開幕まであと3日。
昨年に続き、投手陣は、森下暢仁、床田寛樹、大瀬良大地、玉村昇悟、森翔平、ドミンゲス・・・と楽しみな先発ローテ候補(大瀬良のスロー調整はちょっと気がかり)。
ドラ3の岡本駿も1軍スタート。現役ドラフトでに日ハムから移籍のアンダースロー・鈴木健矢もいるし、常廣羽也斗やドラ2の佐藤柳之介も控えている。森浦大輔、ハーン、塹江敦哉ららら、投手陣には充実感が。
昨年、打線の援護がなく、煮湯を飲まされ、辛酸をなめさせらたカープ投手陣。もうこれ以上、「投げれど投げれどなお、わが投球報われず、ぢっと手を見る」なんて、石川啄木みたいな気持ちにさせないでほしいです。
林晃汰が開幕2軍というニュースにはがっくりきた。
羽月隆太郎は1軍へ。羽月は代走のエキスパートとして、相手チームで足を撹乱させてほしい存在だけど、オープン戦で連続ホームランを放っていた林を落とすとは。
ポジションの枠の関係上、苦渋の選択かもしれないけど、今年のカープの目標は点を取ることなのに、そこを落とすのかと。
開幕ワクワク度が目減りしてます。「変革やるやる詐欺」にあった気分です。肩透かしに合うのは想定していましたけど。
開幕してからも競争は続く。で、随時フラットに入れ替えしてくれるのならいいけれど。
「オープン戦とシーズンは別物」は何度もここでも書いたこと。新井さんもオープン戦を終えた後、そう言っていた。
ほんとに別物という試合を見せてくれるのか、それもあと3日以降にわかること。
3月23日の「サンデーモーニング」で、上原浩治さん(と岩村明憲さん)がファンに向けて、カブスとドジャースの東京での開幕戦の盛り上がりを日本のプロ野球でもお願いしたい的なメッセージを送っていたことに違和感。
それ、ファンにお願いすることじゃないです。思わず応援したくなるプレーを選手がすること、球団とNPBがそのための環境を作ること、そういうプロ野球界であることが盛り上がるのには必要なことなのに。
セ・リーグは依然としてDH制の導入を棚上げしているし、NPBはビデオ判定の環境を変えないでレベルの低さを感じさせたままだし(カメラの台数を増やしたり、ビデオ判定する専門スタッフを置こうとしない)。
その点、3月23日の「サタデースポーツ」での、開幕前の恒例「セ・リーグ監督会議」。最後に、ファンに向けてのメッセージを突然指名されたヤクルト・高津監督は、「プロ野球を盛り上げるためにがんばっていきたい」的なことを話していた。
当事者としての言葉だなと思った。野球ファンがプロ野球を見るのが当たり前と思ってくれるな。カープを応援してきた私ですら(応援歴は長くはないですけど)、今年、カープを応援し続けられるのか、自信がない(球団に魅力を感じない)状況なんですから。
林、これにモチベーションを下げることなく、上がってくるのですよ、待ってますよ。選手まで魅力を失ったら、もうプロ野球を見る気がしなくなりますから。選手が一番!