モカ先生のプログラミング講座&鬼のパンツをはいた小学生たち

モカ先生のプログラミング講座&鬼のパンツをはいた小学生たち

プログラミング学習は、考え、実行・変換・修正を繰り返しながら、答えを出します。学習の基本姿勢です。このブログは、小学生が取り組むプログラミング講座と、それにチャレンジする子ども達との教室で繰り広げられる思いもかけないエピソードを綴ったブログです。

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 「名前なんだったっけ?」

 

と言って、Aちゃんは、笑いました。教室で、「みんなの名前をそれぞれ書いてあげて」とAちゃんに言った時の事でした。知らないはずはないのに・・。

 

言われたTちゃんは、本気で嫌な顔をしています。

 

またある時、Tちゃんがあいさつをして座ろうとした時、AちゃんがスッとTちゃんの椅子をずらし、慌てるTちゃんを見て笑います。

 

今まで、そんなことをする子ではなかったのに、ここ何回かそんな姿が目につきました。なので、

 

 「そういうことをするのはやめて!わかったAちゃん!」

 

少し強い口調で言いました。すると、

 

 

 「こっちの近くに座ってもらおうと思って、いすをずらしただけなのに・・」

 

と言います。

 

本気でいじめてやろうと思っていないことは、分かっていますが、こうした瞬間は見逃してはいけないと思うのです。

 

 

根っからのいじめっ子でなくても、知らない間に、いじめの加害者になることだってあると思うからです。根はいい子でも、自分の中でイライラすること、むしゃくしゃすること、何かに不満を持っていることなどがある時、そのイライラを自分より弱い者に、自分でも無意識にぶつけてしまうこともあります。その時、大人からそれはダメ!と言ってもらうことで、フッと自分でも気づくことがあります。

 

Tちゃんも、Aちゃんからいたずらをされたとき、笑いながら「やめて」と言っています。笑っていても、ただふざけているんだと片付けてはいけないように思うのです。

 

ある小学校に授業で行ったときも、体の大きい子が、体の小さい子の上に乗っかって、プロレスごっこをしていました。ただのプロレスごっこで、遊んでいるだけだと言います。体の小さい子も「大丈夫です」と言います。でも、あきらかにいじめているとかんじたので、「それ以上はやめなさい!」と本気な顔をして怒ると、しぶしぶやめて教室に帰りました。男の子はこのくらいの遊びはさせなくては・・・という意見も耳にしますし、その考え方も一理あるとは思うのですが、私はやっぱり過敏すぎるかもしれませんが、こうした瞬間は見逃せません。

 

エスカレートする前に、イジメの芽をつんでおきたいのです。もちろん、放っておいても、イジメにまで発展しないのかもしれませんが、私はしつこく、本人がそこまで思っていなくても、注意していこうと思います。これがベストだと断言するわけではないのですが・・。

 

 


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