神戸で起きた連続児童殺傷事件の
被害者の一人である彩花さんを偲び
校庭内に植えられた桜が満開だとか、
お母さんも亡くなり父上一人が見上
げる姿が報道にあった。
社会には多種多様、様々に巡り合わ
される生活の環境がある。
楽しく幸せならいいけれど、不運に
突然に身に覚えのない変化が理不尽
に与えられるのは哀しいことであり
腹立たしい。
彩花さんが生きていれば三十路か、
家庭を持ち子供さん達と花見の頃、
現実はひとり残された父上が次第に
老いて行かれる一方だ。
なぜ、こんな事に成るんだろう?
そういう人の世の不可解さを可憐な
桜の花びらは考えもしないのか・・