満願寺
満願寺、願いの叶う。
創建は奈良時代。
高野山真言宗の寺院。山号は神秀山。本尊は開眼阿弥陀如来(めあきのあみだにょらい)。観音堂は新西国三十三箇所第13番札所で本尊は千手観音である。満願寺町は川西市の飛地であり、周囲は宝塚市となっている。 (ウィキペディア「満願寺」より)
新西国三十三ヶ所 第十三番霊場
摂津国八十八ヶ所 第六十八番霊場
摂津国三十三ヶ所 第十八番霊場
阪急電車「雲雀丘花屋敷」駅から阪急バス150系統の「愛宕原ゴルフ場」行きに乗って約10分程度で「満願寺」バス停。
山の中にある。駅からもそこそこ急な坂をバスは上がって行く。
満願寺バス停は、山の斜面に住宅が建ち並ぶ住宅街の端にあった。
北摂エリアは、バブル前後であちこちで開発が行われた。
ここもそのひとつだろう。
山が切開かれて生まれた住宅街の印象がある。
駐車場もそこそこ広そうだ。
多くの人は車でやってくるのだろう。
山中のお寺、やはり階段は上がらないといけない。
満願寺は紅葉でも有名で、参拝した日は、紅葉を観に多くの人が参拝してきていた。
境内図
山門
山門は少し変わった形の建物
山門を通して先に紅葉の色が少し見えた。
山門をくぐるとずっと下り坂。階段を上がった分ぐらい下っているような感じ。
石畳の参道沿いに、この日に行われる「千本ろうそく「観楓会」」のろうそくが入る竹筒が並んでいた。
本坊庫裏
紅葉は本坊庫裏の前あたり。
本坊庫裏の前の紅葉を過ぎると階段。
階段を上がると、
鐘楼は階段を上がって、左手にあった。
鐘楼の後ろに見え入るのは、お店とトイレ。
お店は食事ができる店だが、14時には閉まってしまう。
本堂を参りしてからここで軽く食事をしようと思ったが、14時を回っていて、食事できなかった。
鐘楼
鐘は誰でも撞くことができる。
一回100円を浄財箱に入れて撞く。
手水舎
階段を上がって右手には手水舎があった。
さらに階段を少しあがると、本堂がある。
本堂前から
本堂
本堂の前にはこの日行われる千本ろうそく「観楓会」の為の祭壇が置かれていた。
この日は秋晴れ。青い空が広がっていた。
納経所(御朱印など買える)
本堂への階段を上がって左手に納経所。
納経所と満願寺の案内にあったが、御朱印やお守りなどが買えるので授与所かなと思った。
毘沙門堂
本堂の横は、毘沙門堂。
毘沙門堂の前を通り、さらに進むと。
四国八十八ヶ所巡拝路と坂田金時の墓の方へ
坂田金時の墓
秋の弱い日差しが木漏れ日となり差していた。
四国八十八ヶ所巡拝路
四国八十八ヶ所巡拝路には、四国八十八ヶ所のお寺の名前とご本尊の名前が書かれた地蔵さんが山の中に続く巡拝路沿いに並んでいて、それを巡っていく。
一番目のお地蔵さんが坂田金時の墓のある敷地にあった。
そして、巡拝して山を一周して坂田金時の墓の横に戻ってくる。
下の写真のように山の中の道沿いにお地蔵さんがならんでおり、その地蔵さんを巡っていった。
秋の午後の弱い日差しの中、少しハイキング気分で満願寺の裏の山を歩いた。
こんな景色も見ることができる。
満願寺里山
里山へは入り口あたりまで行ってみた。
まだまだ奥があるのだろうが、入ったあたりの景色を見て帰った。
まだ奥があって、有料だがピザ釜を使わせてくれるようだ。
地図・アクセス
最寄り公共交通機関は
阪急バス「愛宕原ゴルフ場行(系列150)」満願寺バス停
このバスは阪急電車宝塚線「川西能勢口」駅・「雲雀ヶ丘花屋敷」駅を通る。