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2022年03月26日 | 世相騒動を咬む

きのう、明日は「春の嵐」
だとの予報があったけど、
湿ってはいるが嵐というほどの
荒れ方ではなく暮れて来た。

「春の嵐」といえば、10代の
頃に、ヘッセの小説を読んだ。
ゲルトルードだったかな?
内容はすっかり忘却の彼方に消え
タイトルだけが記憶にある。

ゲーテとかリルケとかドイツ文学
も文庫では多く愛読されていた。
翻訳モノが全盛だった。
今はすっかりと逆転して翻訳本は
片隅に追いやられている。

権威的なものを基礎として学ぶ、
そういう順序を踏まされていた昔
と違い、いまでは華やかに装丁を
された文庫本が書店に並ぶ。

神戸から紀伊国屋書店が撤退する
とか報道で読んだけど、町の本屋
は、ほぼ絶滅に近い。

私達の世代では規模の大小はある
にせよ駅前には必ず本屋にレコー
ド店は必ずあった。
それが、いつの間にやら廃業して
多くが消えた。

流通のシステムが変わったことも
あるだろうが、何やら効率ばかり
優先される味気ない社会になって
しまった感じがする。

 

画像は九州の名店、
熊本・長崎次郎書店

 


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