このイベントも前週行われた「大関ヶ原祭」と同じく3年ぶりの開催になります。
笹尾山会場ではのろしパフォーマンスが行われていました。
最初に鉄砲隊の演武が行われました。
火縄銃を撃つのは関ケ原、大垣、大阪の鉄砲隊のみなさんです。
もちろん空砲ではありますが、轟音が関ケ原盆地に鳴り響き、これから合戦の雰囲気を盛り上げます。
陣場野会場にあるふれあいホールでは歴史トークショーも行われました。
今年は歴女トークとして女優の村井美樹さんと小栗さくらさんが登場しました。
歴史が好きになるきっかけ、推しの戦国武将、関ケ原への思い入れ、来年の大河ドラマ「どうする家康」への期待などの女子トークを楽しく聞かせていただきました。
開演前、控室に入る村井美樹さんとロビーでばったり、やっぱり生で見る女優さんはテレビよりずっと綺麗でした。
布陣パフォーマンス
午後からは再び笹尾山会場へ戻り、武将隊の出陣式です。
この日は東軍4隊(徳川家康隊、福島正則隊、細川忠興隊、井伊直政隊)と西軍3隊(石田三成隊、宇喜多秀家隊、大谷吉継隊)によるゆるーい出陣パフォーマンスが繰り広げられました。
宇喜多秀家
備前岡山城主。東軍最大の兵力で福島正則隊と激戦を繰り広げました。
大谷吉継
石田三成の盟友。関ケ原合戦当時はらい病を患い、視力を失っていたといわれますが、この方は元気いっぱい。
井伊直政
徳川四天王のひとり。井伊の赤備えで有名です。
石田三成
関ケ原合戦の一番のヒーローの登場に会場も沸きます
徳川家康
来年の大河ドラマ「どうする家康」の主人公。さすがの貫禄です。
出陣式の最後には歴史系アーチスト・さくらゆき(小栗さくらさん、北織さよさん)のミニライブが行われました。
出陣式が終わると、笹尾山会場から陣場野会場まで隊列を組んで行軍します。
石田三成と徳川家康は馬、大谷吉継は輿に乗り、参加者とともに行進していく姿に多くの人が手を振り、声援を送ります。
ときおり立ち止まり気勢を上げます。
関ケ原合戦絵巻
このイベントの目玉です。
陣場野会場に到着した東西両軍の甲冑武者達が、オリジナルの脚本・演出をもとに関ケ原合戦を再現する一大群衆劇です。
セリフのある武将たちはプロの俳優さんや芸人さんらしいですが、そのほかの侍、足軽の多くは一般の方。前日までに殺陣を十分に練習して、本番に臨みます。全国各地から希望者が集まり、戦国ゲームの影響か女性の応募も多いそうです。見るだけでなく、参加もできるという歴史ファンにとってはまさに夢のようなイベントですね。私ももう少し若くて、体が動いたら応募したかも。
敦賀忍影伝「ギョーブ」
大谷吉継が越前敦賀城主だったことから製作された福井県敦賀市のご当地ヒーロー。
吉継の通称が刑部(ぎょうぶ)だったことにちなみます。スマホを向けると決めポーズをとってくれました。
出店や物販ブース、休憩所なども多く開かれていました。