20日の昼間、この映画観ましてん。
公開は2021年なんですけど、シネ・ピピアで「秀作映画特集」という過去に上映された映画の再演でやってましてん。
5年前に観てたら、もっと「人生捨てたもんやないな」みたいな感想やったのかもしれん。
けど、今の私には、だいぶん身につまされて落ち込んだや〜ん
(以下、少し内容に触れます)
コメディとか、ロードムービーとか書いてたやーーん。だまされた
(注 いい映画ではありますよ。私が勝手に落ち込んだだけで。)
老人ホームで、暇を持て余し、ペーパータオルを折り直すこととタバコを吸うことだけを楽しみに生きているゲイの老人パット。
昔は、カリスマ美容師として働き、夜はゲイバーのショーで大人気だった。
昔の親友であった女優が、死化粧をパッドにという遺書を残して死んだことを知らされ、最初は断っていたが、老人ホームでのあまりの孤独感、焦燥感から、わずかな所持金を持って老人ホームを抜け出し、かつて活躍していたオハイオ州のサンダスキーという街へ向かう。
昔の恋人(男性)のお墓参りをし一緒に住んだ家を訪ねるも取り壊されている。
友達はみんな亡くなり、知っている場所を訪ねてもいろいろ様変わりしている。
…
まあそんなところからいろいろ話は展開するのですけど…
そろそろ年金生活に入り、自分たちの老後がどうなるのか全く見えへん、考えれば考えるほど先々が不安になる。
親のことも娘のことも、全くこれからどうなるのかわからんし、不安になるだけなんで普段あまり考えへんようにしてることが一気に現実感として襲ってきましてん。
ひとりぼっちになる前に先に死にたいとか思って、なんか悲しくなってきましたわ。
いやーみぽりんらしくないかもしれん。
その後、前回書いたオマール海老🦐を食べたら浮上したんで単純なもんですけど。
なんか笑えたんは、この映画の舞台となる
「サンダスキー」という地名。
三田市に長く住み、今でも三田市で合唱をやってる私としては、ぜひ、三田市と姉妹都市提携をしてほしいと思いました。
ま、わからんことを考えてもしゃーない。行けるとこまで楽しく生きよう