【あらすじ】
権力と富を思うがままに手にする貴族・武家と役人らの横暴により貧苦に苦しむ民衆。凄まじい格差に世の中は混乱していた。浪人・蓮田兵衛(大泉洋)は才蔵(長尾謙杜)に武術の才を見出し鍛える。兵衛は各地の集落を巡りながら密かに中央政権への逆襲を目論んでいた。
【あらすじ】
セットやストーリーが素晴らしく、迫力があって最初から最後まで目が離せませんでした。
大泉洋さん演じる兵衛が圧倒的に強くて弱者の味方ってところが観ていて痛快。年配の方にも好まれる作品だと思います。
兵衛と才蔵の師匠である唐崎の老人(柄本明)の仙人感がハンパないです(笑)。ジャッキー・チェンに酔拳を教えたユエン・シャオティエンみたいでした。
他に印象に残ってるのは、元々関所のある場所よりも手前に更に関所を設けて役人が通行人からお金を搾取しようとするんだけど、払えない人が脇の岩肌に登り、岩と一緒にゴロンゴロン落ちていくところ。本当にそうした人がいそうな気がするし、私もその時代なら山に登ってるかもと思いました。裕福な人が貧しい民百姓から食料やお金を奪う姿と今現在、物価が値上がりを続けている様子が重なりました。
あと、兵衛が密かに民衆を集めて乱を起こそうとするんだけど、山門の階段に集まるシーンで民衆のひとり(右側端の役者さん)が二度見するのがめっちゃ上手でした。
集まった民衆に七重の塔から指令を出して誘導するシーンは、兵衛の知恵にワクワクしました。
堤真一さんはクールでカッコいいし、松本若菜さんは色白で妖艶でした。
脇をかためる役者さん達は、(私個人の感覚ですが)定番な役者さんの配役じゃないのが新鮮で、映像がリアルに感じました。(タイムスリップしたような臨場感がありました)
これはアカデミー賞ノミネート間違いなしだと思いました。久しぶりにお金払って観てよかったです
パンフレットも買っちゃいました〜
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【大泉洋さん出演作品】
【堤真一さん出演作品】
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