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【現代思想とジャーナリスト精神】

【永岡浩一さんからの通信】MBSラジオ 月刊ニュースなラヂオ(2021/12/6)

【永岡浩一さんからの通信】MBSラジオ 月刊ニュースなラヂオ(2021/12/6) ラジオ報道の現場について、澤田大樹さんのお話、テレビや新聞と異なり一人で何でもやり、いい意味で広く浅く様々なテーマを問えるラジオと言うメディアを武器に開拓するものを語る


 永岡です、MBSラジオの、月刊ニュースなラヂオ(月刊第22回、通算129回)、今月も新聞うずみ火代表の矢野宏さんの司会、フリーアナウンサー北口麻奈さんがパートナーで放送されました。要点のみ書きおこしします(10分のコーナーやニュース読み上げなどは省略します)。今月はニュースなラヂオ、27日19時から1時間ですが特番もあります。

 西谷さん、朝ドラのカムカムエブリバディとコロナ対策、医療と戦争についてブログで指摘されています、https://www.nowiraq.com/blog/2021/12/post-51.html 

 ゲストは、TBSラジオ記者の澤田大樹さん、TBSラジオのセッションやアシタノカレッジで報告されて、ラジオ報道の現場という本(https://www.akishobo.com/book/detail.html?id=1039&st=4 )を出されています。臨時国会も開会、澤田さん取材されてコメントされます。コロナ禍で岸田政権はどうなるか、困窮する国民を救うのか?補正予算に軍事費7700億円があり、軍事費は6兆円を超えてGDP1%突破、コロナで使途を間違えていると矢野さん指摘されました。


 澤田さん、東京からオンライン出演、帯はショッキングピンク、ラジオの記者は絶滅危惧種と言いつつ頑張る澤田さん、矢野さん、ラジオ報道の記者の仕事を問われて、澤田さん、新聞、テレビと同じく、国会や議員を取材、レポートして、TBSラジオの崎山さんもいるがラジオ選任は澤田さんのみ、災害現場、五輪も取材、政治部+社会部、運動部であり、国会は所信表明演説、文通費のことも取り上げられて、埼玉のリスナーから質問、国会は短い、シャンシャンでおかしいとあり、澤田さん、国会は短い、予算委員会も短いと説かれて、岸田総理の所信表明、10月の就任直後は手が震える、早口で慣れておらず、今日は慣れてゆっくり、時間は伸びた。

 国会に新人の議員が多く、慣れない人もいて、当院して数日、先輩が小学校みたいにリードするものもある。澤田さんの気になったものは、岸田氏の演説、明言を引用は安倍氏よくやり、冒頭に引用したものをラストに落ち、今回は中国の古典を使う、ケネディの言葉、昔の偉人のものを使用、車座集会のエピソードも入れて、個性を出し始めた。

 所信表明で寝ている議員は澤田さん気づかず、与党からヨシ、野党のヤジは少ない。ヨシと言われたのは、こういうことをやるという場合、経済立て直し、コロナ対策、薬事承認の締めにヨシが出た。

 ラジオ報道の現場から声を上げる、この時期に本を出した意味は、2月に森氏の記者会見に出て、それの記録、澤田さん、武田砂鉄さんと相談して本にしようということになり、五輪の前に出すはずがたくさんのネタ+書くのが遅れて菅氏辞任、岸田総理でこの時期にあった。

 北口さん、2月の森氏の女性蔑視発言の翌日のことを紹介されて、森氏の謝罪会見で澤田さん切込み、五輪精神に森氏反すると指摘してやめるように追及、森氏タジタジ+言い逃れ、わきまえるという表現に異議を澤田さん追及して森氏支離滅裂+ブチギレ、バトルではあり、森氏にやめるように追及して澤田さん引き下がらず、聞きたいことがたくさんあり、しかし元総理に対峙したのを矢野さん評価されて、他にも記者はいて、フリーの方もいて、森氏の右側に番記者、左に澤田さんなど組織委会見に行かない人、番記者から先に当てられて、澤田さん質問の後お腹が痛くなり(笑)、もちろん悪いものを食べたのではなく、見えないプレッシャーがあった。

 北口さん、他の記者は厳しい質問かと問われて、澤田さん、追及するものは他にもあり、TBSテレビの女性記者も厳しく追及して、顔見知りの記者も追及。リスナーより、森氏に更問いしてパージされたかと問いがあり、澤田さんは個人、TBSにクレームはなかった。そして女性が声を上げて、テレビ東京の方も番組で批判した。矢野さん、森氏、辞任後老人が悪いと言われたものに逆ギレ、問題の本質を理解していないと問われて、澤田さん、森氏は問題発言の翌日に会見、政府はそれで幕引きのつもり、しかし森氏は五輪のために謝罪のための謝罪であり、本人の立場はわかっていなかった。

 矢野さん、政治家に記者の質問が甘いと問われて、リスナーより澤田さん、政治部の記者でないのに追及、他の政治部の記者はどうして追及しないのかと質問があり、澤田さん、政治部は政治家と関係を持ち情報を得るので厳しい質問をしたら情報をもらえなくなる、マスメディアだと顕著だが、政治家の出世と記者の出世がリンクして、総理、幹事長になるといい情報が取れることになり、批判しにくくなり、失言で失脚したら自分の出世もなくなる。北口さんそれにショック、一人一問はプレッシャーかと問われて、澤田さん、TBSラジオは創立70年で、数十年前の座談会のアーカイブがあり、会見でというのが愚か、質問をするのは社会部であれだとダメというものがあり、政治部の限界もある。

 矢野さん、記者が出世して政治家が出世するものもあると説かれて、澤田さんその通り、自民の中で二階氏交替になり、二階氏担当の記者はメインストリームから外れたことがあり、担当が変わると政治部の中で交代のある例も存在する。リスナーより、政治記者として心がけているものを問うものがあり、澤田さん、リスナーに嘘をつかないこと、ラジオでは記者は一人で議員と仲良しになれず、距離を置いて客観的に見る視点はある。

 澤田さんはお酒も飲まれず、そこで仲良しになれない。矢野さん、放送局、政界は男子校出身者が多いというのにショック、澤田さん、アフタージャンクションで、それを知り、放送局、最高裁の判事、経団連の理事も男子校出身者が多く、それが女性に要職につけないマチズムの原因。

 矢野さんは、ラジオだから出来る政治報道を問われて、澤田さん、一人しか記者はいない、政治部の記者はおらず、逆に距離を置いてやれて、広くやれる、政治だけでなく、五輪をどうするか、コロナとの取材もあり、組織委とコロナの取材をつなげて、それで組織委幹部に澤田さんならコロナの専門家の取材もして、広く浅くいい意味で取材できて、ラジオでできて、テレビは放送の時間は短く、ラジオだと時間を取れる。

 リスナーより、国会論戦はどうしてつまらないのかと質問があり、澤田さん、国会は面白い、テレビに出るのは一部のみ、1日7,8時間、それも複数の委員会でやり、中ではメディアの報じない大事なことも多数あり、政府を問う駆け引きがあり、面白い議員、大臣を見つけて、それをきっかけに国会に関心を持ってほしいと説かれました。リスナーより、選挙期間出てこなかった憲法改悪はどうなるかと質問があり、澤田さん、維新の馬場氏、泉氏に憲法審査会提案があり、しかし臨時国会では憲法はテーマにならず、来年の通常国会で問題になる。国会で、代表質問と予算委員会、岸田氏も泉氏も初の場ではあり、質問にちゃんと答えるかどうか、論戦を注目して欲しいと締めくくられました、ここで止めます、以上、澤田さんのお話でした。

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