どうも、情報発信壁8年目の介護福祉士、ハレくんです。
最初にお伝えしておきたいんですけど、介護士さんがこの記事を読むとイライラして寝られなくなるかもしれません。それでも良いという方だけ読み進めて下さい。
行きましょう。
他産業との賃金格差が年間110万円超
介護職員の平均年収は全産業の平均年収より110万円も低いそうです。ジワジワ追いついてたんですけど、また差が広がってしまいました。
ソース↓
介護職と全産業の給与格差、年収で110万円超 賃上げムードのなか置き去り 組合調査 | 介護ニュースJoint
最近の調査で、介護職員が年間で2.8万人減少した事が分かっているんですけど(2023年)、更に減りそうですよね。110万円は流石にデカい。実にチロルチョコ55000個分です。
僕個人的には介護業界を去るつもりは無いんですが、去る人の気持ちも理解できます。介護職員は都合良く扱われていると感じている人が多いと思うんですよね。
介護士は“なんでも屋”なのか
例えば、人を乗せて車で走って稼ぐといえばタクシーですが、タクシー運転手になるには普通第二種運転免許という免許が必要です。
でも介護職員は普通第二種運転免許無しで、勤務中に利用者さんを車で送迎しまくる事ができます笑
そして、介護福祉士として働いているのに、1日の業務内容が調理で終わる事があります笑
更には、歩行困難な人が何十人もいるのに、夜勤がワンオペだったりします笑
介護士は利用者さんの身体的な介護以外に、掃除から洗濯から薬の受け取りから布団干しからシーツ交換から、なんでもやります。本当に便利に動いてくれます。
なのに、底辺職とか言われるんです。
そんな感じで、国目線で見た時に、僕ら介護職員てまぁまぁ都合良く動いていると思うんですけど、全産業平均よりも年収が110万円も低くなる程度の報酬に設定されているんです。(助けて坂本龍馬)
『それが嫌なら辞めれば良いじゃん』という意見や、『自分で選んだ仕事だろ』という意見はごもっともで完全に正しいんですけど、それでは介護職増えませんからね。
『自分で選んだ仕事だから、嫌な事も受け入れる』なんて、どんだけ良い子なんだって思ってしまいます。別に言いたい事は言って良いんです。上手くいってる人は図々しいとこ図々しいから。
介護報酬を引き上げるしかない
どんな仕事も大変であって、介護が特別大変て事は絶対ないですけど、とりあえず介護報酬は上げるしかなさそうです。
2023年に介護職員が2.8万人減少してるので、2024年は5万人くらい減少してるかもしれません。そんなペースで減るのは流石にマズい。
今厚労省が8千万円という予算を使って『介護職員を増やすために、介護の仕事の魅力を発信するぞ』というのをやってるんですけど、それじゃ増えないんですもう。勘弁して下さい。
むしろ賃金が全産業平均まで上がっても厳しいような気がしますが、最低限、介護報酬の思い切った引き上げが必要だと思うんですけど、皆さんどう思われますか?
はい。という事で、介護職員が減っていくのはヤバいよヤバいよという事についてでした。おやすみチロルチョコ。