あなたは、「オゾン水」というのを、ご存知でしょうか?
酸素原子(O)が2個結びついた物が、空気中に存在する「酸素分子」です。
化学式で表わすと、O₂となります。
この酸素分子O₂に、さらに、酸素原子一個が結びついて、O₃(オゾン)となります。
我々が住んでいる地球の上空にあるオゾン層のオゾンも同様です。有害である強い紫外線から、我々を守ってくれています。
このオゾンは、強力な強酸化作用を持っていて、よく殺菌消毒に使われる塩素の約7倍の強酸化作用を持っているそうです。
耐性菌を作らない
このオゾンによる殺菌は、厄介な耐性菌を作りません。確実にウイルスや細菌を破壊、分解するそうです。素晴らしい !!
参照 オゾンってなに?|株式会社IHIアグリテックの環境機器
「オゾン水」とは、このオゾン O₃を、水 H₂Oに溶解したものです。
オゾンを水に溶かすと、化学変化して、「OHラジカル」という物質が生成されるそうです。
この「OHラジカル」が、強力な殺菌、漂白、脱臭の効果を発揮します。
難しいことはこれぐらいにして、とにかく、「オゾン水」には、細菌、ウイルスなどに対して、即効性のある優れた除菌効果があります。
このオゾン水を、ご自宅の水道水がら、簡単に作ることが出来る「オゾン水生成機」があります。
高級マッサージ機で有名なフジ医療器さんのオゾン生成機「トレビ・クリアゼロ FWO-3」です。
コロナ禍の今、コロナウイルス対策のために、手指の消毒や様々な場所の消毒に、市販のアルコール消毒剤等を使っていらっしゃると思いますが、毎日、頻繁に使用するので、薬液が減るのも早く、かなりの出費となります。
でも、水道水から作れるオゾン水だと、自宅で簡単に除菌水を作ることができます。
一番心配なのは、このオゾン水が、「コロナウイルス」もやっつけてくれるのかということでしょう。
低濃度でも、優れた抑制効果
2020年9月、藤田医科大学の、村田貴之教授(ウイルス・寄生虫学)は、手指消毒等に安全に使用できる低濃度のオゾン水による新型コロナウイルスの不活化を確認されたそうです。
世界初 低濃度オゾン水による 新型コロナウイルス不活化を確認 | 藤田医科大学 - Fujita Health University
手指消毒、飲料水消毒、歯科・眼科診療、医療器具洗浄等には、2.5 mg/L以下のオゾン水を使用することが一般的だそうです。
村田貴之教授の、この低濃度オゾン水の有効性の研究結果によると、
10秒処理後の感染ウイルス量
オゾン濃度1.0 mg/Lのオゾン水 感染性ウイルス 0.70%までに抑制
オゾン濃度2.0 mg/Lのオゾン水 感染性ウイルス 0.1%未満にまで抑制
オゾン濃度0.4 mg/Lのオゾン水 感染性ウイルス 5.8%まで減少
低濃度のオゾン水であっても、SARS-CoV-2を、不活化できることが、藤田医科大学の、村田貴之教授の研究で明かとなりました。
フジ医療器さんのオゾン生成機「トレビ・クリアゼロ FWO-3」は、
一回に作れる、オゾン水生成量は、250mlです。
生成されたオゾン水の初期の濃度は、 1.0mg/L以上、有効時間中: 0.5mg/L以上とされています。
設定濃度は、2分と1時間の2種類あります。
「2minモード」だと、2分間のオゾン 水生成で約10分使用可能となります。
「1hモード」では、1時間、繰り返しオゾンを生成することで、1時間の使用が可能となります。
オゾン水は、水道水から簡単に作れて、強力な殺菌、漂白、脱臭の効果を発揮しますが、残念ながら、長時間保存しておけないのが、欠点です。
でもそれは、オゾンが酸素に戻りやすい性質があるためで、残留性や安全性に心配入らない証でもあります。
今後また、世界中でさらなるパンデミックが起きて、また、アルコール消毒薬が手に入らない事態となるかもしれません。でも、水道水から作れる「オゾン生成機」を一台持っていれば、きっと、心強い味方となってくれることでしょう。
楽天市場 青空電気さん