いい日旅人

いい日、旅日和、きれいな夕日を追いかけて日本をめぐります。
備忘録としての股旅紀行。時には異国を歩くかも。体力次第。

船見坂冬未練(6日目)

2023年03月14日 | このたび
春蕾 旅人わらじ 船見坂



JR北海道全線特急乗り放題、
HOKKAIDO LOVE 周遊パス6日間、
1万2千円、
昨年来何度か利用している、
コスパ最高の周遊パス、
春夏秋冬の季節販売、
次もまた利用するだろう、





今回も根室、網走、函館、稚内、
東東南北の終着駅舎、
季節ごとの絵を目に刻んできた、





今日で6日目、
気になっていた駅舎2か所、
一つ目は、
昨年新規開業したばかりの新駅、
菓子メーカーとのコラボ、
学園都市線のロイズタウン駅、





二つ目は、
高倉健主演の映画『駅・STATION』の冒頭に登場、
函館本線の銭函駅、
この二つの駅を見てくる、





そして小樽へ、
歌詞のモチーフで採用、
小樽駅近くにある船見坂、
坂の途中で振り返る、
港に停泊する外国の貨物船、
絵が唄になる情景、
あらためて感慨に耽ってきた、











そのまま坂を下り小樽運河、
今日も多くの観光客、
以前は関西弁や博多弁、
今では中華系やインドシナ半島系の言語、
たしかに異国の香りのする街、
ニッポンはどんどん安くなってきた実感、
これもまた良しとするか、







さてすっかり満足したこのたびの北の国から、
札幌に戻り味噌ラーメンで閉めるとしよう、









帰路は17時過ぎの新千歳空港、
春秋航空、
スプリングエア、
春待ち顔の北の旅人たちを乗せ、
成田に着く頃、
すっかり夜の帳が下りていた、
どうやら東京は桜が開花したみたいだ、









     『船見坂』
~ 番屋の並ぶ 海岸(うみ)通り
 夕陽落ちて 天(そら)焦がす
 明かり灯る 板張り飯屋
 あのころ流行りの 歌を聴く
 
 男は過去(むかし)の 旅枕
 女は未来(あした)の 夢枕
 夜霧が濡らす 石畳
 港町 小樽 船見坂 ~






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