結構神経を使うが、やればできる!
こんにちは
松江の行政書士&ファイナンシャルプランナーの小室寿明です
先般、法務局による自筆証書遺言保管制度が始まっていることをお知らせしました。
せっかくということで、いただいた遺言作成・保管申請キットを活用し、私(小室)の遺言を書いてみました
既に相続関係は明らかで財産目録も作成済みであり、誰にどう配分するのかについて熟慮…。
考慮する点は、妻は、再任用中の公務員であり、自活して生活できる経済的基盤を持ちかつ自宅の土地・建物の10分の4を所有していること、長男は松江で同居中で民間会社勤務、次男・三男は県外で公務員として働いていることです
で、基本の持分妻2分の1、子6分の1ずつを念頭に置きつつ、まず、長男に「土地・建物の私の持分10分の6を相続させる」こととしました。
次に、二男、三男には、所有の預貯金・株式の内、「それぞれ●●万円(秘密!)を相続させる」としました。
妻には、「残りの金融資産他一切を相続させる」こととし、遺言執行者として妻を指定。
たぶん私より長生きするであろう妻に、この遺言に記載されていることを実行してくれることを託してのものです
▲人生の棚卸とリタイヤ後の生活のため作成していた財産目録。不動産は登記簿の閲覧が誰でも可能ですが、投資信託や株式、ネット銀行の情報は他人(家族でも…)では知ることができないものです。なので、しっかり記載が必要です。
できあがった遺言書と財産目録が上記ですが、手書きで間違いなく遺言書を書くことは結構難しいもので、恥ずかしながら3回書き直しました
間違いなく役立ったのは、最近可能となった財産目録のパソコン作成であり、預貯金等については通帳コピーでもOKでずいぶん手間が省けます。
ということで、自筆証書遺言は、結構神経を使いますがやればできるもの。
ぜひ、遺された(る⁉︎)ご家族のためにご活用をお考え下さい
【お願い】
↓ブログランキングに登録しました。ちょっとでも心が動いた方は、ポチッとお願いします