本日生徒さんに言われたこと。




『先生は、グーッと、とかシュッと、とか擬声語を使って説明しないですね』



『外国の方にも理解できる説明だと思います』




と。




言われて自分で初めて気がつきましたが、確かに使ってないですね。




以前ロシアの子を教えていたときも、『日本語のオノマトペはロシアには無いので苦労している』





と言われたことを思い出しました。




外国人には擬声語って理解できないんですよね。わかるのって日本人だけなんです。





うちのおじいさんは理論を伴った書法を考えた人ですし、目標は書道を外国人にも理解してもらい毛筆で字を書く人を世界中に作ること




でしたから、そもそも擬声語を使うものは書法とは呼べないんです。




もしそういったオノマトペを使用する書法の説明をしているなら、書く方法をまるで理解できてないって自分で言っているようなものなんです。




しいては外国に書道を広めるどころか、島国ニッポンの中でしか取り組まれない鎖国的文化に成り果てるはずです。




何となく自分のやってることは間違いではなかったと思うと同時に、人との会話で気付かされることがたくさんあるのだな〜と思ったのでした。