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O2センサーの取り外し・超荒技編

2017-10-11 07:40:59 | 車のDIY
前回の記事でO2センサーの取り替えについてアップしましたが
マイカーについていたO2センサーを取り外すのにたいへん苦労しました。
今日の記事は、O2センサーの取り外し方・荒技(荒業)編です。

マイカーはターボ車です。
ターボを効かせた走行を行うとエンジンはたいへん高温になります。
もちろん、O2センサーが装着されているエキマニ(エキゾーストマニホールド)、エキパイ(エキゾーストパイプ・排気管)も高温になります。
そんな訳で、特にターボ車ではO2センサーがエキマニ(エキパイ)に固着してしまって外せない・・・
という事態がママ発生します。

これ、O2センサーソケットを差し込んでレンチで力を込めてもダメです。
レンチをパイプで延長して(ベバリッジ効果で)回そうとするとほとんどナメそうです。

それで、マイカーをディーラーに持ち込んで、頼み込みました。
Aディーラーでは、1時間格闘してもらいました。
ほとんど車体が浮きそうになるほどレンチに力を込めますが
(この作業でちょっとナメ掛かってしまい)
「これ以上やるとナメちゃうので、うちでは無理」と・・・

続いて別会社のBディーラーに持ち込んだら、
エンジンを噴かして高温にして格闘してもらいましたがダメ。
「もっと高温でやりたいね。バーナーで焼いてみてください。うちには設備ありません」と。

バーナーで焼くしか無いと考え・・・

※ 「バーナーで焼く」というのはよくやる方法です。
ボルト部(センサーのオネジ)とナット部(エキマニのメネジ)との熱膨張率の違いを利用して、上手いタイミングで回すと緩む(ことがママある)、という方法です。

そこで、近所でよくお世話になっている解体業も営む整備会社へ電話で打診しました。

整備会社さんは、「バーナーで焼かなくても外せるよ。今あいてるから持ってきな」と
力強いお言葉。

早速、ワクテカ気分で馳せ参じると
整備会社さん、やおら柄の長い巨大なタガネを持ち出してきて
タガネの刃をボルトの頭の1辺に当て
緩む方向(左回し)に玄翁(げんのう・ハンマー)で打撃を与えました。

5回ほどブン殴るとボルトの頭の1辺が半分程めくれ上がりました。
そのめくれ上がったバリをタガネとハンマーでそぎ落としました。

ニヤリと笑ってO2センサーソケットを当てて回すと、
すんなり簡単に回って・・・あっさりと外せました。

↓これが、タガネで頭の1辺を削がれたO2センサーです。
↓永らくありがとうございました。お世話になりました。
↓何卒、安らけく平らけく、御成仏ください。  (合掌)



いや、実に見事な腕前と度胸です。御見それいたしました。

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このO2センサー施工後は、空燃比モニターのメーターが安定して燃費が1割向上しました。

↓大活躍してくれたO2センサーソケットです。


ほとんどのO2センサーの頭は22mmパイですのでこちらのソケットで間に合います。
材質はクロームモリブデン鋼で剛性は最高ランク。

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