出張!お城EXPO in 滋賀・びわ湖 | おおとり駆の城日記

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子供の頃からお城好き 今までに巡ったお城の感想 その他どうでもいい趣味のことなどあれこれ綴っていきます

す昨年に引き続いて「出張!お城EXPO in 滋賀・びわ湖」が今年も滋賀県で開催されました。


お城EXPOとは、お城好きの方々との交流を目的として2015年から毎年開催されている日本最大級のお城イベントですが、会場が横浜のため、なかなか西日本の人からは参加しずらいという声があがっていました。
昨年はじめて大津市で開催したところ、大変好評だったので、今年も滋賀県で行われることになりました。今回は豊臣秀吉がはじめて城持ち大名となった長浜城のすぐ近く、長浜市文化芸術会館が会場となりました。



緊急事態宣言が解除されたこともあって、
朝早くから大勢のお城ファンが湖北に詰めかけ、開場前から長蛇の行列が出来ていました。

「厳選プログラム」
収容人数を半分に絞っているため、早々に前売り券は売り切れていました。
講演会に先立ち、滋賀県の三日月知事と長浜市長から挨拶がありました。(それにしても三日月さんってとても風雅な苗字ですね)

基調講演は歴史ファンにはお馴染み日本城郭協会理事長で静岡大学名誉教授の小和田哲男先生です。
テーマは小和田先生が「羽柴秀吉 長浜築城の歴史的意義~町づくりと石田三成らの登用~」

休憩をはさんで、長浜市市民協働部学芸専門監の太田浩司さんの講演。
こちらのテーマは「京極氏から浅井氏へ~城郭に見る守護から戦国大名への転換~」
湖北を支配した大名の順番としては京極氏、浅井氏、羽柴氏なので小和田先生の講演からすると時代を逆からたどることになりました。

「観光情報ゾーン」
例年だと全国のお城のある自治体のPRをテーマとしたブース展示がメインなのですが、今回は地元滋賀の観光情報とオリジナルグッズ販売のコーナーが目立ちました。




特に御城印の人気はすさまじく、今回も「松尾山城」の限定ご城印が販売されるということで求める長い列ができていました。
個人的に御城印を否定するものではありませんが、現地のお城に行くことなく、こういったイベント会場やネットで御城印を入手することには違和感を覚えます。


「日本100名城パネル展示」
今回は観光情報ゾーンと同じ会場に展示されていました。
このパネル展示もお城EXPOの最初の頃からありましたので、もう5、6年は使いまわしているでしょうか。同じ100名城を紹介するのにもそろそろ新しい見せ方を工夫してほしいところです。


テーマ展示「湖北の戦国大名浅井氏の盛衰」
湖北地域を本拠地とした戦国大名、浅井氏にまつわる展示です。古文書や絵図など浅井氏に関する資料のほか、居城であった小谷城のジオラマなどが展示されていました。

屋外マルシェ
会場内が狭いので、キッチンカーやグッズを売るお店が外まで並んでいました。
ここでも多くの御城印が販売されていました。

今回の戦利品
やはり自治体ブースが少なかったということで貰えるグッズやパンフも少なめでした。


会場近くの長浜城歴史博物館は耐震改修工事のため、来年3月まで入場禁止でした。


本番のお城EXPO 2021は12月18、19日の日程でパシフィコ横浜ノースで開催される予定です。

http://www.shiroexpo.jp/



しかし、横浜はやっぱり遠いなぁという西日本の皆さんに朗報です。愛知でも来年3月19日、20日に「にっぽん城まつり2022feat.出張!お城EXPO in 愛知」が開かれることになっています。こちらも2年連続の開催になります。私も是非参加したいと思います。
今回の滋賀よりは規模が大きいので期待できると思いますよ。


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