生産性とモチベーション

こんにちは、キャリア・人事組織コンサルタントのトニコバです

 

 日本の企業はおしなべて生産性が低い、と

言われていますね

世界的に比較しても(比較の基準が適切かどうかということはあるけれど「)

低いんですってね

生産性が低いということは

今の売り上げ、利益を生み出すのに掛けている経営資源効率が悪い、と

言うことですね

要は人をかけすぎ、時間かけすぎ、コストかけすぎ

ということですね

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 ですから生産性を上げるために

企業は「残業辞めろ」的な労働時間減を盛んにあおってますね

でも

生産性を上げるというのは

今の人員、労働時間で売り上げを増やすのか

今の売り上げで労働時間を減らすのか

どちらかの選択肢都という問題なのかしら?

売上と人員/労働時間が相関関係にあるのなら

それでも良いんですが・・・

現実には直接的な因果関係は薄いんじゃないでしょうか(-_-;)

 

僕は生産性を上げるというのは

個人が持てるリソースをフルに活用できている状態のことだと思うんです

社員個人個人が仕事をやるうえで

この今の仕事をやるということが

組織と自分自身がどんな意味を持っているのか、どんなリターンがあるのかを

具体的なイメージを持つことで

それぞれが向かう方向が明確になることだと思っています

その時点で個人個人は自分の持てるリソースというか

潜在的な能力をかなり発揮できるのではないでしょうか

多くの社員が嫌々義務的に仕事をやっているようでは

企業として見たときに

生産性が低い、ということになるんだと思います

 

 

 


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女性活躍促進と処方箋

こんにちは、キャリア・人事組織コンサルタントのトニコバです

 

企業の経営層の方々とお話させていただいている際

最近よく「男女共同参画」とか「女性活躍推進」という言葉がでてきます

働き方改革の目玉政策の一つでもありますよね

なんとなく今はやりのフレーズなんですが

なんだかBuzzword的に響くのは気のせいでしょうか?

 

女性が活躍できていないという言わば自己否定からその概念が始まっているわけですね

ではなぜそうなのかの原因が

職場の雰囲気やルールの問題

周囲のサポートの有無

本人の意識の問題

ということが挙げられるのだと思います

そのなかで

職場のにおける管理職を中心とした年配の男性社員に

女性活躍のための意識をはぐくむことが難しい

という声が良く聞こえてきます

女性社員(特に若手)にちやほやするのが活躍推進だと勘違いしている人間(特に管理職系のオジサンたち)が結構多いというと言うのです

とかく「甘やかす」という感覚に陥りがちな方が多いようです

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ちやほや、というのはちょっと御幣を招く言い方ですが

「フェアではない」と周囲に誤解を招くような態度或いは特別扱いを見せている

ということです 

ついてはそれが本人のみならず職場全体に悪影響をもたらしているように思えます

大切なのは

女性に対して特別の感覚で接するということではなくて

男女分け隔てなく扱うということだと思うんです

分け隔てなく、というとまたこれも御幣を招くかもしれませんが

平等にチャンスを与え

平等に困難を与え

そして公平に評価を行う

ということだと思います。

ドルマネジメントの皆様には

ジェンダーフリーの感覚でフェアに部下を育成する

ということを肝に銘じてほしいと思います

結果的にそれが組織を活性化し

個人個人が生き生きと働く職場になっていくのだと思います(^^♪

 

 


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上司は万病の元

こんにちは、キャリア・人事組織コンサルタントのトニコバです

 

最近、面白い記事を見ました
職場のストレスの原因で何が一番多いか?を

色々な企業で働く方々に聞き取り調査したところ

それは上司だったそうです


内容的には

「上司ときちんとコミュニケションが取れていない!」ということが

社員の最大のストレス要因になっているとのこと

上司がなんとかハラスメントみたいな問題ではなく

単純に言葉が足りないとか

単純に話す時間がないとか

そんな程度の問題のようです

曰く、
「上司がいつも忙しくてろくに話する機会もない!!」
「上司が自分のことで精一杯になって見るからにアップアップの状態で声かけられない!!」
「上司がいつも慌ただしくて会うと言いたいことだけを言う!!」
「上司はこちらが困っててもただ『頑張れ!』と言うだけで具体的な教示がなにもない!!」
「上司はなにか問題があるとすぐ感情的になって取り付く島がない!!」
等々

いやぁ、いろいろな上司がいますよね

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そんな上司への対処法という指南もあるみたいですね

上司との普段のコミュニケーションの取り方

忙しそうに立ち振る舞う上司へのうまい話しかけ方

上司の言動に対するうまい切り替えし方法

 巷にはそんなことを懇切丁寧に謳ったいろいろなノウハウ本もありますが

それはそれとして(^_-)-☆

 

僕はやっぱりこう思います

 <上司と一緒に飯を食え>

なんじゃそれ!?とお思いの方もおられるかも知れません

上司と一緒に昼飯を食べる

食べながら上司と四方山話をする、

慣れていないと最初は気まずいかもしれませんが

飯を食べるとき人は警戒感が緩みますよね

忙しそうにふるまう必要もないし

嫌なことに耳栓するスイッチも切れてることが多いです

 

上司がストレスを引き起こす元になっている方たちへ

ほんの少しの努力をして

一緒に上司と飯を食いませんか、と言いたいんです

効能は滅茶苦茶大きいと思います(^^♪

 


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肩書とその価値

こんにちは、キャリア・人事組織コンサルタントのトニコバです

 

昔の話ですが、部下で役職定年になられて少々しょぼくれてた方がいました

「一緒に頑張りましょう!」と声かけても

何か返事が虚ろだったんですね

思い切って

「何か気になることが有りますか?」と聞いたところ

それまでの穏やかな表情が一変して

怒りに満ちた口調でこう言ってこられたんです

「あのさぁ、肩書もなしで何を頑張れっていうんだよぉ!?

アレしてほしい、コレしてほしい、ってオレに言われてもさぁ~

部長でも課長でもないオレが何ができるっていうんだよ

相手はオレを新入社員と同じかそれ以下としか見てないんだぜ

あほらしくてやってられないよぉ!」

正直、その時は僕の目が点になりました

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 あぁ、この人は肩書で仕事をしてたんだ、と

肩書で仕事をすること自体を否定はしません

しかし、役職や肩書ってその人の決裁権限を表しているものであって

必ずしもその人の能力や知識経験を表しているものではないじゃないですか

ましてやその人の魅力や人間性を表しているものではないって

誰もがわかることですね

 

「オレは部長だから」という思いで仕事をしていたのなら

肩書がなくなったときの喪失感は大きいですね

そういう人は少なからず日本の企業の中には

おられるのでしょう

 

先ほどの元部下の方に

自身の知見、人脈、人望など無形の財産をどれだけ積み上げてきたかが

肩書よりももっと大事だと実感する時が

訪れることが有ったのでしょうか?

多分なかったろうな

生涯にわたって「肩書なし」「役職なし」を恨みながら

ずっと会社に居座っておられたんだろうな(-_-;)

 

有形のものにだけ価値を見出すのではなく

無形の例えば「生きざま」みたいなものに

価値を見出せてもらえるような

そういう取り組みをやっていきたいと思います!(^^)!

 


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私の「一丁目一番地」

こんにちは、キャリア・人事組織コンサルタントのトニコバです

 

あなたの「一丁目一番地」はどこですか?という質問をよくされた時期が有ります

自分のこれからの方向性を探索していた時期です

質問の意味としては自分の得意領域は何かということを聞かれているのですが

もっと強い意味合いがある言葉ですね

どんな仕事を経てこようが

必ずそこに戻ってこれる場所(仕事)はどこなのかを聞かれているわけですね

つまり自分と自分を取り囲む世界の中心に何があるのか?という問いかけのような気がします

たちえば

ヨーロッパによくありますが

街の真ん中の広場のような

必ずみんなが戻っていける場所

どんな仕事の経験をどれだけ積もうと

必ず帰っていける場所

安心して落ち着ける場所

そこにある仕事は何なのか?f:id:Tony_Koba:20180320150643j:plain

僕の場合は、それが良くわからずに

二丁目や三丁目の地名を知らず知らずに挙げていたような気がします

 

自分が帰る場所という感覚で仕事の中身を考えると色々なことが見てきたりします

色々な仕事を積み重ねてきて

自分のテリトリーが広がり

一つの地図が描かれてきて

本当に何十もの仕事をやってきて

あたかも数々の仕事に番地がふられているかのような・・・

ふと

自分の「一丁目一番地」はどこにあるのか?を考えてみる

 そんな時間を持つことがたまには必要だと思うこの頃です(^^♪

 

 

 


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「働き方2020」出席してきました

昨日開催のイベント「働き方2020」にい行ってきました。

基調講演や個別セッションでのお話はどれも示唆に富んで参考になることばかりでした。

特に、若い世代の方々がこんなにも個人の成長や社会への貢献というものを考えて仕事に取り組んでいるのかと随分と刺激を受けました。

自分も「まだまだ老いぼれずに頑張ろう!」とパワーをいただいた一日でした。

 

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