金利上昇

住宅ローンの変動金利 今後はどう動く?用語から基礎を解説!

これからマイホームの購入を考えている方は住宅ローンを組むことになりますが気になるのは金利ですよね。

特に近年は変動金路の低さが魅力ですが、変動金利は借入後に上昇する可能性もあります。

変動金利が今後どうなっていくのかを理解しておけば納得して住宅ローンを払えるので、この記事でおさらいをしておきましょう。

高額になりがちな住宅購入ですから、初めて買う方がほとんどでしょう。そのため変動金利の今後の動きが分からないという方も多いでしょう。

 

ここでは金利や変動金利の基礎から説明していきます。

その上で今後の変動金利を見据えていきましょう。

 

変動金利の「金利」とは?

住宅ローンを組む際に重要になってくる金利。

ですが、金利とは何かと言われても正確に答えられる方はそこまで多くありません。

家を買う前に、変動金利がどういう意味なのかをハッキリさせておきましょう。

 

金利とは、借りたお金にかかる利子の割合のことです。

これは銀行や消費者金融が設定しているものです。

例えば利子が5%で100万円借りたとしたら、105万円が返済額となります。金利が高くなればなるほど返済額も多くなります。

 

つまり、お金を借りる際にはできるだけ金利が安い金融機関から借りる方が得をすることになります。

 

変動金利とは?

金利がわかったところで、次に変動金利の意味を説明していきましょう。

これは住宅ローンを組む際に使われる言葉で、金利が定期的に変動する住宅ローンを指します。

変動金利という言葉そのままの意味で、変動する金利ということですね。

 

住宅ローンには、固定金利と変動金利の2種類があります。

固定金利は、こちらもその名の通り金利は返済完了までずっと変わらない、もしくは一定期間の金利を固定した住宅ローンのことを言います。

対して変動金利は、返済完了までに何度か金利が変わる住宅ローンのことです。

 

半年に一度金利が変わるのは、景気によって住宅ローンを支払う側や、銀行や消費者金融の金利で儲ける側がアンバランスにならないようにするためです。

 

例えば、景気が悪いのに金利が高い場合は、住宅ローンを払う側は厳しい状況に陥りますよね。

だから金利を低く設定し直します。

 

反対に、景気が良い時に金利が低い場合は、お金を貸した金融機関は儲けることができず、やはり厳しい状況になるので金利を高く設定し直します。

固定金利にも変動金利にもメリットとデメリットがあるので、住宅ローンを組む際には一概にどちらが良いとは言えません。

 

将来の景気によって損得が変わってくるため、今後を的確に見据えられる目でもないと何とも言えないのです。

今度景気がどうなるか予想ができたら苦労はしません。

 

ちなみに、変動金利は金利が変わると言いましたが、大幅に変更されるようなことはないので安心してください。

かなり小規模な変動で、例えば0.5%が0.53%に変動するくらいのことです。

3%の金利がいきなり7%になるなどの見直しはありません。

 

>>変動金利の上昇幅には制限がある?

 

変動金利を選ぶ際には、たとえ景気が悪くなっても金利が低くなってくれるから安心だと思っても、多少は注意しておかないといけません。

 

固定金利も同じで、このまま今の景気のままで行くと思ったら痛い目を見ることもあります。

特に住宅ローンは一生に一度の大きな買い物になるため、30年以上のローンを組む方も多いです。

明日のこともわからないのに、30年先の景気なんて予想できませんから金利の種類は慎重に選びましょう。

 

住宅ローンの変動金利は今後どうなる?

住宅ローンの変動金利は景気などの動向次第で上がることもあります。

そのため、変動金利利用者にとって、将来的に金利が上がるのかどうかは非常に気になるところです。

特に、住宅ローンを借入して間もない方にとって、返済期間が長く残っていれば金利上昇が与える影響も非常に大きいいものとなるでしょう。

 

未来を予想することは不可能ですが、色々な条件やデータから予測することならできます。

変動金利もそうです。

 

変動金利は今後上昇してしまうのか?

 

もちろん人によって考え方が異なるので確かなことは言えませんが、ここからは多くの人が「こうなるのでは?」と考えている予測をご紹介します。

最近の変動金利の金利がどうなっているかを見てみると、マイナス金利政策が導入された後も、金融機関の基準金利に大きな動きがないことがわかります。

 

今のところ、金利が低く設定し直されることも、反対に高く設定し直されることもないということです。

近々これがどうなるのかを考える上で必要なデータは、物価を前年と比べて2%上げようとする日限の試みです。

 

物価を安定させるための策ですが、これが達成したら変動金利は上昇していくと考えられています。

逆に言えば、これが達成されるまでは金利政策が続くということで、今すぐに金利が上がることはないと言えます。

 

変動金利の低金利は今後も続くのか?

今は比較的低金利に設定している金融機関が多く、顧客獲得のために少しでも金利が低いことをアピールしています。

 

コロナ禍で職を失った方もいれば、会社の運営が厳しくなっていると聞いた方もいるでしょう。

今は日本だけでなく世界的に見てもわかりやすい好景気とは言えません。

ワクチン接種も始まっているものの、ワクチンは新型コロナウイルスの感染を防ぐものではなく、感染した時の症状を軽くさせるものです。

 

まだまだ不安定な情勢が続くことを考えると、あえて今から金利が高いところからお金を借りようとする人はいないでしょう。

 

金融機関もたくさんの顧客に来てもらいたいですから、その競争として金利は低くしている状態です。

それなのに借り手がなかなか現れないという状況ですから、金利は上げたくても上げられないのでしょう。

 

むしろさらに金利を低くすることが考えられるため、近い将来の話で言えば低金利になると思われます。

よって、住宅ローンを組むなら金利が低い今がチャンスと言う人もいます。

金利が低いということは、いつかは高くなるわけですから、そうなる前に住宅ローンを早めに組むという作戦です。

 

長い年月を変えれば変動金利が倍くらいにまで上がることだってあります。

いきなりは高くならないとは言うものの、住宅ローンほど長い期間でローンを組むなら注意しておきたいところではあります。

住信SBIネット銀行
4.98

★住信SBIネット銀行の住宅ローン
★業界トップクラスの低金利
★新規購入時の通期変動金利は0.32%(2023年5月現在)
★全疾病保障保険の特約を無料で利用できる

借入可能額(最大)

1億円

適用金利・手数料など

変動金利0.32%(借り換え時 0.299%) ※所定の条件を満たした場合の通期変動金利となります※掲載金利は最大金利引下げ幅時の適用金利です。審査結果によっては、表示金利に年0.1%上乗せとなる場合があります。

所要時間

申込から融資実行まで1ヶ月程度

その他優遇など

全疾病保障特約を無料で付加、一部繰上げ返済手数料無料

 

三菱UFJ銀行住宅ローン
4.95




☆三菱UFJ銀行のネット専用住宅ローン
☆13年連続で日本で最も利用されている住宅ローン
☆変動金利 0.475%(2022年1月現在)
☆3年固定金利 0.34%、10年固定金利0.74%(2021年4月現在)
☆申込手続きなどはネットで完結
☆7大疾病保障付き住宅ローン ビッグ&セブン<Plus>も利用できます

借入可能額(最大)

1億円

適用金利・手数料など

変動金利 0.475%、3年固定金利 0.39%、10年固定金利0.74%(2022年1月現在)

その他優遇など

7大疾病保障付き住宅ローン ビッグ&セブン<Plus>

 

SBIマネープラザ
4.9

SBIマネープラザ

★SBIマネープラザの住宅ローンサービス
★完全予約制ですのでまずはご予約ください
★ネット銀行の低金利を対面相談で利用可能
住信SBIネット銀行と同水準の低金利
全疾病保障特約を無料で利用できる

借入可能額(最大)

2億円

適用金利・手数料など

変動金利 0.41%、10年固定金利 0.53% (2021年7月時点)

所要時間

申込から融資実行まで1ヶ月程度

その他優遇など

団信・全疾病保障付(金利上乗せなし)

 

au住宅ローン(新規申込)
4.95

じぶん銀行住宅ローンバナー

☆じぶん銀行のau住宅ローン
☆業界最低水準の住宅ローン金利
☆がん50%保障団信が無料で利用可能
☆auユーザー以外の方でもお申込みできます
*じぶん銀行は三菱UFJ銀行とauの共同設立のネット銀行

借入可能額(最大)

2億円

適用金利・手数料など

変動金利 0.31%、10年固定金利 0.465%(2022年1月時点・au金利優遇割適用時)

所要時間

申込から融資実行まで1ヶ月程度

その他優遇など

一般団信・がん50%保障団信の保険料が無料、一部繰上返済手数料が無料

 

できるだけ金利を低く抑えるコツは?

先行きがまだまだ不安な今、できるだけ金利を低く抑えて住宅ローンによる出費を抑えるにはどうしたら良いのでしょうか。

個人の力で金利を低くすることはできないので、ここは新築の戸建てより中古の戸建てを狙う作戦が有効です。

中古と言うと、安いけれどキレイではないというイメージが先立つかもしれません。

 

しかし、最近は中古住宅を購入後フルリノベーションする方も増えてきています。

DIYブームに乗っかり、家を自分たちの好きに、テレワークがしやすいようにとアレンジするのです。

新築だと注文住宅にしなければ思い通りにならず、建売住宅だと我慢ポイントもあります。

 

しかし、リノベーションが得意な業者に頼めばたくさんのアイデアを出してくれるので納得が行きやすいメリットがあります。

これなら新築同様にキレイになりますし、中古の戸建ての価格とリノベーションの価格を合わせても新築の戸建てほど高くならないように注意すれば住宅ローンの負担は減ります。

 

中古住宅とリノベーション、これらの価格を一体化した一体型住宅ローンという商品も出てきているので、上手く使えばかなり安くなるでしょう。

安い新築住宅を購入するという手もありますが、もし安いことにより気密性や断熱性が悪かったらショックですし、建て直しはできません。

ならば、始めから中古住宅を狙っておくのも今を生き抜く術ではないでしょうか。

ノムコム中古マンション購入
4.9

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まとめ

金利とはどのような意味かを把握し、変動金利とはどういう意味かを知った今なら、自分に合った住宅ローンを選択できるのはないでしょうか。

今後どうなるかを予測することはかなり難しいものの、基本的には今が低いため、じわじわと高くなってくると言われています。

家を買う予定があるなら、予定を少し早めた方が良いかもしれませんね。

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