[Reborn]
コロナ禍の中、
またクリスマスが
やってこようとしている。
この歳になるともう傍観者。
興味が無いと言ったら嘘になるが
イベント自体やプレゼント等に
重きを置かなくなってしまった。
あの若き日の
ココロのドキドキは
いったい何処へ行ったのだろう。


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1955年、
NORAD(北アメリカ航空宇宙防衛司令部)
前身であるCONADの司令長官席に
間違い電話がかかってきた。
当時の司令官、
ハリー・シャウプ大佐
電話をかけてきた子供達に
“レーダーで調べた結果、
サンタが北極から南に向かった
形跡がある”とユーモアたっぷりに
サンタクロースの情報を順次伝えた。


々、米大手スーパーシアーズ
“子供向けの
サンタ・ホットライン“を開設したが
誤った電話番号が広告に掲載され
偶然にもその番号が
CONAD長官席直通だった為
この恒例行事が始まった。


その後この行事は
NORAD(ノーラッド)になっても
任務は引き継がれ
職員やその家族、
友人たちのボランティアで
サンタとトナカイの最新情報
毎年伝えている。

んともアメリカならではの
夢のある恒例行事だが
私の子供の頃といえば
赤と緑の配色の帽子をかぶり
一年で2番目の(1番は正月)
豪華な料理で
母はもてなしをしてくれた。
英文字の
洒落たイベントなど無い時代、
見よう見まねのクリスマスが
各家庭で繰り広げられたに
ちがいない。


の父は厳格な人だったが
クリスマスの当日の朝
半分開けた窓わくに
2㍍位の赤い紐を垂れかけて
サンタクロースが忘れて帰った
心憎い演出をやってのけた。

イメージです

タブツの父が、
どんな気持ちでそれを考えたのか
忘れる事の無い思い出が
今でも私の心を苦しめる。

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