マダム紅蘭 | ジャンクの女王

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 香辛料の使用を極力抑えて、素材の味を引き出すようにして、独自の発展を見せている「京都中華」ですが、その理想系みたいな店のレポートです(今日は真面目に始めてみましたww)

 

 では、読者の方々も今日は真面目に、こちらをクリック願いますね。


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 先日、唐突に母が「北京ダックが食べたい」と言い始めました。そういえば、ここ2ヶ月くらい食べていなかったかな?と思い、どこの店に行けば良いだろうと悩んだんです。

 

 まぁ、いわゆる「街中華」だとメニューに無いし、ホテル中華だとコース料理に組み込んであったりして、単品注文だと夜メニューでしか食べられなかったりで、気軽に注文できるのは、やはり八条口都ホテルの「四川」なんだけど、そこでは最近は「甘鯛の鱗揚げ黒酢ソース」ばかり注文しているしなぁ(ハマってます)やはり「老香港酒家」に行こうかな?なんて思いながらネットで検索していたら、わたしらの好きそうな、薄くて皮だけで肉の部分が付いていない北京ダックの写真があったので店名を見たら「マダム紅蘭」でした。

 

 「マダム紅蘭」の評判は私が京都に住居を持った十数年前から知っていたんですが、残念ながら店内客席が全て畳の座敷で、座らなくっちゃいけないんだと知ってからは、正座のできない母に合わせて敬遠していたんです。

 しかし、今回、あまりにもおいしそうな写真だったので、お店のホームページを調べたら、なんと、一階客席を椅子席にリニューアルしました。って書いてあるじゃん!これは行かねばと、早速椅子席を予約して行ってきました。

 場所は寺町通と丸太町通の交差点。御所の敷地から20mくらいの場所(各御門までは数百m以上あるけどw)築100年くらいの元和菓子匠の自宅だった家だそうです。暖簾や看板が無いと普通の民家にしか見えないんですが、食事中に玄関からは通行人が入って来て「ここは何の店ですか?何か販売しているんですか?」なんて店員に訊いていたりする声が聞こえましたww

 玄関で靴を脱ぎ予約しておいた一階テーブル席へ。丸太町通に面した四畳半くらいの和室を改装したもので、室内にテーブルは2つだけです。狭いので先客の声の大きなスポーツ関係者の話し声が少しうるさかったなww

 他のお客はみなさん階段を上がって和室へ。

 わお!早速「北京ダック」を発見。しかも4枚での提供。この量って二人だとちょうど良いんですよねえ。(1枚じゃ物足りないし、半身だと多いしね)

 他のメニューも「京野菜」を使ったメニューとか、季節を織り込んであって興味津々です。

 まずは、聖護院蕪を使った「大根餅」。普通の大根餅と凄く違うって訳ではないですが、口当たりや味わいが優しくって美味しいです。

 お目当ての「北京ダック」です。この薄さが素晴らしい。昨今は肉を付けた厚めの北京ダックもありますが、あれは美味しくないです(あくまで個人の感想ですw)肉の臭みを消すために、あまり晒していないネギをたっぷり入れて食べるせいで、料理の繊細さが失われちゃうんですよね。

 ここのは、わずかな皮下脂肪だけを纏わせて綺麗に肉を取り去っているので、ネギが無くてキュウリだけでも食べられます(少しは入れて食べたけど)甘味噌の塩梅も適切です。あと、このポーピンも適度な厚みがあって美味しい。

 青椒肉絲みたいですが、これは「ごぼうと牛肉ピーマンの細切り炒め」この料理は牛蒡が主役です。牛蒡の皮を痛めないように丁寧に洗ってあるので、牛蒡特有の香りが強くて良いです。牛肉は味付けに必要なだけの小さな肉片が少量だけです。これはとてもおいしかった。次回も注文必須ですね。

 「焼きトマト入りのトマ玉」普通のトマトの卵炒めよりはトマトの水分が抜けて、卵とまとまりが良くなっていますね。

 

 チャーハンは唯一普通の美味しさレベルでした。でも一緒についてきたスープは旨い!やはり基本の上湯とか清湯が良いんでしょうね。

 

 今回は北京ダックのせいで、ディナー時間と同じように単品注文しちゃいましたけど、普通にランチ時間だとミニ懐石(2800円)とか、お昼の中華重(1400円)も在るみたいです。

 

 いやぁ、スゴイ気にいっちゃった。これは季節毎に通わなくっちゃいけないみたいですね。

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 今年もグルメブログ(だけww)は順調ですねえww