旧京都府庁本館 20230506

 

旧京都府庁本館へ

丸太町通りから北の釜座通りは、京都府庁への専用道路のように整備されていた。
その通りを歩いていると、京都府庁の旧館が目に付く。
一度、中を見たいと思っていた。
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しかし、門が閉まっていた。f:id:m3785com:20230506143933j:image

よく見ると、一般公開している。そして、無料。
そして、この日は土曜日。赤い矢印にのところに目が行った。
今日は見ることができそうだ。
青い矢印には、目がいかなかったが、この日は、運よく、第一土曜日だった。
旧京都府庁

東門へ回った。
新しい建物が目に付いた。ここから入ることができるのかな?行ってみた。
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行くと、ガラスの自動扉があったが、近づくと開いた。
しかし、さらにもうひとつのガラスの扉があった。
それは開かなかった。ガラス越しに中をのぞいていると、警備の人がやってきて、ガラス越しに少し話した。

京都府庁の旧本館へ行きたいことを伝えると。わざわざ出てきてくれて、外まででて、案内してくれた。

ここは、文化庁の関係の建物。
新しい建物の南側の古い建物が、文化庁の建物。
新し建物の半分が文化庁が使うそうだ。

 

教えてもらった東門から入った。車が入る道。
入り口横には警備所があった。
一応声をかけた。

旧本館の裏から入る感じなのかと思ったが。
旧本館は京都府庁の敷地内で、特に、区切りはなく、自由に行き来できた。
建物に入らず、横を通って、正面に出ることもできたが。
建物裏から入った。

京都府庁旧本館は、明治37年(1904)12月20日に竣工しました。昭和46年まで京都府庁の本館として、また、現在も執務室として使用されており、創建時の姿をとどめる現役の官公庁建物としては日本最古のものです。
平成16年(2004)12月10日に国の重要文化財に指定されました。

 ルネサンス様式に属する建物の外観は、正面の一段高くなった屋根を中心を左右両翼に対象に張り出した形となっており、西洋近世の大邸館をほうふつとさせるものがあります。

建物内部には和風の優れた技術が巧みに取り入れられており、内部衣装は建築yほり、むしろ工芸品といった趣さえ感じられます。

(「重要文化財 京都府庁旧本館」パンフレットより)

マップ

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前庭

ビャクシン「柏槇」は、旧本館の竣工を記念して近くの寺院に遭ったものを譲り受けてたと言われており、樹齢300年を超える古木。

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かつての正面玄関
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「京都守護職屋敷碑」

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明治天皇行幸所京都府廳

これは、門の外に遭った。

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文化庁

文化庁の一部がここにやってくる。外観は由緒ありそうだが、見えるい入口は銀色のフレームのガラス張りだった。外観とは不釣り合い。
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旧本館内部

昔の洋館の建物は気に入っている。昔ドラマのエンディングで流れた洋館の映像がを見て、子供心に、いいなと思った。
それ以来洋館のや古い趣のある建物に興味を持つようになった。
ちょうと下の写真の映像もあった。
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ところどころ、壁がはげていた。
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今でも使われている。部署の標識がかかっていた。
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この先は議場?
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旧知事室

2階の南東にあった。南と東の方向に窓があり、東の窓から見えるのは、文化庁の建物。この建物がなかったら、東山を望むことができ、景色だと思う。f:id:m3785com:20230512193745j:image

南の窓からは、前庭を望むことができる。
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知事室からだろうか?ドアの上の飾りが少し豪華な感じがした。
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京都市の古地図。見入ってしまった。
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中庭

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議場

旧議場は現存する日本最古の議場とされているようだ。

行った時は、数人が先に来ていて、係の人が説明していた。

議場は旧館を見た中で一番見応えがあった。とても綺麗で、当時の雰囲気を残しているように思えた。

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今は、とても綺麗だが、文化財に指定されるまでは、ここも役所の一部の事務所として使われていたようだ。議場の床のカーペットは剥がされ、議場の段差は邪魔がられたそうだ。議場は事務所として使うにはとても使い勝手が悪いだろう。

旧本館竣工110周年の記念して整備された。だから、旧館内の他の部屋より綺麗だった。

旧議場は、議事堂を庁舎と一体化させるという設計により旧本館の北側に突き出た形に位置し、明治38年(1905年)から昭和44年(1969年)まで府議会の議場として活用されました。
平成25年3月まで府政情報センターとして活用されました。
 旧本館竣工110周年(平成26年12月)を迎えるにあたり整備を行い、平成28年3月に明治当初の姿に修復されました。

   

 

アクセス・地図

丸太町(京都市営)駅2出口から徒歩約9
今出川駅6出口から徒歩約14分
二条城前駅2出口から徒歩約16分