いい日旅人

いい日、旅日和、きれいな夕日を追いかけて日本をめぐります。
備忘録としての股旅紀行。時には異国を歩くかも。体力次第。

ゆく年くる年2022

2021年12月31日 | このたび
水仙の 朝陽の染めし 新たなり



この時節、1年前同様、荷重な空気の漂いの、
なかなか薄れない年越しになったようだ、
とはいえ、
歳末の駅や空港や街の商店街の人だかりを見ていると
かつての日常がすっかり戻っている、
なにが正解なのかよく分からないが、
穏やかな新年を迎えたいものだ。



そんなことを思いながら
今年も年越しの蕎麦を打つ、
今回のそば粉は、北海道網走地区大空町、
東藻琴産の今季新そば粉を農家さんから直接入手、
丁寧に挽かれた粉に感動、
しっかりと十割でつながったそば麺の出来上がり、
始めは塩少々で、
新そばならではの香りとのどごしを味う、



























湘南ベースも雪の舞う年越し、
何年ぶりか、

TVでは、大晦日「年忘れにっぽんの歌」、
『舟唄』、『さざんかの宿』、、、
沁みるねえ、

年越しのそば、
このそば粉のふるさと、
道東網走地区の雪景色の情景に思いを馳せる、

オホーツク能取岬は海からの風雪が吹き昇る、
岬の雪原を照らすのは灯台の明かりか、

今夜も石北線にひたむきな夜汽車が走る、
目を閉じてみる、
遠くで汽笛を聞きながら、
そばをひとつまみ、
つぎなる旅への誘いを心に留めるのであった、ような。





ゆく年くる年
南無大師遍照金剛
合掌



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