アルバムの専門家、西塔カオルです。
園や学校、テーマパークなどで写真プリントを購入する機会がありますね。
その場合、大きな写真を購入されることが多いのではないでしょうか?
学校で買った写真プリントの整理方法★3つのパターンと長所・短所!
という記事では、
- アルバムに入れる
- デジタル化する
- デジタル化して更にフォトブックにする
※2018年12月7日に公開した記事ですが、新しい情報を追記し都度更新しています。
最終更新日2024年3月16日。
園や学校で買う写真には集合写真がつきもの。
集合写真といえば2L版が主流ですが、最近ではA4であったり変形版であったり。
見栄えは良いのかもしれませんが、写真のサイズが1定でないと収納時には困りますよね。
サイズ混合問題を解決する2つの方法
それは、
- 台紙が大きいフリーレイアウトタイプアルバムを利用すること
- 台紙の種類を混ぜられるバインダータイプのアルバムを利用すること
1.台紙が大きいフリーレイアウトタイプのアルバムを利用する
フリーレイアウトのアルバムとは、写真を縦横斜め、自由にレイアウトできるアルバムのこと。フィルムで写真をカバーしてある厚いアルバムがご家庭に1冊くらいはあるのではないでしょうか。あのタイプです(商品名だとフエルアルバム)。
かさばるという理由で最近は敬遠されているようですが、最近は軽くて薄い仕様のものが主流です。
こちらは私が愛用しているZ&KのピタットアルバムA4サイズ。
フエルアルバムと比較すると、軽く、薄く、台紙が弱粘着性です。
昔のフィルムタイプのアルバムは写真が台紙に張り付いてしまい、
写真を剥がしたい!となった場合には困るのですが、こちらはその心配はありません。
何より薄く、それでいて収納量はしっかりあります。
★パステルカラー表紙
★クラフトカラー表紙
我が家の子どもの園時代の写真ほぼコレです。
A4サイズの写真もしっかり収まるのが嬉しい。
フリーレイアウトが魅力のアルバムなので、可愛らしいデコレーションも楽しめます。
ですが、レイアウトやフィルムの取り回しなどが大変と感じる方は、
やはりポケットアルバムがオススメです。
2.台紙が混在できるバインダータイプを利用する
ポケットアルバムの場合、無線綴じ(ページが背表紙で固定されているタイプ)ですと
ポケットのサイズが1種類のものがほとんどです。
なので、サイズ混合問題を解決するためには、
様々な台紙の種類をファイリングできるバインダー式がオススメということになります。
バインダー式はサイズ感により大きく二種類になります。
1つはLサイズ3枚/ページ。もう一つはLサイズ6枚/ページです。
Lサイズ3段タイプ(3枚/ページ)
まずは1ページにLサイズ写真が3枚入るタイプ。
ナカバヤシのバインダー式ポケットアルバムです。
レフィルの台紙には、L版用、KG用、2L用、フリータイプ(フィルムタイプ)があります。
(クラフト紙と白色の両方があるものもあります)
この10穴バインダーのアルバムは同サイズのものがセキセイからも販売されています。
そちらのレフィルを使うこともできます。
セキセイさんからは1ポケット/ページの台紙も出ているので、こちらを組み合わせると超便利!
カケルアルバムというシリーズのものですが、バインダー対応の1ポケットは貴重です。フリー台紙はあってもポケットはあまりないので。
1ポケット台紙ですが、最近ナカバヤシからも販売されたようです(ネット限定)。
ちなみに、これらのリフィル、全種類を取り揃えている店舗はなかなかありません。
そんな店舗はないかもしれません。
最も品揃えが良いのはヨドバシカメラアキバ店ではないかと思います。
見応えたっぷり!1ページにLサイズ6枚収納のタイプ(6枚/ページ)
これまでは1ページにL版3ポケットが主流でしたが、
1ページ6ポケットのものも出てきており、カオルP的にはこちらの方がオススメです。
見応えがあることに加え、収納量が同じでも薄く済むからです。
6ポケット/頁でバインダー式、なおかつ、替台紙の種類があるものは
こちらのFUJIFILMの「かぞくのきろく」です。
1ページにLポケット6つのものの他、横長のポケットが二つのもの、大きな1ポケットのものの用意があります。
「かぞくのきろく」のアルバムは紙製でちょっと心許なく。またコスパも少々悪いです。
そんな方は同じ仕様のこちらを使ってみてはいかがでしょうか?
最新のオススメはこちらと言っても良さそう。
↓
マークスからはオシャレなものが出ています。
表紙も布張りでしっかりしています。その分少し重くなるかもしれませんね!
長々と書きましたが、収納場所に応じてサイズを選ぶというのも大事ですね。
同じアルバムで揃えていきたい!という希望は多いのですが、
アルバムにも流行りがあります。
「今、一番これがいい!」と思っても、アルバムも進化します。
同じもので作り続けたい!とこだわりすぎると疲れてしまうかも?
あまり型にこだわらず、楽しんで作るのがおすすめです。
最後に余談ですが・・・
そもそも大きな写真、どうして色々なサイズで提供してくるの!?
最近、販売される写真プリントのサイズは本当に様々なようです。
パノラマサイズより横に長いものや、どう測っても みたことのないサイズのものもあります。
収納することを考えて、大きいなら「全て2Lに揃えてくれたらいいのに!」
と正直思います。
様々な写真サイズで提供されるのには、単価を高くできるという販売側の思惑もあるのでしょうか?
それ以外の理由として
写真はその内容により、最適な縦横比、大きさが異なる。
ということがあります。
撮影時に最初から2Lを意識して、3:4の比率で撮ることは多いですが、
発表会や学芸会など、その画角を前提にやっているわけではありませんよね。
たまたまワイドに人が並んでいて、2Lにすると、やけに上や下に空白ができて
顔が小さい・・・などということは起きてしまうわけで、その結果長細い写真になったり。
例えば、ですが、絵本の判型って本によって違うでしょ。
それは内容に最も適した判型にしているから。
写真もアルバムも型を決め込みすぎると楽しさが半減したりしますから、
どうぞ気楽にね!