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【現代思想とジャーナリスト精神】

2020東京都知事選結果序説ー骨格


都知事選で、立民支持層のトップ、共産支持層の二番手が小池候補であることをずっと考えていた。私は、幼児と親の関係を仮託する。コロナで脅威の恐怖感を深層に刻まれたひとにとって、暗中模索ながら小池知事が東奔西走する姿と言葉は都民に一定の心理的安定をもたらした。その延長に知事選があった。



都知事選総括で、前回と比較し、鳥越俊太郎氏得票=宇都宮健児候補+山本太郎候補とみ、前回の小池候補+増田候補=今回の小池百合子候補得票と見る見方がある。数字的には妥当。だが大きく異なるのはコロナ禍による選挙手法の相違だ。最初マスコミは「自民党本部公明党は小池候補を支持」と報道。いつのまにか小池氏支持受けず、となった。都民の不安心理をとらえ党派色を消すことでコロナ不安解消という深層心理に働きかけた。ここに自民党インターネット戦略の読みがあり結果へ連なる。



反小池派側で、山本太郎氏とれいわ新選を批判するツイートが目立つ。
念のために言えば、宇都宮健児氏は山本氏を選挙の前も後も非難をしていない。れいわの一員の不穏当な発言も、公的に本人の謝罪と政党の公式見解で、自分たちの中の偏見を見つめる機会にしたいと述べている。



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