2日後には春季キャンプ。開幕までがオフとは言え、プロ野球選手がテレビ出演している間が私的にはオフ感あります。
1月26日、「ジャンクSPORTS」で、プロ野球トーク日本シリーズ。(TVerで現在配信中)
昨年、森下暢仁が「マツダスタジアムのビジター用のロッカールームには浴槽がない、シャワーしかない」と暴露したのは忘れ難い。
その甲斐あってか(?)、このオフ、マツダスタジアムのビジターのシャワー室に手が入った。シャワーが4台から7台に増設。ん? 浴槽は?? もう一押し!
カープからは坂倉将吾と矢野雅哉が参戦。今年も笑った、笑った。
涌井秀章と宇佐見真吾による中日が優勝、連覇果たしました。宇佐美の間(ま)に文句なしにMVPを差し上げましょう。昨年、笑いをとっていた小笠原慎之介はナショナルズに移籍決定、おめでとう!
一緒に出演するはずだった杉山一樹が体調不良のため欠席。ひとり所在なさげで、ときに本気でぼ〜っとしていたソフトバンクの海野隆司もおかしかった。
2022年10月1日、優勝かかった西武戦、同点の場面で山川穂高に逆転2ラン浴びた藤井皓哉とバッテリーを組んでいた海野。試合後も涙が止まらなかった二人。という親近感からの親しみがさらに増す。
正捕手の甲斐拓也はFAで巨人へ移籍。海野、し、しっかり!
毎年のことだけど、一番笑ったのが「子ども監督の言いたい放題」。今回は、昨シーズンBクラスだったチームのファン感謝デーで、「Aクラス入りの秘訣を聞く」という企画。
いきなりマツダスタジアムから始まります。
「後半戦がちょっと思わぬ事態になりました。最後まで本気を出して戦えれば、あんなことにはなってなかった」(小1)
「ピッチャーは頑張ったけど、打線がなかなかつながらなかったから、ちょっと負けが多かった」(小2)
「ピッチャーだけに頼ってるってのが、今回4位失速の原因。菊地選手も矢野選手も守備はいいんですよ。でも打てないのが課題」(小4)
「ピッチャーは抑えるんですけど、バッターが打たないんで」(小6)
とくに膝を打って笑ったのが、選手へのコメント。
矢野選手に一言
「守備がうまくて見ていて楽しいです。ランニングホームランも打ちましたね」(小6)
「肩も強いし、守備の要で、菊地2世が誕生したのかなと思うくらい守備がうまくて、すごく関心しました」(小6)
「矢野選手はしっかり冷静に落ち着いて、捕球を見直した方がいいと思います。簡単なボールを落としすぎたりしていたので、難しいボールは捕れていても、やっぱり正面とかのボールをもっと落ち着いて捕った方がいいと思います」(小6)
坂倉選手に一言
オールスター後からホームランが増えてきたので、シーズンの初めからもっとホームランを打ってくれたらよかったです」(小6)
「盗塁されたときとかもバンバン刺してくれたら、もっとキャッチャーでの試合が増えた」(小6)
「チャンスのときに打てないかったのは悔しい。坂倉選手はメンタルが弱いので、もうちょっと強くしてください」(小5)
スタジオは爆笑、二人は苦笑。
ファンは集中して試合を見てますから(なんなら全試合の勢いで)。しかも、なんの忖度も利害関係もないので、解説者や記者より、ファンの子どもたちの方がよっぽどストレートで、ジャーナリズム精神すら感じます。気持ちがいい。よう言うてくれた!
とくに坂倉〜。「日本代表の正捕手候補」という評価より、よっぽどしっくりきました。
この聡明な監督たちの言葉を胸に刻んで、今シーズン、よろしくお願いします!