家系やご先祖様に関して意識を向けている人にとって、長男の立たない家系の因縁については興味深いものであるはずです。
長男が短命だったり身持ちを崩してしまったりする状態であれば、長男の立たない原因に頭を悩ませていることでしょう。
こちらの記事では、長男の立たない家系の因縁について解決する方法をご紹介します。
長男の立たない家系の人と結婚した人も、ぜひ解決方法を参考にしてみてくださいね。
目次 [非表示]
長男の立たないのは家系の因縁が原因?
長男が大人として立派に成長しなかったり、早世したりなどで家を継がないのは、家系の因縁が原因といわれています。
スピリチュアルな観点で家系図を見てみると分かってくることがあるので、解決のための参考にしてみてくださいね。
長男は先祖の因縁を引き継ぎやすい
長男の立たない家系のスピリチュアル的な原因は、長男が先祖の因縁を引き継ぎやすいからです。
昔から日本では、長男に家系の跡継ぎを任せる文化が根付いています。
跡継ぎは家系図を繋いでいくだけでなく、先祖からの因縁も一番引き継いでしまうという性質があるものです。
良い因縁はもちろんですが、代々長男が立たない連鎖の状態だったのであれば悪い因縁を引き継いでしまっているとも考えられます。
長男は墓石=生贄の役割を持っている
日本の風習として、長男が墓を守る「墓守」を担うという役割があります。
墓石を守ることは、土地や家から出ることが許されない概念が植え付けられるため、スピリチュアル的に魂の縛りが強くなるわけです。
墓石を長男が守っていくという伝統は、日本古来の神道では存在しないものでしたが、外来の信仰が入り、信心深い家系ほどその考えは強い傾向にあります。
魂の縛りは、肉体や精神に対して悪影響を及ぼすこととなり、長男が早く亡くなってしまったり、ストレスから全うな道を外れてしまったりという現実を引き起こすのです。
代々の過剰なプレッシャーが蓄積されている
長男の立たない家系の因縁は、ストレスによる魂の傷が影響しています。
生きている時の精神状態は魂の状態に直結するもの。
ポジティブで明るく過ごしていると自分の中に眠っている良好な遺伝子が目覚め、子孫も健康に育っていきます。
逆に、ストレスを抱えてイライラした日常を送っていくと、悪い遺伝子が目覚めてしまい病気になったり寿命を縮めてしまったりすることもあるわけです。
長男は生まれた時から跡継ぎという期待や初めての子供ということで、非常に大事にされる代わりに、多大なプレッシャーも課せられてきます。
ストレスやプレッシャーで魂が傷つきやすい環境にある長男は、因縁として長男に引き継がれているのです。
武士の家系の因縁のこともある
長男が立たない家系は、武士の家系の因縁から起きているケースもあります。
良くも悪くも先祖の行いは、因縁となって巡ってくるものです。
戦国時代の武士は人をたくさん殺しているため、殺生を犯したという因縁であるケースもあります。
しかし、武士の家系であっても子孫が繁栄している家系もあるため、一概に武士の家系に悪い因縁があるとは限りません。
武士が行ってきたことに対する因縁は、徳を積むことで解消されます。
殺した人に対する供養の心を持たなかったり、徳を積んでいなかったりする場合は、悪い因縁が消えないため、長男に引き継がれている可能性もあるでしょう。
家系の因縁で長男の立たない家の特徴
長男の立たない家系には、どんな特徴があるのでしょうか。
家系の因縁で長男の立たない家系に見られる特徴を、因縁を含めてご紹介します。
家系断絶の危機に陥り養子を迎える
家系の因縁が表れている家の特徴には、家系断絶というものがあります。
先祖が何度も離婚を繰り返していると、家系の土台が揺らぐため長男が離婚したり、男子が生まれなかったりという特徴が出てくるはずです。
離婚を繰り返すという出来事は、家系にとって縁が何度も変わるということ。
ご縁の深い結びつきが出来ないため、家系の土台が揺らぐわけです。
子供が出来なければ家系が途絶えることになり、また男の子が生まれなければ他の兄弟がいても家系を繋ぐため男子の養子を迎えなければいけなくなります。
肉体的・精神的に弱く早世する
家系の因縁が表れている家の特徴には、長男が肉体的や精神的に弱く早世してしまうというものもあります。
長男の立場として周りから向けられる期待感や責任により、家長としての人間力を磨く努力をし続けなければなりません。
そのため長男が上手く立たない状態になり、精神病や短命という事態を引き起こします。
家系の因縁では、病気の相が出てくるケースも。
病気を持つ本人も、お世話をする周りの人も苦労します。
痛みがなくお世話も不要であっても、敬遠される病気を持っていることにより結婚に影響するケースもあるでしょう。
社会に出れなかったり引きこもりになったり、働けないという状況に陥ることもあるはずです。
- 肺病
- ハンセン病
- 染色体異常疾患
- 癌
- 視覚障害
- 言語障害
- 聴覚障害
- 痛風
先祖の因縁による病気で長男が立たないこともあるものです。こちらの記事も参考にしてみてくださいね。
結婚しても早世し妻子が苦労する
家系の因縁が見られる特徴の一つには、長男が結婚しても早世してしまうことにより妻子が苦労するというものもあります。
家長として家を引き継ぐ長男が、早世してしまうと次男・三男と跡継ぎが変わっていくはずです。
しかし、長男が結婚し子供を残している状態で早世してしまうと、その子供に跡継ぎが期待されます。
跡継ぎである夫を亡くした妻は、家系のために子供を育てるというプレッシャーを与えられ、苦労することになるわけです。
妻の立場からすると、義実家は肩身が狭い思いをする所でしょう。
信仰の深い家柄であったり、義両親との同居を求められたりすると、苦労する人生を送ることになります。
結婚の話になると破談になる
家系の因縁が見られる特徴の一つには、結婚の話になると破談になるというものもあります。
家系を受け継いでいくためにも、婚姻関係を結ぶことは重要です。
一昔前は、家柄同士の利益や繁栄のために子供を結婚させる風習も当たり前にありました。
現在でもお見合い結婚は根強い人気ですが、恋愛結婚も増えてきています。
どんな出会いにしても結婚に向けて話を進めていくと、まるで呪いをかけられているかのように家に縛り付けられてしまい破談になってしまうのです。
離縁を繰り返してきた家系の因縁が、結婚を遠ざけてしまいます。
身内に暴力をふるう
家系の因縁が見られる特徴の一つには、身内に暴力をふるうというものもあります。
長男に生まれると、不思議なことに家系の様々な背景が見えるようになるものです。
それは自分が家長として家系を受け継いでいくという、意思の働きもあるからでしょう。
親や祖父母、そのまた前の代と先祖が行った悪い話を耳にすると、家系内で生まれている因縁を、長男である自分が引き継いでしまう運命にあることを呪うようになります。
生贄系のカルマと呼びますが、自己犠牲の心理に陥り「家族のせいで自分が傷ついている」と考えるようになるのも無理はありません。
ネガティブな心理は、DVやモラハラ・ギャンブル・お金を渡さないなど身内の害になる言動をするようにもなります。
- 自分のような血を受け継いでいる人間は子孫を残すべきではない
- そもそも生まれてはいけない存在だ
- 周りにいる人はみんな自分が死ぬことを望んでいる
- 誰も助けてくれない
- 親は子供の幸せを願っていない
- 可愛がってくれる人はいない
- 親は子供への愛情を注がず自分のメリットしか考えていない
- 愛されていない
そもそも男子が生まれない
家系の因縁が見られる特徴の一つには、子孫に男性が生まれないというものもあります。
絶家の運命果と呼ばれるものですが、養子を迎えて家系を繋ぐ悪因縁があると子孫が次のような傾向を見せるようになるはずです。
- 男の子が生まれないので養子をもらい家系を繋ぎ血縁が少なくなる
- 生命力が強い子供は家族と衝突し家出する
- 女の子が家督を継ぐ場合がある
- 養子をもらっても上手くいかない
長男の立たない家系の因縁を浄化する方法
長男の立たない家系の因縁があると分かった人は、すぐにでも浄化する方法を試してみたいはずです。
どのように浄化を行うのか、今後の子孫のためにも読み進めてみてください。
家系の因縁を断ち切る方法を実践する時には、多くの情報をキャッチしておいた方が困らないでしょう。こちらの記事もぜひ参考にしてみてくださいね。
しっかり先祖供養をする
長男の立たない家系の因縁を浄化するには、まず先祖供養をしっかりと行うことが第一優先です。
先祖供養で重要なのは、お墓参りとなります。
家系の因縁を抱えている人は、色々な事情でお墓参りが難しい状況にあるケースが多いものです。
離婚や家系との絶縁があると、そもそもお墓がどこにあるのか分からない人もいるほど。
家系の因縁を浄化するためには、「ご先祖様があったから今の自分がいる」という生命のルーツを思い出し、感謝することが必要です。
お墓参りは感謝を伝える行為となるため、お墓の場所が分からないのであれば探し出してでも行くべきだといえます。
自分でできる先祖供養の方法もしっかりと学んでおくと、困りませんよ。こちらの記事も参考にしてください。
先祖の代わりに徳を積む
長男の立たない家系の因縁を浄化するには、先祖の代わりに徳を積むことです。
先祖からの家系の因縁が起こるのは、先祖が亡くなる前までに自身または過去のカルマを解消出来ていないことによります。
解消できなかったカルマが魂のDNAに刻まれ、子孫にそのまま影響を及ぼしているわけです。
カルマを解消するためには、徳を積むことが大切になります。
誰も見ていないところで人の役に立つことを行ったり、誰かに喜んでもらえることをしたりすると、徳を積めて家系の因縁も解消につながるはずです。
見返りを求めず人に愛を与えられる行動を心がけましょう。
神社でお祓いをする
長男の立たない家系の因縁を浄化するには、神社でのお祓いがお勧めです。
悪い因縁は、長男の立たない家系の関係者全ての精神面に影響します。
ネガティブになったり、精神的・肉体的苦痛から家庭が崩壊することも珍しくありません。
自分自身に宿るネガティブなエネルギーを変換するためにも、お祓いは有効になります。
神社はパワースポットとしても有名です。
お祓いをしてもらうことで心身を清められ、家系の因縁を浄化出来ます。
神社の高いエネルギーで、気持ちも楽になるでしょう。
お祓いが得意な神社も日本にはたくさん存在します。こちらの記事も参考にしてみてくださいね。
浄霊をお願いする
長男の立たない家系の因縁を浄化を考える時には、浄霊も検討すべきです。
ご先祖様がこぼした一言が原因で、家系の因縁が生まれる場合もあります。
裏切りにあったご先祖様が、「7代末まで祟ってやる」と言葉に出したことで、苦しめられた家系もあるそうです。
ご先祖様の魂が、子孫に託した願いが強すぎて長男の立たない家系になってしまった場合には、浄霊をしてご供養することが解消への道となります。
血族に悪影響を及ぼしているご先祖様の想いが残っているのであれば、霊能者の方にお願いして浄めてもらいましょう。
占い師 tomomiのワンポイントアドバイス「家系の因縁は子孫の行いで断ち切ることができる!」
ご先祖様への供養や感謝の気持ちを示すことから始めてみましょう。
徳を積むことで子孫に因縁を残すことなく、自分自身の人生も豊かになっていくはずです。