松山鍼灸院 漢方鍼灸個別治療室仁塾ブログ

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当塾は知識と術で治療を行う鍼灸治療専門院です。予約制で完全個別治療となっています。多くの患者を一度に見ることはできませんが、一人一人に誠実に向き合い、信頼関係を持って治療に当たりたいと考えています。

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治せるもの治せないもの

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当然ですが、どのような病であっても(仮にちょっとした肩こりや腰痛など大したことがないと思えるものでも)治るものと治らないものがあります。但し、これは絶対ではありません。原因不明で医者などに治らないと言われても治ったり、簡単に治ると思ってもなかなか治らないものもあります。 ではなぜこのような事が起こるのでしょうか?

診立て

治療者は知識と経験からどのような病かを推察します。西洋医学であれば様々な検査を行うものですが、東洋医学では症状はもとより脈や舌などの体の状態から考察していきます。これらの検査や所見はその時の患者の体調や精神状態などにより行う度に結果が違うことが多々あります。そのため一度の結果で確定できるものばかりではありませんがこの段階で大きく謝ると治せなかったり治りが悪かったりするのは当然です。(西洋医学での誤診も同じです)繰り返し診断し、特定の疾患だと思い込まずに絶えず自問自答する姿勢が誤診率を下げる唯一の方法です。

治療

病の考察が終わったら治療方針をたてて実際に行います。

 

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症例報告71(慢性閉塞性肺疾患(COPD))(パーキンソン症候群)

  • 公開日:

このブログの症例報告では私がこれまでに診てきた患者さんの症例について色々と書き連ねて行きたいと思います。 もちろん、本人の特定は出来ないような内容でお送りしますので抽象的になる部分もあると思いますが、同じような症状にお悩みの方の一助になれば嬉しく思います。

80代男性。

突然の腰痛で動けなくなり来院。基礎疾患として慢性閉塞性肺疾患(COPD)とパーキンソン症候群をもっているとのこと。 腰痛のほか不整脈、呼吸苦、痰、浮腫などがあり心不全も疑って治療開始。

一度目

腰痛への効果は一時的。痰が減る。

二度目

痰が減り、脈が安定する。

 

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症例報告70(シェーグレン症候群)

  • 公開日:

このブログの症例報告では私がこれまでに診てきた患者さんの症例について色々と書き連ねて行きたいと思います。 もちろん、本人の特定は出来ないような内容でお送りしますので抽象的になる部分もあると思いますが、同じような症状にお悩みの方の一助になれば嬉しく思います。

70代女性。長年のシェーグレン症候群による体調不良を訴え来院。

目と口の乾き、肩、首の痛みが主訴。痛みは酷く動かせないよう。

痛みは一度の治療で激減。2度目よりシェーグレン症候群を主目的にして治療を行います。

 

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症例報告69(円形脱毛症)

  • 公開日:

このブログの症例報告では私がこれまでに診てきた患者さんの症例について色々と書き連ねて行きたいと思います。 もちろん、本人の特定は出来ないような内容でお送りしますので抽象的になる部分もあると思いますが、同じような症状にお悩みの方の一助になれば嬉しく思います。

30代男性。円形脱毛症で病院に行き治療を受けるも効果が出なかったとのことで来院。

治療回数全4回。

 

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ハーバード大学医学部が鍼灸の科学的根拠を見つけてるようだ。

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https://hms.harvard.edu/news/exploring-science-acupuncture

https://www.nature.com/articles/s41586-021-04001-4

 

ハーバード発 鍼灸の科学的根拠

10月13日付でNatureに掲載されたもののようです。

いまのところ現代科学では作用理論不明の鍼灸治療ですが、その一部になり得る証拠をがあります。

もともとこのチームは2014年に電気鍼治療に関する研究を発表していて、そこでは迷走神経-副腎軸が電気刺激で活性化することでサイトカインストームを減少させる効果があることを報告しています。

今回はその働きを持つニューロンの分布を発表したようです。

 

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