480月の納付実績に応じて計算されます。
満額は、780,900円となっています(※2021年実績)。
❷厚生年金は、会社員に就業している被用者年金に加入していた方がもらえる年金で、給料月額(ボーナス等を含む平均報酬月額)に応じて受け取り額が計算されます。
例えば、平均報酬月額30万円、加入期間300月の場合、30万円×0.005481×300月=493,290円が厚生年金となります
この場合の支給額は、❶+❷の1,274,190円となります。
月額では106,182円であり、老後生活に十分とは言えそうもありません。
まずは、❷厚生年金加入期間をできるだけ長くすることが大事。
加えて、個人型確定拠出年金(iDeCo)やつみたてNISAなどの老後資金対策に取り組むことも重要となります
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