カラージェルが「シワシワ」「ヨレヨレ」になる原因と対処法

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ネイリストmicacoです。

カラージェルを綺麗に縫って～
ライトで硬化して出したら…

「なにこれー！シワシワじゃん！」

って、
カラージェルがライトに入れたら
「シワシワ」「ヨレヨレ」に姿を変えてしまったって経験ありませんか？

せっかく綺麗に仕上げたつもりでもこんなはに"シワシワ"になってしまってはショックですね。

なぜカラージェルがこんなに"シワシワ"になるのかの『原因』と『対処法』。

そして"シワシワ"を『回避する方法』をお伝えします。

最後に動画もあるので合わせてご覧下さい♪

ライトに入れたカラージェルが「シワシワ」になる原因とは？

ライトに入れたカラージェルが「シワシワ」になる原因は2つあります。

①顔料の多いカラージェルを厚塗りした時
②ライトに当てる時間が極端に短かった時

そしてこの2つの原因が揃った時にはかなりの確率で"シワシワ"になります。

詳しく説明していきましょう。

①顔料の多いカラージェルを厚塗りした時
カラージェルには色を付けるための顔料がクリアジェルに混ざっています。

その顔料が多いほどライトに当てても固まりにくくなります。

なぜかと言うと、
『顔料が多いので顔料が邪魔をしてライトの光が奥まで到達しにくくなるから』です。

逆に顔料の少ないクリア感のあるカラーやシアー系のカラーはライトの光が素直に到達するので固まりやすくなります。

顔料が邪魔をしてライトの光が奥まで到達しないと表面だけ固まります。

固まった表面部分だけのジェルが縮み、
シワシワおばあさんに姿を変えてしまうんですね～。

できればいつまでも若々しくいたいのでシワシワになるのは嫌です！

②ライトに当てる時間が極端に短かった時
ジェルネイルをしているとライトに手を入れるタイミングで、

「入れた瞬間にライトが消えていて気がつかなかった。」
って時ありますよね。

一瞬だけカラージェルに光が当たると表面だけうっすらと固まります。

すると①で説明した時と同じように

表面だけ固まってしまって中は固まらず、固まった表面部分が縮み"シワシワ"になります。

そして触ると"ブヨブヨ"！

まだまだ私も"ブヨブヨ"にはなりたくないと思っていますがギリギリです！

①と②の状態はカラージェルが完全に固まっていない事になります。

ジェルが完全に固まっていない事を
『硬化不足』や『硬化不良』
と言います。

カラージェルがピチピチだったのにライトに入れたらおばあさんになって仕上がってきてしまったのは、

『硬化不足』

が原因だと言うことになります。

硬化不足（硬化不良）になってしまった時の対処法

さ、カラージェルが硬化不良になってしまったらそれはもう仕方ありませんが、

いったいその後はどうしたらいいのか？
と言う問題です。

『硬化不足が原因』なら、
沢山ライトに当てて無理矢理固まらせてからまた上から同じカラーを縫って隠しちゃえ！

なんて思っていませんか？

1度硬化不良をおこしたカラージェルは、無理矢理ライトに入れてなんとか固まったように見えても完全に固まっていません。
(ライトに入れる時間が短くて硬化不足になった場合は固まる事もあります。)

“シワシワ“を隠すために塗ったジェルも分厚くなるので隠すためのジェルも硬化不良になる事もあります。

シワシワを無理矢理隠し強行突破すると
固まっていないジェルの部分から剥がれると言うリフトの原因になるので必ず根元から直しましょう。

直す方法

もうシワシワカラージェルを直す方法は削り落とすしかありません。

カラーの部分を削り落とすときっと中にはまだ固まっていないジェルが出てきます。
(動画だと解りやすいかもしれません。)

固まっていないジェルもしっかりと拭き取って新たにジェルを塗りましょう。

シワシワカラージェルを『回避する方法』

新たにカラージェルを塗る時に『硬化不良』が起こらないように気を付ける必要がありますね。

『硬化不良』が起こる原因は厚塗りとライトの照射不足なので、

薄ーくカラージェルを塗ってしっかりと規定の時間ライトに当てましょう。

顔料の多いカラージェルは濃いカラーがほとんどです。
発色も良いと思うので薄塗りを心がけて塗ってくださいね。

ついでに申しますと、

カラージェルのメーカーによっても『硬化不良』がおこりやすいメーカーとおこりにくいメーカーとあります。

私の使ってきた経験では【ココイスト】さんのカラージェルが優秀です。

なんなら顔料の多いであろうカラージェルを少し厚塗りしても『硬化不良』にならないのです。

レベリングも凄いのでムラにもなりにくく発色もバッチリ！

『硬化不良』がおこりやすいカラージェルだけでもココイストさんにしてもいいかもしれませんね。

『硬化不良』がおこりやすいカラーも動画でご紹介しているので是非ご覧下さい。