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【現代思想とジャーナリスト精神】

【永岡浩一さんからの通信】 2021年10月16日

文化放送ラジオ ロンドンブーツ1号2号田村淳のニュースクラブ(2021/10/16) 木村草太&寺原真希子 選択的夫婦別姓、同性婚を語る、人権問題として考える、これを否定するネトウヨの家制度を死守したいトンデモ理屈を論破する!




 永岡です、文化放送ラジオの、ロンドンブーツ1号2号田村淳のニュースクラブ、今週の気になるニュースは憲法学者の木村草太さん、弁護士の寺原真希子さんが出られました。タイムフリーで概略書きおこしします。砂山圭太郎さん、弁護士の島田さくらさんも同席でした。
 テーマは選択的夫婦別姓、ツイッターでアンケートを取ると極端な意見が出て、淳さんも叩かれたそうです。淳さん、中道のものが極端なものに叩かれたそうです。
 今週のニュースから、木村さん、寺原さんの気になったもの、選挙について、群馬県知事が法的措置というが、群馬の魅力がないというものの、県庁と知事は意味が異なり、訴訟には訴えようなし。木村さんも「県」は地域か自治体か考えるように教えている。問題提起は理解できて、地域を貶めるのは問題、差別で判決もあったが、個人、県庁ではなく、特定の地域を貶めるランキングは問題、木村さんも群馬を評価して、これは問題。淳さん、茨城は最下位を逆手に取ったものもある。そして子供の自殺、不登校過去最多は気になり、感染が怖く休むとどういう統計になるか、大学でも同様のものはあり、緊急事態のあと対面授業OKでも完全に収束ではなく、大学はオンラインできるが小学校はしんどく、うまいカテゴリーで記録を取って欲しい。島田さん、大人の不安が子供に伝わり、仕事はどうなるなど、大人がしんどいと子供もしんどい。大人みたいに、ワクチンで収束と子供は判断できないと説かれました。

 そして、選択的夫婦別姓、以前もこの番組で木村さん、寺原さん解説、東京地裁で同性婚の訴訟があり、裁判長が交代で原告の意見陳述をさせてくれて、同性婚の裁判も寺原さんされて、同性婚が認められず、パートナーがなくなり相手が大変だという例があり、原告は自分たちのためではなく、同性婚ができず次の世代にしんどい思いをさせたくないという観点から。木村さん、婚姻だと一緒に生活、納税、相続として家族として認められて、病院、学校で家族の扱いはどうなるか、家族として同性婚が認められないと社会生活に困難。
 寺原さん、裁判長が意見陳述に長時間聞いてもうなずくのは異例、女性で寺原さんと同世代の裁判官、そして憲法訴訟、裁判官の背中を押すのは原告の思い。木村さん、前の裁判長は原告の意見陳述を要らないと(夾雑物)と言う始末、原告の人権否定である。
 そして、選択的夫婦別姓、衆院選に向けて、国会議員が同性婚についてどう見ているかアンケート結果を載せたHPを寺原さんたち作られて、賛成の候補にエールを送って欲しい、メーター・フォー・マリッジ・フォー・オール(https://meter.marriageforall.jp/ )、立ち上げて10日なのに多くの国会議員・候補が意見をいい、反対から賛成になった候補もいる。木村さん、社会で差別されている人の意見を裁判所が聞くのは意味がある。寺原さん、同性婚テーマのHPだが、夫婦別姓も青野さんが同様のHPを立ち上げられている。淳さん、国会メーターの意義はあると説かれました。
 自民の総裁選、選挙でも夫婦別姓はテーマになり、国会で何十年論議されても国民は置き去りと寺原さん説かれて、木村さん、夫婦別姓で明治時代の伝統がなくなるというのは嘘、明治の伝統は日本国憲法にて家制度否定でなくなり、明治憲法だと家制度を前提、明治は強制的に夫の氏しか名乗れない、明治の夫婦同姓は女性も氏を名乗れるように、女性に配慮のもの。そして戦後は新しい家族を作るもの、今の氏は戦前と全く異なり、夫婦別姓は夫のものを引き継いだものではなく、新しい氏であり、入籍は間違い、新しい籍を作ったことになり、先祖伝来、昔からの氏などではない。
 淳さん、夫婦別姓に反対する人がどういうかと問われて、寺原さん、戦前からの惰性のもの、木村さん、明治の伝統は、お前はもう死んでいる。夫の氏にしても、夫のものを継いだのではなく、新しい氏。淳さん、雷に打たれたようなものだと説かれて、島田さん、夫婦別姓、氏を変えたくないのは男女同じなのに、オッサンがそれを維持したいと説かれました。
 岸田氏は夫婦別姓の議連にいたと説かれて、寺原さん、岸田氏は信念では賛成なのに日本会議に配慮して腰砕け、しかし96年に夫婦別姓の制度への布石が作られて、今の戸籍制度で夫婦別姓はOKになり、筆頭が男女どちらかだけで、夫婦同姓には無意味、旧姓も検索OK、通称使用の方がかえってお金がかかる。木村さん、岸田氏、話しを聴くというが、法律をまず読むように、聞くべきでないもの(=日本会議)の声を聞くなと説かれて、木村さん、明日の沖縄タイムスのコラムでこれを書かれるのです。
 選択的夫婦別姓を認めていないのは日本だけ、それで分断というのはおかしい、子供がかわいそうというのは、論理をすり替え、大人になると別の氏を選べるようになるべきと木村さん説かれて、寺原さん、今結婚できない家族があるのに、法律的に家族として認めるべき。木村さん、そういう子供のかわいそうという声を聞くべきとあり、リスナーの声は反対の意見に木村さん、寺原さん見事に論破されていました。寺原さん、家族の氏が違い成立するものだと説かれて、木村さん、子供を持ちだして親を批判するのは、子供の氏を守れというのは尊厳を否定する、別氏のものを差別するのは人権否定だと説かれて。淳さんも、選択が抜けていると言われて、木村さんも選択的夫婦同姓との見方もあると言われて、少数のために云々も人権否定だとも説かれて、賛成の方、婿養子の問題を語るもの、家制度が今もあるとの声があり、木村さん、1947年以降は明治の氏は否定されていると説かれました。以上、木村さん、寺原さんのお話でした。

 

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