カメラを手持ちで撮影する際に「手振れ」は極力避けたいものです。
画面が揺れていてはいけません。
観やすい映像を撮らなければなりません。
映画やドラマ、CMでは、ステディカムという機材を使用するのが常識です。
総重量がかなりある上、操作が難しく、専門のオペレーターがいます。
カメラが大きいのでこういう方法を取らざるを得なかったのですね。
最近はカメラが小型化したので、三軸ブラシレスジンバルで手振れを無くすという方法が流行っています。
ドローンのカメラも三軸ジンバルを使用しています。
スマホ用なんてのもあります。
三軸とは、上下・・・一軸 左右・・・二軸 傾き・・・三軸
これらをモーターでコントロールするんですね。
さてさて、手振れを排除したかった私が最初に買ったのはステディカムと同じようなタイプのグライドカムというものでした。
グライドカム2000HD
ステディカムほどゴテゴテした装備ではないので気に入ったんですね。
これにEOS5Dmark2を載せて山の撮影をしていました。
何座か登りましたが、めちゃめちゃしんどかったです。
ずっこけたし・・・。
痛い目に合ったので、次に買ったのが
OSMO
これ小さくて楽ちんなんですけど画質が今ひとつでした。
次に買ったのが
WEEBILL LAB
これにα7Ⅲを載せて撮影したもんですね。
このジンバルは良くできていて、写真のように普通のカムコーダーのように構えることができたんですね。
この状態で撮影すると、撮影者が歩いたときの上下の揺れが目立たなくなるんですね。
これは画期的でした。
しかも超軽量で疲れない。
RONIN-S
約一年先発のDJIのRONIN-Sでは、そういう風にカメラを持つことが出来ませんでした。
なので、歩行ブレを抑えるために応援団の騎手のようにジンバルを構えなければならず、とにかく腕力が必要で仕事になりませんでした。
この時の先入観から、RONINは重いし持ちにくいし、わしに合わんと思い込んでいたのですね。
しかし、DJIは黙っていませんでした。LAB発売三か月後にハンドルが導入されました。
やはりハンドルが必要だとDJIも気が付いたんですね。
この情報をわたくし知らずにいたのです。
それで、次に買ったのが
WEEBILL S
WEEBILL LABの後継機で、モーターのトルクが上がったのですぐに買いました。
しかし、言うほどがっつりトルクを感じるほどではないんですね。
今は、α7SⅢ+24/70GM+ガンマイクという装備を載せて使用していますが、たまにバランスが破綻してスリープになっちゃうこともあります。
カタログ値では3.5kgmまで搭載できるはずなのですが、実際はもうちょっと軽くないとだめなのでしょう。
15分も使っていると、モーターの過熱が尋常じゃないですね。
だから、ちょっと不満だったんですよね。
そして、先日買った
DJI RS2
これは、友人も使っていていじったことがあったのですが、高かったしWEEBILL Sを買ってしまっていましたから、指をくわえていたんですよね。
今回とあるプロジェクトがありまして、このジンバルじゃないと撮れないなと判断して導入に踏み切りました。
発売順で一覧表を作ってみました。
私が注目したポイントに丸を付けました。
DJI RS2 開封からのアクティベーション編につづく