12月24日 SantaClausisComingtoTown【Mリーグ】 | 魔王の麻雀ブログ

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麻雀が強くなるために、日々の反省を綴る

東1局 親 小林p ドラ北:麻雀王国

 

11巡目、西家園田pに6,400点の聴牌が入る。

南家の萩原pは、以下の手牌。

三索:麻雀王国六索:麻雀王国は、どう見ても不要牌だ。

ここまでの彼の戦いぶりを見れば

なんとなく結末が見えてくる。

 

次巡、4枚目の八索:麻雀王国を引きこむ萩原p・・・

じっくりと場を見回して・・・

これを暗槓。

おそらく、聴牌すれば即リーチの構えだ。

 

一方、園田pは慎重にヤミ聴牌。

カンドラが見れるので

リーチと行きたいところだが

自分のこのところの不調を見れば

当然の判断なのだろう。

 

次巡、多勢の読み通り萩原pが三索:麻雀王国を掴む。

三索:麻雀王国は佐々木pの現物、小林pの筋牌・・・

ただ、園田pには通っていない。

ツモ番は残り2回。

 

例によって6,400点の

ビハインドスタートかと思いきや

 

なんと萩原pは、安全牌の二筒:麻雀王国を切ってオリを選択。

親の小林pと佐々木pは先手が取れれば

即リーチと来るはず・・・

ヤミ聴しているなら園田pだろう。

二筒:麻雀王国は、園田p聴牌直後に佐々木pが通した牌。

今日は、よく場況が見えているようだ。

 

残り1巡で、親の小林pがリーチ。

連荘を確実にするためと

聴牌料確保を最大化するために

形式聴牌狙いの人にオリてもらう作戦。

ロボらしい判断だが・・・

この判断が裏目に出る。

 

佐々木pが現物の六索:麻雀王国を切って・・・

園田pの6,400点を成就させてしまった。

間一髪で、放銃を逃れた萩原pだったが

本人は、どう受け止めたのだろうか?

 

東2局 親 萩原p ドラ九萬:麻雀王国

 

8巡目、最初に仕掛けたのは・・・

自称混一コンサルタントの佐々木p。

すぐに、白:麻雀王国を重ねると・・・

イーシャンテンになった萩原pから

白:麻雀王国が打たれて

あっという間の満貫3面張聴牌。

直前に3枚目の八索:麻雀王国

打たれたばかりでの初牌白:麻雀王国切り。

間に合っていないというか

攻めと受けのリズムが乱れている。

例によって、4,000点の

親カブリが見えてきた。

 

一方、南家の園田pも黙っていない。

萬子を仕掛けて

しっかりと3,900点の聴牌を入れている。

 

その後、萩原pは初牌の東:麻雀王国を掴んで撤収。

そして、追い打ちをかけるように・・・

小林pも形式聴牌を入れる。

さらに次巡、五萬:麻雀王国も仕掛けて・・・

形式聴牌継続。

そしてこのチーで・・・

園田pへの放銃牌六索:麻雀王国を、萩原pへ押し付け

結果3人聴牌で流局。

 

白:麻雀王国切りはかなり温かった気もするが

親カブリを想定していた萩原pからすれば

いい親落ちだったのかもしれない。

 

東3局 親 園田p ドラ五筒:麻雀王国

 

先手を取ったのは、小林p・・・

しかしながら守備力だけの遠い仕掛け。

一方、萩原pは赤2のチャンス手だ。

今度は、親の園田pが仕掛ける。

五筒赤:麻雀王国があるので、5,800点確定だ。

 

8巡目、萩原pにも聴牌が入る。

ストレートに聴牌即リーチといくか

それとも、一旦六筒:麻雀王国切りで好形を目指すか?

待ちのカン六索:麻雀王国は、直前に

佐々木pに処理されたばかりで分が悪い。

とは言え、五筒:麻雀王国八筒:麻雀王国は、小林p八筒:麻雀王国を3枚捨てており

かなり厳しい。

 

萩原pは、下家の園田pの捨て牌をチラ見して

六筒:麻雀王国切りを選択。

同巡、親の園田pに聴牌が入る。

とてもアガリ安そうな索子待ち。

今にも、佐々木pから三索:麻雀王国が飛び出しそうだが・・・

早々、簡単には放銃してくれない。

次巡、園田pは萩原pの切った二萬:麻雀王国を大明槓。

もちろん親マン昇格を狙ったものだが・・・

この仕掛けで、萩原pに聴牌を入れてしまう。

そして、一発でドラ五筒:麻雀王国を掴まされる園田p・・・

待ちを受けかえようにも

ご覧の通り二筒:麻雀王国は、4枚見え・・・

ツモ切りせざるを得ない。

ロン!12,000点・・・

こんな雷電らしいアガリを見るのは

何か月ぶりだろうか?

 

東4局 親 佐々木p ドラ九筒:麻雀王国

 

ピーカシャチーン!

先手を取ったのは、南家の小林p・・・

3,900点の仕掛けだが

カン四索:麻雀王国と待ちは良くない。

 

すぐに、親の佐々木pから

二索:麻雀王国五索:麻雀王国八索:麻雀王国のリーチが入る。

こうなると小林pも苦しい。目をつぶって一萬:麻雀王国切り。

一方、北家園田pも黙っていない。

佐々木pがツモ切った西:麻雀王国を仕掛けて前に出る。

浮き牌の九索:麻雀王国六筒:麻雀王国ともにリーチの筋・・・

まだイケるという判断だ。

一方、小林pも無筋の七筒:麻雀王国をツモ切り。

リーチ棒を含めて、4,900点の手牌。

そう簡単にはオリないだろう。

 

そうこうしているうちに、園田pにも聴牌が入る。

そしてそのアタリ牌を掴んだ小林p・・・

ピーカシャカシャ・・・

チーン!

なんと、ここで撤収。

何なんだ!この押し引きのバランスは・・・

 

結果、園田pが佐々木pのリーチを躱した。

 

南1局 親 小林p ドラ三筒:麻雀王国

 

以下、萩原pの配牌。赤1ドラ1のチャンス手。

4巡目に、ドラ三筒:麻雀王国を引き入れると・・・

次巡、小林pの八萬:麻雀王国を仕掛けて満貫イーシャンテン。

ところがこの仕掛けで

下家の園田pに三萬:麻雀王国・・・・

そして、絶好の七筒:麻雀王国が流れて

聴牌が入ってしまう。

このリーチに萩原pは、一発で無筋の三萬:麻雀王国を勝負。

ところがその後、園田pが九萬:麻雀王国を暗槓して

打点グレードアップ。

さすがの萩原pもここで撤収。

直後、園田pが2,000、4,000点のツモアガリ。

南2局 親 萩原p ドラ二萬:麻雀王国

 

3巡目萩原pは、ドラを重ねてチャンス手になるが

如何せん、手が重い。

一方、北家の小林pは早くも・・・

678三色含みのイーシャンテン。

さらに、園田pもくっ付きのイーシャンテンだ。

ところが次巡、園田pにまやかしの牌・・・

六筒:麻雀王国を引いてきてしまう。

場況を見れば、一目瞭然。

索子の四索:麻雀王国が軸牌最有力だが・・・

ここまで、立て続けに筒子の力強いツモで

3面子出来上がった牌の流れもある。

 

長考の末、園田pの打牌は

場況がいい四索:麻雀王国切り。

二盃口を狙える筒子と心中の覚悟である。

 

一方、萩原pはようやくリャンシャンテン。

とてもじゃないが間に合わない。

同巡、小林pも完全イーシャンテン。

そして10巡目、園田pは絶好の索子聴牌を逃す。

一方、小林pは萩原pの六萬:麻雀王国を仕掛けて・・・

1,000点の聴牌。

すると・・・

絶好のカン三筒:麻雀王国を引き入れ

さらに・・・

ドラ二萬:麻雀王国を引いて、聴牌まで漕ぎつけた。

同巡、園田pは完全なアガリ逃し。

一方、佐々木pも絶好の五萬赤:麻雀王国を引いて聴牌するが

二索:麻雀王国五索:麻雀王国は5枚見えの上

四筒:麻雀王国は、ポン聴くさい小林pに切りづらい。

MerryXmas!

ロン!12,000点。

このアガリで一気に突き放す萩原p・・・

しかしながら、この程度の点差でトップを取れないのは

この数戦、彼自身が経験してきたことだ。

 

南2局一本場 親 萩原p ドラ七筒:麻雀王国

 

その心理を知ってか知らずか

園田pが揺さぶりをかける。

ブラフ気味のドラ色筒子一色の仕掛け。

自らがアガれずとも、親が落ちれば御の字というやつだ。

 

萩原pは慎重に、筒子と字牌を絞りながらの進行。

その隙に、佐々木pが先制リーチ!

萩原pも絶好のカン五萬:麻雀王国を引き入れるが・・・

一筒:麻雀王国四筒:麻雀王国七筒:麻雀王国はフリテンの上

白:麻雀王国は初牌。ドラ跨ぎの九筒:麻雀王国は無筋。

さすがに、この手はここまでだろう。

 

ビシィーーー!白:麻雀王国

おいおい、変な気起こすんじゃないよ!

前局、奇跡のような親マンを

プレゼントしてもらったのに・・・

その九筒:麻雀王国どこから切り遅れているんだ!

いくら二の矢が欲しいとはいえ

やはり、攻めと受けのバランスが崩れている。

これじゃあ、園田pの思うつぼじゃないか!

 

そして次巡、さらに受けが広くなると・・・

あっさりと返金・・・

8,000は、8,300点の放銃で元の木阿弥だ。

 

南3局 親 園田p ドラ南:麻雀王国

 

4巡目、またしても園田pがブラフを掛ける。

この仕掛けに萩原pは・・・

歯を食いしばって初牌の發:麻雀王国切りで応戦

一方、ブラフ気味の仕掛けだった園田pに

ドラが南:麻雀王国重なり、一気に勝負手に昇格。

同巡、萩原pも九筒:麻雀王国切りで前に出る。

この九筒:麻雀王国を仕掛けて

八筒:麻雀王国切りでスピード感を演出する園田p。

2巡後、五筒赤:麻雀王国を引き入れ以下のイーシャンテン。

萩原pも以下のイーシャンテンから

初牌の西:麻雀王国を勝負!

さらに次巡、愚形ながら聴牌。

さぁて、どっちに受ける?

萩原pは、二筒:麻雀王国を切って打ちに寄せた。

ご覧の通り・・・

引っ掛けのカン三筒:麻雀王国に受けると・・・

空聴だったわけで・・・

五筒:麻雀王国は、山に2枚残り。

東3局に、園田pから出アガリした

跳満の五筒:麻雀王国を無意識に感じ取ったのかもしれない。

 

ところが次巡・・・

園田pも絶好の四筒:麻雀王国を引き入れて聴牌。

こちらは、山に3枚生き。

安め18,000点、高め24,000点の決定打だ。

 

今年度、一度もトップなし

個人スコア、ぶっちぎりのラス。

もう結末は、見るまでないだろう。

多くのファンは、覚悟を決めたはずだ。

ツモ!1,300、2,600点・・・

・・・・!

・・・・!?

 

南4局 親 佐々木p ドラ三索:麻雀王国

 

またしても、園田pが仕掛ける。

園田pの逆転条件は、跳満ツモだが

萩原pは満貫直撃は避けなければならない。

ほどよい圧は掛けられるだろう。

真っすぐ手は進められないはずだ。

 

一方、この仕掛けを見た佐々木pも・・・

九筒:麻雀王国を仕掛けて、筒子一色の遠い仕掛け。

園田pも二萬:麻雀王国を仕掛けて前に出るが・・・

ここで、ドラ三索:麻雀王国を手放す。

これは、どう見ても安手アピール。

萩原さんどうぞトップはお譲りしますというわけだ。

 

ところが、萩原pはこの三索:麻雀王国切りを見て

園田に安全そうな八筒:麻雀王国を切ってしまう。

すると、親の佐々木pがこれをポン!

一手進んでしまう。園田pの手牌は

筒子が切り切れずのドラ三索:麻雀王国切り。

そして、捨て牌を見れば

切りづらい筒子は下方面であり

どうせ筒子を切るなら四筒:麻雀王国五筒:麻雀王国辺りだろう。

萬子と筒子の競り合いなら萬子有利だ。

 

さらに、萩原pは

園田pが欲しがっている一筒:麻雀王国を引き入れるが・・・

ここで、八萬:麻雀王国切りとした。

チーすれば、一筒:麻雀王国四筒:麻雀王国の聴牌だが

当然のスルー。

何故、2着目の自分がリスクを追ってまで

トップを取らせてあげなければならないのか?

こんなに牌で会話ができない人に

呆れたのかもしれない。

 

それでも14巡目、自力で聴牌を入れる園田p・・・

終盤、切れ気味に七筒:麻雀王国を勝負した園田pは・・・

2人聴牌で流局。

満貫ツモでも、逆転の狙える位置まで漕ぎ着けた。

 

南4局一本場 親 佐々木p ドラ九萬:麻雀王国

 

以下、萩原pの配牌。

西:麻雀王国南:麻雀王国發:麻雀王国辺りを重ねて

ようやくアガリが見える手牌だが

本来ないはずの一局・・・

もう、ここまで来ると園田pも

満貫の手作りをしてくるだろう。

その隙に佐々木pのリーチが

入るという筋書きが見えてくる。

 

5巡目園田pは、678含みのリャンシャンテン。

6巡目、佐々木pも好形リャンシャンテン。

ロン!

えっ?

は?

・・・・!?


5,200は、5,500点・・・

よしっ、3着確保!

一体何人のサンタクロースが

彼の元を訪れたのだろう?

そして、最後はロボサンタまで・・・

とは言え、麻雀は結果が全て・・・

なんとなく風を感じながらの

クリスマスイブとなったのだ。

いやいや、前に出過ぎだろう。