2025年1月27日

豊昇龍初場所優勝に思うカープのこと


昨日の大相撲、初場所千秋楽。大関の豊昇龍(朝青龍の甥っ子です)、平幕の金峰山、王鵬が3敗で並び、優勝決定戦は巴戦に。

そこは豊昇龍が格の違いを見せつけ、2勝して優勝。

今場所、中盤で3敗しながらも、そこで踏みとどまって優勝につなげた豊昇龍。立浪親方が「楽しくやれ」と声をかけてくれたことが大きかったそうです。

あのままズルズルとならなかったのは、「楽しくやれ」と親方に言われ、一度冷静になれたのかなって気がした。そこから勝ち続けるのはさすがのメンタル(と技術と身体能力)。


9月のカープの大失速。もし、いったん立ち止まれるきっかけがあったら、あそこまでズブズブと行かなかった可能性もあったのかなと、ふと思った。

秋山翔吾は、お正月に放送されたラジオで、あのときのことを「こんなに止まらないもんかな」と話していた。

渦中にいて、「まだ大丈夫かな」と思っているうちに、どんどん事は進んでしまった。


DeNAが日本シリーズで2連敗した後、選手たちで自発的にミーティングして、そこから流れが変わっていった。

それは勝って終わった後だからそう言えることなんだけど、カープもあのとき、ちょっと選手同士で声かけあったり、集まれたり、ちょっとしたことで流れを変えることでもきたのかなって。

続く毎日、立ち止まるのは難しいけれど、それこそかつて緒方監督がよく言っていた「切り替えて」(あれは当時紋切り型にも響いたけど)は、簡単そうに見えて難しいことなんだろうなと思った。


ところで、今場所、豊昇龍は、熱海富士・正代・平戸海に負けた。

熱海富士とはこれで3勝5敗、苦手な相手だったようです。やっぱり相性ってあるんだな、と。

カープも、阪神の大竹耕太郎、髙橋遥人、中日の柳裕也、髙橋宏斗ほかほか、苦手投手がいっぱい。中日には昨年、8勝16敗1分と大敗。

苦手チーム、苦手投手を克服しないと上には行けないですね。
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