お久しぶりです。エーデンです。
少し前の投稿を除外すると最後の投稿からもう三か月が経ってるんですよね~……サボってて申し訳ないです
でもこの三か月の間、色々な事がありましたよ(多分)
今まで私の性別に関して知っていたのは二人だけだったんですが、それが五人に増えました。
自暴自棄になってカムアウトした訳じゃないので大丈夫ですw
あとは遠回しで私の両親がLGBTを認めているか反対しているかを聞いた所、認めていている事が判明しました。
これを知れただけで鬱になる事が減りました
だけどそれよりも、嬉しかったことがありました。確かに両親の事を知れたのもうれしいですが、それ以上のものです
先ほど申した通り、私はこの三か月で三人の人にカムアウトしています。
その中の一人との出会いが、私を救ってくれました。言葉では表現しにくい、自分の事を秘密にして孤独となってい居る所に手を差し伸べてくれたんです。
特別に何かをしてくれたとかはないです。人に対して普通の対応でした。
ですが、私にはその普通の対応が眩しく見えたんです。
本当にうれしかったんです。
カムアウトしたときには拒絶を覚悟していました。本当に仲が良くて、出来れば今後も仲良くしていたいなと思っていたのですが、信頼しているからこそ、これ以上信頼している人を騙すのが嫌になってしまったのです
自分を隠して偽りの自分を見せるのと、醜い自分の本当の姿を見せるのと
選べと言われたら、その人に対してなら私は躊躇せず後者を選べます。実際に選びました
カムアウトして、両目を瞑りました。
まるで神にでも祈るかのように両手を握り、その人が声を発するまで、答えを出してくれるまで待ちました。
たったの数秒だったと思います。ちゃんと考えたのかと疑ってしまう程の速さだったかも知れません
だけど、沈黙が守られたその数秒は私にとっては数時間にも勝る程長い時間でした。
そしてやっと、その人が口を開けこう言いました
「別に、いいんじゃない?」
泣くのを我慢するだけで精一杯でした。
声を安定させるだけで精一杯でした。
そうか、と私は心の中で答えを導き出したのです
――あぁ、私はただ、この答えが聞きたかったのか
どんなに綺麗な言葉で飾られた答えでもなく、どんなに心安らぐ詩的な台詞でもなく、
たった数文字で織りなされた、単純で、それ故に心に響く答えが欲しかったんです
お前は普通だと言われたかったんです。自分のままでも、誰の視線も気にする必要なく自分のありのままの姿でいても良いんだと、言われたかったんです。
その会話の後も私達は普通に会話をして、さよならを言ってわかれました。
多分限界だったのでしょう。もうこれ以上は制御出来なかったんでしょう。
数年ぶりに、心から泣きました。
嬉しくて、知らぬ間に目尻から雨粒があふれ、体重を支える足から力が抜け膝からベットに倒れこみ、親にばれない様に枕で口を塞ぎ、目一杯泣きました。
心が感じるままに涙し、体の水分が乾ききるまで泣きました。
あぁ、こんなにも報われていると思ったのは何年ぶりでしょう。いや、もしかしたら初めてなのかもしれません。
多分その人は、このブログは読んでいないでしょう。でも、ここでもう一度言わせてください。貴方に、私の心を伝えさせてください
貴方のお蔭で、私は救われました。
本当に、本当にありがとうございます。