今回はせどりにおける利益率についての記事になります。
利益率については人によっては数字の管理に使うほど重要な数字なんですがちゃんと把握していますか?
僕の場合数字管理は利益率ではなく投資利益率である(ROI)を軸に計算していますので利益率はあくまでも月の推移と参考値としての側面が大きいですがきちんと把握するようにしています。
もし自分のせどりの利益率がわからないという場合にはこれを機にしっかりと把握するようにしましょう。
利益率の計算の方法と楽に計算できるアプリの紹介
・導入しているのであればせどりすとプレミアム
※わざわざ導入する必要は私はないと考えています、せっかくあるのなら使いましょうというイメージです。
この辺りを使って仕入れの際にしっかり計算するようにしてください。
自分で計算する際には利益額÷販売額×100で計算することができます。
プライスターなどで月間の利益額に対して月間の売り上げを割り、×100することで当月の利益率を出すことも可能です。
こういった数字を毎月出すことで、著しく動きがないかどうか判断できます。
何か事業がうまくいっていないなと思うとこうした数字はどのように推移しているのか、材料が多いに越したことはありません。
毎月必ず把握するようにしましょう。
例えば月間の利益が30万だとして、月間売り上げが100万だったとすれば上の式に当てはめると30という数字が出ます。
その場合利益率は30%だということですね。
中古・新品それぞれの理想の利益率の平均や回転率ってどのくらい?
理想というとどこまでも数字が大きくなると思うので、あくまでも参考程度でしかありませんが新品で20%程度、中古だと30%程度という風に言われています。
とはいえ、僕のように中古に特化して実践しているなら30%を越えてくることもごく普通にあります。
新品も交えるなど色々なパターンがありますし、この平均という考えはあまり気にしなくていいと思いますよ。
プレミア商品やジャンクのような投資利益率の高い商品ばかり取り扱っていれば水準より上に行く代わりに、回転が落ちたり返品率があがったりします。
資金力のある人であれば新品で薄利だったとしても回転で補っているようなパターンもありますからね。
そんな人は水準より下回ることもあるでしょう。
もし、中古中心でやってるのに20%そこらしかない。
こんな感じであればちょっと仕入れ基準に問題があるとは思うのでそういった場合は注意した方がいいですね。
回転率についてはどういった在庫の積み方によって異なります。
投資利益率と回転率のバランスが重要になりますので平均と言っても人や取り扱う商材、新品・中古などによって大きく異なりますのでそこはあまり気にせず自分の回転率と投資利益率をしっかり把握して、問題のある方を修正して行くという流れが一番大切ですよ。
本、DVDの利益率が高いって聞くけど本当?
これは間違いとも正しいとも言えません。
厳密には本であろうがDVDであろう関係なく安く仕入れしたものを高額で販売できればその分利益率は上がります。
そういう意味では本に関しては安く仕入れて高く販売できる種が多いという意味では利益率が高いとも言えます。
DVDにも同じことが言えますがDVD-BOXなどのように仕入れ単価がそもそも高額になりがちな商品が多いのもDVDの特徴ですね。
そんな場合利益率が高いと言うよりは利益額が大きい、こう言った方が自然な気がします。
家電だってジャンク等のように利益率の高い商品もありますしCDにだってあります。
おもちゃにもフィギュアにも何でもあります。
その中でも本に関しては総合的に利益率が高いと考えても良いかもしれませんね。
500円仕入れ→5920円販売 利益:3956円 利益率66.8%
200円仕入れ→2653円販売 利益:1540円 利益率58%
3735円仕入れ→9846円販売 利益:3968円 利益率40.3%
3450円仕入れ→9980円販売(この写真撮影時は新品相場が下がってる) 利益5054円 利益率50.6%
40932円仕入れ→77591円販売 利益29066円 利益率37.4%
このように実際に僕が販売した中から様々な例を挙げてみました。
当然どれも利益率や額を見ても十分良いように感じられるかと思います。
ただ、注目してもらいたいのは上2つの本の利益率ですね。
利益率というものは当然ながら仕入れ値が安ければ安いほど利益が残るので率も高くなります。
つまり利益率をとことん高めたければ安く仕入れすることが重要になります。
ところが一番下のブルーレイレコーダーなどはどうでしょう?販売価格も高いけど仕入れ値も高いですよね。
通常このレベルになるとマインドブロックが働く方も多いかと思いますが、本の場合今回の参考例だと仕入れ値を見て頂ければわかるように仕入れ値が500円とか、200円とかになってますよね。
その差で本は利益率が高くなりがちという意味です、当然高額で仕入れする本もあるので全てが全てその限りではありませんがね。
恐らくですが上2つの商品のレベルの投資であれば何も迷いなく出来るかと思います。
今回の例の場合は結構安く仕入れ出来た部類ではあるにしても家電やおもちゃ、DVD等を200円や500円で仕入れて同じような利益率を出すということは本と比べると厳しいんですよ。
厳密にはおもちゃでも家電でも一工夫すれば同じような利益率を出す方法はありますが、本の場合本当に横流しするだけですからね。
極端な話、ブルーレイレコーダーを1000円で仕入れできませんよね、仕入れに40000円もかけて返品される危険性もあります。
この商品は投資利益率で見るとROI70%を越えているので私としては十分仕入れるんですが、やはり怖い人は怖いでしょう。
利益額と利益率のバランスも大切だと思いますが、上にあげたような本で在庫を積み上げれば当然利益率が高く資金繰りはしやすくなります。
※利益が大きい=仕入れが安いということなので、波形を見てみるとロングテール前提で、売れるのに時間のかかる商品だと判断せざるを得ない商品も沢山ありますので、あまり利益率にこだわりすぎるのも微妙なところです。
その辺りからも本だけ完璧で万能という訳ではなく、あくまでも商品によるということだけは勘違いしてもらうと困りますが、リサーチしていく上で安く仕入れできて高く売れる商品が見つかりやすいカテゴリであるということに関しては否定できませんので、ある意味では利益率が高いカテゴリだと言えるかなと思います。
とはいえ、言葉の持つ本質的な意味をしっかり捉えて本だけに拘らず様々なカテゴリから仕入れできるようになることをお勧めします。
まとめ
いかがでしょうか。
今回はせどりにおける『利益率』という数字にフォーカスした記事を作成しました。
こういった数字を意識しているということは恐らく初心者を卒業してせどりでこれから大きく稼いで行きたいという思いがあるんだろうなと感じます。
せどりで稼ぐためには特定の儲かる商品を追いかけるということではなく、在庫や資金状況を把握し、数字で目標設定や行動計画を立てて数字を追いかけるという意識が重要です。
仕入れ基準なんていうものは数字から割り出すべきであって、本来利益率というものも現状の販売状況や在庫状況から常に微調整していくことが一番大切なので、まずは利益率からでもしっかり意識して数字を管理するという意識を持つようにしてください。
お金を使って仕入れた商品を販売して収益を上げていく以上簡単に稼げるという事はありえません、数字の管理というものはきっと苦手意識もあるしどうやったらいいのかわからないのが普通です。
起業したもののそういった知識も無くせどりでうまく稼げていない、という人多いですよね。
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