はい、どーも!井上です!

 

 

関西を中心に精神医かつ産業医しています!

 

 

ラフな人生をめざしていきましょう(^^)

 

 

 

今回は前回の記事の


続きにあたる”後編”です。

 

 

 

 

まだ、前編を読んでない人は

 

ぜひとも

 

そちらからお読みください。⇓

 

 

 

 

 

 

 

前編では

 

モラハラ加害者は

 

配偶者の心を支配していることについて

 

お話させていただきました。

 

 

 

 

その方法には

 

次の3ステップで行われることを

 

お伝えさせていただきました。

 

 

 

①ルールの設定

 

②ルールの意味・意義を考えさせない

 

③ルールを守れたらアメ、守れなければムチ

 

 

 

 

そこで、この後編では

 

この3つのステップを

 

より具体的に説明していきます。

 

 

 

 

そこで、DV加害者が何を考えて

 

どのようなことを行っているかを

 

事前に知って欲しいと思います。

 

 

 

 

 

 

では、さっそく


先ほどの3つのステップについて

 

お話していきたいと思います。

 

 

 

①ルールの設定

 

 

 

たしかに

 

どこの家庭でも

 

人が一緒に生活するのだから

 

それなりのルールはあるでしょう。

 

 

 

 

しかし

 

DV加害者のルール作りは

 

実に巧妙で、特徴があります。

 

 

 

 

最初のうちは

 

『厳しいかな…と思えても

 

まぁ何とか受け入れられるルール』

 

から始まっていきます。

 

 

 

 

たとえば

 

・掃除は毎日すること

 

・食事は必ず手作りの品があること

 

・夜は友達とも会わないこと

 

などです。

 

 

 

 

ちょっと抵抗はあるけど

 

結婚したのだから

 

それくらいは求められるかなとも

 

思ってしまえる範囲ですね。

 

 

 

 

ただ、そこから

 

徐々にそのルールの要求は高くなり

 

時には次のような

 

理不尽なルールも混ざり始めます。

 

 

 

・買い物のレシートは全て見せる

 

・電話に出る時は部屋を出て行かない

 

・私より遅く寝て、先に起きていること

 


 

 

このように


かなり行動や思考を束縛するルールが

 

作られ始めていきます。

 

 

 

 

そして


周りから見れば

 

『やりすぎだよ!』や『おかしいよ!』

 

と思えるルールが増えていきます。

 

 

 

 

しかし、すかさず

 

次のステップに入るのです。

 

 

 

 

②ルールの意味・意義を考えさせない

 

 

 

この②によって

 

モラハラ被害者は

 

『やっぱり、おかしいよね…』

 

と、感じられなくなっていきます。

 

 

 

 

この②を成立させるためには

 

DV加害者がとる振る舞いは

 

『そのルールの意味や意義を聞かれても

 

議論を避けて、絶対に答えを言わない』

 

といういうものです。

 

 

 

 

もし、被害者の人が

 

『なぜ、そのよう厳しいルールなの?』

 

と聞いたとしましょう。

 

 

 

 

すると、DV加害者は

 

冷たい視線を送りながら

 

大きなため息をついて

 

『はぁ…。そんなことを分からないんか。』

 

『あぁ、やっぱり…。そこがダメなんだよ。』

 

『何も気づいてなくてショックだ…。』

 

と、不機嫌な態度をとるだけなのです。

 

 

 

 

このような状況が続くと

 

少しでもその状況を変えようと

 

どのすればいいか考えます。




 

 すると、その時には

 

『何か、悪いことしたかな…』

 

『気づかぬところで、傷つけていたんだ…』

 

のような


自分に責任がある思考に偏っていきます。

 

 

 

 

さらには

 

『私がダメだから、相手が不機嫌なんだ…』

 

『自分のせいで、相手に迷惑かけている…』

 

といったように

 

自分を責めはじめてしまうのです。

 

 


 

すると

 

もうルールの意味などを考えるよりも

 

相手を怒らせないようにする方法を

 

考えるようになっていくのです。

 

 

 

 

とくに、家庭内で

 

家父長制のような

 

夫などの”男性の意見は絶対”という

 

古い価値観に縛られていると

 

この②が完成するスピードは速いです。

 

 

 

 

さらに、物理的要素として

 

・DV加害者の方が年上である

 

・DV加害者に社会的権威性がある

 

などの条件が付加されると

 

余計に自分が間違っているという考えが

 

強まってしまい

 

理不尽なルールの意味などを

 

考える余裕が無くなってしまうのです。

 

 

 

 

そのうえで最後の

 

③のステップが始まります。

 

 

 

 

③ルールを守れたらアメ、守れなければムチ

 

 

 

③の段階では

 

理由も分かっていない

 

理不尽なルールであっても

 

守られなければ

 

精神的な暴力を振るわれます。

 

 

 

 

もちろん、これが続くと

 

ひどい絶望感に陥ります。

 

 

 

 

しかし

 

ひどい絶望感のなかで

 

たまにルールが守れた時や

 

一定期間がやってくると

 

DV加害者が急に優しさを見せます。

 

 

 

 

『今まで申し訳なかった。もう絶対にしない。』

 

などの言葉を出す人もいれば…

 

『もう、絶対に傷つけない』

 

などの誓約書を書く人までいます。

 

 

 

 

すると、絶望の状況から

 

そのような”アメ”

 

被害者の心に十分にしみわたり

 

その瞬間は幸福とまで感じるのです。

 

 

 

 

そして

 

『今回、この人は変わってくれるはずだ』

 

と、また相手を信頼するのです。

 

 

 

 

しかし、残念ながら


結果は言うまでもありません。

 

 

 

 

この3つのステップの繰り返しで

 

知らぬ間に

 

心を支配されてしまっているのです。

 

 

 

 

 

 

では、今日のおさらいです。

 

 

 

今回は前編と後編に分けて

 

DV加害者がどのような人物なのか

 

お伝えしてきました。

 

 

 


あなたのイメージ像と

 

同じだったでしょうか。

 

 

 


何度もいいますが

 

モラハラはDVの一種であり

 

被害を受けている人のなかには

 

『自分はDV被害者である』

 

という認識がとても少ないです。

 

 

 

 

しかし


そのままだと

 

『自分が悪いんです…』

 

という考えに固定化されて

 

必要なところにSOSを出したり

 

逃げだすのが遅れてしまいます。

 

 

 

 

そこで

 

加害者の一般的な特徴を

 

知っているだけでも

 

『もしかして、私じゃなくて相手が悪い?』

 

と考えるチャンスが生まれるはずです。

 

 

 

 

なので、世の中には

 

このような人物がいることを

 

頭の片隅でいいので置いておいてくださいね。

 

 


 

では、今日はこのへんで!

 

 

See You Next Time Bye-Bye!!

 

 

【今日の参考記事】

 

 

 

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