まだまだ気温が低く寒さも続いておりますが

悩まされるのが、体の冷えですよね。

 

冷えることで血液やリンパの流れが悪くなるため

必要な栄養や酸素が全身にいきわたらず

疲れやすくなったり、老廃物が溜まり

肩こりや頭痛などの症状が出ることも。

睡眠の際には、深部体温を下げることで

脳と体を休息させる仕組みがありますが

体温調節が上手くいかなくなると

体から熱が放出されにくいため

深部体温が下がらず寝付きも悪くなってしまいます。

冷えのタイプは主に2つで

体温が中心に集まるで血管収縮型冷え性
体温がどんどん逃げる血管拡張型冷え性

があると言われています。

 

一般的に冷え性と呼ばれるのは

血管収縮型冷え性。

冷え性の中で7割以上はこのタイプで

室内でも手足が冷えることが特徴。

 

原因は手足の末梢血管の血行不良や

セルライトによるもの。

 

セルライトは血行不良によって

不要な水分や老廃物が脂肪細胞に付着し

かたまりとなったもので

リンパの流れを阻止してしまうので

局所的に血行が悪くなります。

 

頭やお腹に血液が留まってしまうため

手足にまで届きづらく、冷えの原因に。

 

血管拡張型冷え性の特徴は

手足はもちろんのこと全身がとても冷えること。

 

男性にも増えていてストレスなどによる

自律神経の乱れが原因で常に血管が拡張し

体温が奪われていきます。

 

 

◆効果的な温めポイント◆

【首の字がつく部分、首・手首・足首】

 

いずれも身体の表面近くを

血流の多い動脈が通っていますので

ここを温めることで全身を流れる血液を

温めることができます。


 【大きな筋肉がある部分】

 

太ももや二の腕、お尻などで

筋肉は血管が豊富で血流も多いので

血流の多いところは、全身に影響を及ぼしやすく

効率よく全身を温めることができます。

 

【副交感神経の中枢がある】

 

お尻の少し上付近の仙骨の周辺と

腸や子宮など大切な器官がつまった

お腹を含んだ腰まわりで

ここが冷えると体内の臓器に

脳からの指令が届きにくくなり

自然な臓器の機能が働かなくなってしまいます。

 

この温めポイントを意識して温めることで

全身に温かい血液が流れます。