コロナ禍での久しぶりの海外旅行|手続きやら混雑状況やら

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COVID19がようやく沈静化の兆しをみせ(専門家の中には未だ余談を許さないという方もいらっしゃいますが)、今回どさくさに紛れて?海外に出かけました。

利用便はJALで、欧州某国までの旅です。

ウクライナとロシアの戦争のために、飛行ルートが制限されており、現在は羽田から北米を超えていくんですね。

そのせいで、フライトの離陸時間も予定より3時間早くなり、それなのに到着時間は変わらず、合計17時間かかってやっと到着しました。

では、今回渡航から帰国までの状況を備忘録をかねて書いておきたいと思います。

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渡航前の手続やら欧州所属国への入国について

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出国前の手続きはそれほど面倒ではありません。

私はすでにワクチンの3回接種を終えているので、厚生労働省が発行する証明書(スマホアプリで大丈夫です。:摂取証明書というアプリ)に求められる事前情報を入力してあれば、ほぼほぼ通常時と変わらない通関手続きでした。

接種証明書への入力はマイナンバーカードを有していれば全く苦労なく入力できます。(すみません、カード登録していない場合はどうなるのかはよくわかりません)

ただし、ワクチン3回接種を終えていない方は、別途渡航48時間以内のPCR検査陰性証明が必要になります(面倒!!!)。

さらに、3回ワクチンを接種していないと、たとえ空港での検査で陰性であっても1週間の自宅待機を強いられます。

そして、今回のように海外渡航の予定がある場合は、パスポート情報も併せて入力することになります。

あとは、パスポートと共に上記接種証明書アプリをインストールしてあるスマホを持参すれば問題なく通関で来ます。

現地通関で聞かれることは、

「何日間滞在するのか」、「なんの目的の入国なのか」、「どこのメーカーのワクチンを何回接種したのか」

だけで、同時にワクチン証明の提示を求められますから、上記接種証明アプリを開いて見せればOKでした。

これを考えると、下に書きました日本入国時に必要な手続き、書類において、日本の政策がいかに保守的であるかがよくわかります。

これで経済を活性化させると嘯く自民党の真意がよくわかりません。もう少ししっかり政治活動をしてもらわないと、日本が他国に遅れをとるのも当たり前だと、今回つくづく実感しました。

続いて帰国の為の手続きについて

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日本人であろうとなかろうと、日本への帰国(入国)は面倒です!!

1. 質問票に答える!

2. 誓約書をあらかじめ用意してサインする!

3. ワクチン接種証明書を持参する!

4. 海外現地出国前72時間以内の検査証明書を日本政府が定めたフォーマットで用意する!!

5. 厚労省が主導するCOCOAというワクチン接触を追跡するアプリをスマホにインストールして作動可能状態にしておく!!

なんのためのワクチン3回接種なんだよ!って叫びたくなりますが、特に上記4がないと帰国便にも乗れないという厳しいルールですので、やらざるを得ません。(やらないという選択肢はもちろんございません!!)

4については、EcoCareというサイトにアクセスして必要事項を入力すれば、現地の最寄り検査所にて必要な検査を受けることができますし、日本政府要請のフォーマットで証明書を発行してもらえます。

とういうか全世界の人が使うこのサイトで、日本政府が求めるテストの項目が特別に存在するという時点で、何か違和感を感じてしまう私でした。

 

EcoCare予約する際の注意事項があります。

これは結構笑い話のようなお話ですが、

日本国内で予約を取ろうとすると、出て来る予約可能時間は、現地での時間ではなく、日本時間になっているということです。

なので、時差を考慮して計算して予約時間を選択する必要があります。よーく注意してください。

尤も、予約時間を守れなくても、今回は?なんら問題なく検査してもらえました。

持参するものは、パスポートと上記EcoCareでの予約の際の最終画面で表示される3次元バーコードです。印刷してもいいですし、スマホのカメラで写真を撮ったものでも問題ありません。

検査はほんの数分で終わり、特別料金を支払えば30分後に、通常料金の場合は24時間後に結果がメールにて知らされますので、検査所現地に行く必要はりませんでいた。

帰国時にファーストトラック特典を得るためには厚労省指定の「MySOS」が必要

 上記5つの事項は必ず実施して持参しなければならないのですが、厚労省指定の「MySOS」なるスマホアプリをインストールしてそこに入力していれば、紙の書類の提出は必要ありませんし、このアプリので作業が済んでいると、First Truckで若干?早く手続きが終了します。

問題は、EcoCareから発行された証明書のアップロードです。

私はiPhoneを使用しているのですが、iPhone内に保存してある証明書をアップロードしようとしてもうまく行きませんでした。

仕方がないので、証明書を別のデバイスで表示させ、それをカメラで撮ることでなんとかアップロードできました。

もしもう一つ別にデバイスを持っていない場合は、iPhone上で証明書を表示させてそれのスクリーンショットを撮って、それをアップロードするということになるかなと思います。

4の証明書アップロード後、1時間程度で全てに手続きが正常に受理されたことが確認できました。

以上で、必要な手続きは全て終了です。

 

驚愕の保守的日本政府の要請事項

さて、これで終わりかというと実は違います!!

日本に到着後、結局は検査をさせられます。

First Truckといってもその場で書類を書かなくて良いだけ。

結局は長い距離を歩かされて、唾液で検査(唾液なので抗原検査ですかね??)をさせられ、その結果が出るまで延々と待合場所で待たされます。

今回の例では、検査結果が出るまでに40分かかりました。

事前に帰国前にPCR検査を薬1万円かけて受けさせられ、書類も全て揃え、そして帰港後には再度COVID19への換算の有無の検査が必要。
さらに、たとえ上記全てを実施して陰性であってもワクチンを3回接種していなければ1週間の自宅待機。

これが今の日本の現状です。

海外に行けないよりはマシ。でも、正直「いい加減にしてくれ」という感想です。

(ちなみに今回の渡航は仕事です!泣)

飛行機や混雑状況

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まず、羽田の状況ですが、やはり空いていました。いくつかのお店は営業していませんでしたし、JALのサクララウンジも閉鎖中。

乗客が少ないのでやむを得ないですね。今回ラウンジはファーストクラスのラウンジとサクララウンジをぶち抜いて一つとして使用していました。

食事のサービスはバーコードを読み込んで発注するオーダー制でした。もはやスマホなしでは生きていけない時代になっていますね。

飛行機内の混雑状況

飛行機内も混雑している様子はなかったです。ビジネスクラスは半分も埋まっていない。多分3割かそれ以下ですね。

この状況かそれ以下の状況を2年間、航空会社の皆さんはよく耐えたと思います。

トランジットの欧州某国空港ラウンジの様子

こちらは結構混雑していました。

ビジネスマンだけではなく、家族連れやおじいさんおばあさんの方達まで結構たくさんの方々が旅行されているのが実感できました。やはり、上述の如く海外で日本ではCOVID-19への対応が随分違います。

 

まとめ

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日本政府の要求も基本的にはペーパーレスになっているのは進歩ですが、他国と比較してこのような面倒な手続きを求められる問いには、いかがなものかと思ってしまいました。

それでも、今回大きな問題もなく、ワクチンを3回接種していれば帰国時一時隔離もなくって海外渡航ができるようになったのは嬉しい限りです。

COVID19が完全になくなることは困難だと思いますから、あとは日本政府のもう少し緩和した入国規制が設定されれば、いよいよ海外渡航や海外からのビジターも増えて、経済も回復するかな、と淡い期待を抱けた旅行でした。

岸さん、寝ぼけたことばかり言ってないでちゃんと日本を立て直してくださいね!!

 

 

 

 

 

 

 

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