今日も、前回のブログに引き続き公務員試験を受験してからの反省点を振り返ってみたいと思います。

 

 

勉強時間の不足

 

公務員試験の情報サイトを見ると、公務員試験に合格するためには目安として「少なくとも900時間勉強が必要」「1200時間」といった数字が出てきます(受ける職種によって差異はあります)。

 

僕はというと、およそ10か月での総勉強時間は450時間程度でした。1か月あたり45時間、1週あたり11時間。・・・少ないなというのが率直な感想です。

 

あくまでも勉強時間は目安だと思いますが、勉強時間が少ないということは勉強量の少なさにも繋がっています。

 

この勉強時間で筆記に通過できたのは、試験2ヶ月前くらいからスケジュールを逆算して本気で勉強に臨んだこと、そして運が良かったからだと思います。

 

現に、僕は5つの自治体を受験して3つは筆記で落ちていますので、勉強時間はもっと確保すべきだったと思います。

 

勉強時間の少なさの原因は、「仕事の疲れ」を言い訳に勉強時間が確保できなかったことです。残業で帰宅するのが22時過ぎ、翌朝も早出で出勤・・・なんて時には勉強する気が起きず、家では早めに就寝、電車の中でも睡眠といった具合でした。

 

そもそも、残業が続く状況に身を置いている自分の行動を早めに変えるべきだったと思います。

 

仕事が終わらない、仕事量が多い・・という理由こそが言い訳であって、今ここで働いている自分の現状を変えるために公務員になるのだという意志を持って、極力仕事の疲れを試験勉強に影響させずに仕事ではなく「試験勉強」自体を生活の柱に据えるバランスの変換と時間の確保が必要だと思いました。

 

そのような思考に気付いてからは、「いかに仕事を手間をかけずに早く終わらせるか」、「手が空いてそうな人を見つけてお願いできるか」を考え、実践するようにしたところ、以前に比べ残業が減って早めに帰れるようになり、帰宅後の家や図書館での勉強に精を出せるようになりました。

 

会社員の方が公務員試験を受ける場合に、まず立ちはだかるのがこの「勉強時間の確保」という課題だと思います。

 

しかし、仕事という生活の中心軸を試験勉強に据え変えて行動してみると、仕事を切り上げるタイミングが早くなったり、人に仕事を頼むことも案外できるということに気づき、仕事に対して気楽になれると思います。僕も早めに気づけばよかったと今になって思います。

 

 

時間を自ら捻出すべく、まず日々の仕事を見直してみることをお勧めいたします。

 

 

 

次回は、公務員試験受験前にチェックしていた情報について振り返ってみたいと思います。

 

 

 

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